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八幡大神様と三女神の比売大神 神話は今も生きている ことの葉綴り六六八
納めのお不動さま
おはようございます。早いもので残り今日を入れて令和三年も残り四日となりました。
やはり歳の瀬は、バタバタですね~(苦笑)。新幹線に乗り移動するのに、都の無料検査を受けることができました!
私は元旦は、神社で初詣のご祈祷の奉職なので。
さて十二月二十八日(火)は、年内最後の「納めの不動」さんのご縁日です。
お不動様をお祀りするお寺では、護摩炊きがおこなわれて、今年一年、お守りくださったお札やお守りを炎へとお炊き上げて、感謝します。
私たちも、一年間の“煩悩”を炎へと昇華して(^^)、無事に過ごせたことを感謝したいですね。
さて、暦は、六曜は、大安吉日! 万事よし。終日吉!
十二直も「開」で、開き通じる日。運を拓くためにお参り、祭祀、建築など吉。きっと大掃除もいいはず!!(^^)
二十八宿は「室」も、祭祀、お参り、祈願はじめ、婚礼、お祝い事に吉。
分散参拝がおこなわれているので、お参りにもいいですね。そして玄関にしめ縄も飾りたいですね。私は移動日です。
八幡神社の比売大神さまとは?
第十五代、応神天皇さまのご神霊である、八幡大神さまがお祀りされているのが、全国に四万社ある八幡宮さま。
そして八幡宮さまには、八幡大神様と共に、応神天皇さまの母、神功皇后さま(息長帯姫命が聖母神としてお祀りされていると前回ご紹介しました。
そして、八幡神社の総本宮「宇佐神宮」をはじめ、京都の「石清水八幡宮」さま、鎌倉の「鶴岡八幡宮」さまの「日本三大八幡宮」には、応神天皇さま、母、神功皇后さま
とともに「比売大神」さまがお祀りされています。
この「比売大神」さまって、どんな姫さまなのでしょうか?
それは、最初に八幡大神さまが、顕現されてお祀りされた「宇佐神宮」さまと関係しています。
「比売大神」さまは、一柱ではなく三柱の姫神さまです。
多岐津姫命さま
市杵島姫命さま
多紀理姫命さま
こちらの三女神さまが、「比売大神」さまです。
お名前聞いたことありませんか?
こちらは神代の神話の物語に登場されます。
天照大御神さまの高天原に、弟神の須佐之男命様がやってきたとき、心の清らかさを証明するための「誓約」をおこなわれて、誕生された海の女神さまです。
詳しくは、以前の神話の物語をご覧くださいね。
多岐津姫命さまは、湍津姫命さま、田寸津比売命とも言われます。
市杵島姫命さまは、弁財天さまとしても知られていますし、市寸島比売神と書いたり、狭依毘売命とも呼ばれています。
多紀理姫命さまも、奥津島比売神・田心姫神
「宗像三女神」として知られ、福岡県の「宗像大社」さま、広島県の「厳島神社」さま、「宮地嶽神社」さまにお祀りされている、海の女神として航海の安全(交通安全)、学問・芸術の上達、財運と、私たちの幸せを守護してくださっています。
幸せを守護してくださる三女神さま
この三女神さまが、八幡宮にお祀りされている理由は、八幡大神さまが、宇佐の神宮に顕現される前から、筑紫の宇佐嶋(宇佐の御許山)には、この三女神さまが、天降られたと言い伝えがあり、宇佐の地に八幡大神さまが、お祀りになられる前からの地主神さまだったのですって!
と、私たちに馴染み深い、“村の鎮守の神さまの~♪”八幡宮さまは、第十五代、応神天皇さまのご神霊で、国家守護、武家の守護神。神宮皇后さまは、聖母神、子育て、教育、そして比売神さまとは、なんと天照大御神さまと須佐之男命さまの「誓約」で誕生した三女神さま! この姫神さまがたは、財運、交通安全、学問、芸能と……まさに、八幡宮の神さまがたは、私たちが人生を生きる上での「幸せ」となる多くのことを、見守ってくださっているのですね。それが全国に四万社も!
ぜひ、みなさま、お参りなさってくださいね。
ではまた次回!
良いお年をお迎えくださいね。
―次回へ
#一度は行きたいあの場所
#みんなでつくるアルバム
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