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#二十五絃箏
「第9回 山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル ~手繰る、みちしるべ~」
昨年行きそびれてしまった山本亜美さんのリサイタル。
ようやく行くことが出来ました。
今年のテーマは「手繰る、みちしるべ」
様々なご縁が繋がり実現したという、貴重なプログラムを披露してくださいました。
まずは何と言っても、「太助箏」
江戸時代の名工、菊岡太助が作った箏が、100年以上の時を超えて、舞台に登場しました。
美術館のコレクションになってもおかしくない、骨董品のような楽器です。
それが、
「公園通りクラシックスProject 佐藤紀雄 公園通りプロデュース シリーズVol.17」
連日の暑さで停滞気味の脳みそには、現代音楽の刺激が必要!
ということで、真昼の渋谷に行ってまいりました。
トロンボーンと二十五絃箏。
この組み合わせを聴くのは初めてです。
トロンボーンは村田厚生さん。
二十五絃箏は、実は密かに大ファンの木村麻耶さん。
木村さんは、演奏はもちろん、歌声も大好きなのです。
演奏された4曲、いずれも、曲も楽しく演奏も素晴らしく、とても楽しかったです。
一人でした
「日本歌曲協会「春のステージ2023」アンサンブルの多様性を求めて」
年に2回、春と秋に開催される、日本歌曲協会の「邦楽器とともに」
ピアノ伴奏で歌われることの多い声楽家の方が、このステージでは邦楽器とともに、日本語の歌を歌います。
今回は「アンサンブルの多様性を求めて」というテーマで、様々な楽器が奏でられました。
美しい「幽かなるもの~一枚の絵より~」ソプラノと箏・十七絃・ヴァイオリン
力強い「朱夏抒情」ソプラノと箏・三絃・尺八
楽しい「都々逸どいどい」メゾソ
「二十五絃箏製作30周年記念フェスティバルコンサート」
野坂操寿先生が二十五絃箏を製作されて30周年とのことで開催されたコンサートです。
二十五絃箏ばかり16組。
13時から19時(途中休憩あり)という長丁場。
聴くにも覚悟がいるなあと身構えて行きましたが、あっという間でした。
なにしろ、出演者の皆さまが、一度は聴いてみたかった演奏家の方ばかり!
コロナだったり、遠方でご活躍の方だったり、タイミングがどうしても合わなかったりして、泣く泣く諦めていた方