見出し画像

光が降り注ぐ杉林「園相神社」お参りしてほしい倭姫命ご巡幸地巡り伊勢市編 ことの葉綴り一〇四五

如月朔日 大安+寅の日

こんにちは。早いもので一月も終わり。
明日から二月ですね。
如月(きさらぎ)といいますが、一年でもっとも寒く、衣をさらに着込むことから「衣更着(きさらぎ)」というのですって。美しい言葉ですね。
二月一日の暦は、六曜は、「大安吉日」で、万事に佳い大吉日。婚礼、引越し、建築、旅行、新たなことはじめも吉!
十二直は、障害を取り除く「のぞく」。医師へかかり始め、薬の飲み始め、掃除も吉。種まきもいい。花粉症の対策をはじめるのもいいですね。
二十八宿は「しん」で旅行、お祝いごと、婚礼、縁談、取引、工事、物の仕入れに吉
そして、金運招来の寅の日!!
「虎は千里を往き千里を還る」ことわざから、出したお金がすぐに戻ってくるとされます。
旅立ちにもいい日。宝くじやお財布購入もいい日。
これは、ぜひ、お朔日参りいかがでしょう。


伊勢市編 お参りしてほしい倭姫命やまとひめのみことさまご巡幸地

 

「ことの葉綴り」で、ずっとずっと、伊勢の神宮に天照大御神さまをお祀りした倭姫命さまのことを綴っています(笑)。ずっと倭姫命さまですいません(^^)。

伊勢の神宮にお鎮まりになるまでに、天照大御神さまをが、二年~四年と、一時的にお祀りされたところは、「元伊勢」とも呼ばれます。
お祀りはされていませんが、倭姫命さまが、大和から何十年もかけて旅をされたところを「ご巡幸地」といわれます。
地元の神々とも出会われて、そこにお宮を定められて。
今も、結構、ご巡幸地の神社は残っていてお参りできるのです。
しかも、有名ではありませんが、本当に素晴らしいご神域も多いです。
そこで、エリア別に「ぜひ、お参りしてほしい」お宮をご紹介しています。

今回は、伊勢市編
伊勢市って、伊勢神宮じゃないの? と思わるかもですが、神宮は、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)を含めた125のお社の総称。
今回は、伊勢市内の神社です。
なかなか3つに選べなくて……
迷った末に、次の三社にしてみました。

降り注ぐ光が美しい「園相そない神社」さん
五十鈴川と朝熊川の三角州の「鏡宮神社」さん
住宅街にご鎮座、苔の美しい「宇治山田ようだ神社」さん。


降り注ぐ光が清らかで美しい「園相そない神社」さん

まず、今回は、杉木立の陽ざしが美しい「園相そない神社」さん
住所 三重県伊勢市津村町
ご祭神 曽奈比比古命そないひこのみこと・御前神
内宮(皇大神宮)摂社

宮川に沿って走る県道22号線からすぐなのですが、
社叢に一歩入ると、静かで厳かなご神域になります。



こちらは、倭姫命さまが、瀧原宮から宮川に沿っていらしたときに、この地の園作神の曽奈比比古命そないひこのみことが、天照大御神さまのために御園を奉ったことにより定められたお宮です。

何より特徴的なのが、参道には、杉林が空に向かい立っているのですが、この杉木立の間から、天上から光がまっすぐに地上に降り注いでいて!! 
その美しいこと。
清らかなこと。


参道を歩きながら、木立に降りてくる光で、心身が清められていきます。

しばらく、そこにいたくなります(^^)


ぜひ、お天気の良い朝、光を感じながらお参りしていただきたいご神域です。


―次回へ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?