春の土用 緑茶を味わおう 四月十六日ことのは綴り 其の四六
土用入り
おはようございます。更新復帰33回目。テレワークのおかげで日々綴っています。
夜眠るのも早くなったせいか、夜明けとともに目が覚めて窓を開けると、
小鳥さんたちが、すでに元気そうに囀っています。
♪チュンチュン、♬キュルキュルキュル、(^^♪パタパタパタ
小鳥さんの音色も、高音、少し低め、 どこで歌っているかによってそれぞれ違っていて、 合唱しているかのよう。
スマホに手を伸ばすのを止めて、
しばし目を閉じて小鳥さんの囀りの“合唱”に耳をすます
少し冷たい風も心地よい朝、です。
さて、神話の神さまも“失敗”されていた……神さまも神との出会いから成長されていく物語。
これから神話でも、初めてのご夫婦神となられた伊邪那岐・伊邪那美(いざなぎ・いざなみ)神さまをご紹介します。
と、その前に、今日から暦の上では「春の土用」に入ります。
土用とは季節の変わり目のこと。
陰陽五行から生まれた区切りで、
春夏秋冬の季節に入る前の、
立春、立夏、立秋、立冬という節目の前後の18日間を、
それぞれに「土用」と呼んでいます。
この土用の頃は、気温差もあり、天候も崩れやすいので、
体調を崩しやすい期間として
古来の人たちは、
“健康に気をつけましょう週間”みたいな感じで、
食や暮らしに気を付けていたのです。
夏の暑い時期に、
「土用丑の鰻を食べて元気に!」
って聞いたことありますよね。
これが、夏の土用。
いちばん有名です。
そして令和二年四月十六日は
「春の土用入り」
この18日間を過ぎると
季節は春から梅雨、初夏へと移りかわっていきます。
古の人は、「土用は土をいじることはよくない」と伝えられていて
田んぼや畑の農作業もお休みになったそうです。
また「土用」の時期は、春夏秋冬の、それぞれの季節のいちばん盛んなとき。
春だと、春爛漫の陽気ですね。
同時に、春の体調を崩しやすい時期でもあります。
お茶でビタミン補給しましょ
そんな春の土用には、
ビタミンやたんぱく質をとるのが体によい!
と、言われていて、
それが、多く含まれているのが
日本茶の緑茶!!!
今の流行り病にも「緑茶がいい」と言われていますよね。
昔の人の知恵って、すごいな~って感心します。
お茶どころの静岡県にある
「小國神社(おくにじんじゃ)」さんでは、
毎月、春四月の十八日に近い土日に
一年でもっとも大切なご神事「例祭」があり、
お神輿も練り歩き、
お茶どころなので、「献茶祭」も行われています。
小國神社さんにお祀りされているのは
大己貴命様。
そう、大国主神様の別のお名前です。
だいこく様として、1460年以上も前から
遠江国(遠州)をお守りされています。
縁結びのご神木もあるそうです。
境内には、「小國ことまち横丁」があって
和風の蔵のような小町に
お茶屋さん、茶寮、カフェがあるんです。
お茶の爪放題の実演販売も、あるそう。
今年は、どうなのでしょう?
一度、お参りして、お茶詰め放題したい!
そう、思っています。
そんな楽しみは、とっておこう。
春の土用
家ですごもりする時間も増えています。
ゆっくり日本茶を煎れて
一服してみませんか?
お湯は80℃ほどにして
急須で緑茶を煎れて。
まずは、緑茶の香りも、
じっくり鼻で味わって。
そして、一口一口
ビタミン豊富なお茶の
甘みと苦みの調和した
美味しいお茶を
ゆっくりといただきましょう
ちなみに、私は、茎茶「雁が音(かりがね)」という
玉露などの茎のお茶が、
甘味があってお気に入り。
加賀の棒茶も……好き。
どうやら茎茶が好きなようです。
あとは、抹茶入り緑茶も好き。
お茶もいろいろな種類がありますね。
お気に入りの日本茶をみつけてみてはいかがでしょう。
そして、春の土用も、お茶のビタミン
おうちで元気に、過ごしましょう。
日本初のご夫婦神さまをご紹介は、次からになりました(^^)が、宜しくお願いいたします。
今日も、佳日でありますように♡
―次回へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?