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古代祭祀跡 天神神社さん「元伊勢」神社セレクト(伊勢迄編)4 ことの葉綴り一〇三〇

今年最後の寅の日

おはようございます。十二月二十七日(火)の暦は、六曜は「仏滅」ですが、六曜は、すべてが満たされる「みつ」。祭祀、お参り、婚礼、お祝いごと、引越し、旅行、建築、種まき、新規事業に吉。ただし控えめにしてよしの日です。
二十八宿は「しつ」で、祭祀、お参り、祈願始め、婚礼、お祝いごとに吉。
そして、“千里を往き千里を還る”虎にちなみ、出したお金がすぐに戻るとされる金運招来の「寅の日」です。旅立ちにもよしです。
冬ばれでお天気もいいですね。
昨日から、掃除、洗濯。そして歯科医(歯にヒビが入っていて、急遽半分抜糸になりました。涙)。
今日も朝は、「元伊勢」勉強会をして、午後から、お掃除頑張ります(^^)カーテンもお洗濯して気持ちいいです!
皆さんも、お元気でお過ごしくださいね。


神戸神社

お参りしてほしい「元伊勢」神社セレクト(伊勢迄編)3+1

倭姫命やまとひめのみことさまが、今から約二千年前、天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りされるまでに、各地をご巡幸された先々で、皇太神さまをお祀りした宮処を「元伊勢」といいます。
今年の春か4~5回に分けて「元伊勢」巡りをしてきました。
「お参りのおすすめはどこ?」と、聞かれて「全部~」と言ってるのですが、もし、お参りしたい人がいらっしゃったときに、目安になればと、勝手にセレクトしています。
ただ、三十ほどのお宮があり、おすすめが本当に多いので、タイプ別にわけてご紹介します。

伊勢迄編では、
阿紀神社さん(奈良県宇陀市大宇陀迫間252)

篠畑神社さん(奈良県宇陀市榛原山辺三2235)


神戸神社さん(三重県伊賀市上神戸317)

の三社を選んでみました。

そして、どうしても、もう1つ付け加えたい!!(苦笑)と、+1のお宮も!!

天神神社

古代祭祀跡、天照大御神様の御船代石

同じ伊勢迄編でも、前の三つは、奈良県と三重県と県をまたいでいますが、車だと1時間強あれば移動できるので、1日で三社をお参りできます。

倭姫命やまとひめのみことさまのご巡幸の“はじまり”のお宮です。

さて、+1で、「ぜひお参りしてみてほしい」というのは、ちょっと距離があります。

それは、岐阜県瑞穂市居倉の「天神神社」さんです。
倭姫命世記やまとひめのみことせいき』では、大和国→伊賀国→そして、琵琶湖の淡海国へ。
そこから、揖斐川、木曽川と、大きな河川にそい、ご巡幸されていきます。

ご巡幸地の「伊久良河宮いくらのかわのみや」とされている「天神神社」さん。

「天神神社」さんは、東海線の大垣駅から車で20~30分ほどの距離にあります。
住宅街にご鎮座する神社なのですが、参道を進み、拝殿でお参りをして……。


本殿の奥に歩みを進めると、そこには「古代祭祀遺跡」がのこっているのです。

神さまの宿る石「天照大御神御船代石みふなしろいし」と、「倭姫命御腰懸石こしかけいし」が、並んでいるのです。
そこには、天照大御神さまをお祀りする神明宮と、倭姫宮がご鎮座されています。
決して大きくはありません。
派手なみどころがあるわけでもありません。

けれど、この、古代祭祀跡は、昔は禁足地。
このご神域を守るように竹林に囲まれていて、風に竹の笹がそよぐ中、静けさと厳かさを味わえます。

かなり遠いですが、「お参りにこれてよかった」と感じた聖域なのです。
二千年前に想いを馳せられる、今も、大切に守られているご神域に感動したのです。
なので、+1でセレクトしてみました(^^)


―次回へ

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