海辺に鎮まる「粟皇子神社」さん お参りしてほしい倭姫命ご巡幸地巡り 二見浦編3 ことの葉綴り一〇四三
かわいい我が家の”鷽“(うそ)
こんにちは。ホント寒いですね。皆さん、お元気してますか?
亀戸天神さんの「うそ替え神事」お参りして、ことしの“鷽”(うそ)さんを授与してもらってきました。
木彫りの鷽(うそ)さんは、木にとまっている姿をかたどっていて、一体一体、神職さんが手作りされるので、どれも全部お顔も違います。
凶事を「嘘(うそ)」にして、吉事に、取り(鳥)替える。
また、知らず知らずに人がついた「嘘」を「誠」に取り替える。
鷽(うそ)を取り替えることで、一年の吉運を招いて、開運・出世・幸せを得ることができるとされます。
東京の「亀戸天神」さんは、江戸時代後期、徳川家斉の時代、文政三年(1820年)、太宰府天満宮にならい、この「うそ替え神事」が始めたそうです。
一年間で1月24日と25日だけ授与があります。
大きさも、10種類ありますが、私は、二番目に小さな二号の鷽さんです。
厳しい寒さの中、境内には、梅や水仙の花が咲いていました。
一月二十六日(木)の暦は、六曜は、「大安吉日」。万事によい大吉日。婚礼、引越し、建築、旅行、どれもよし。
十二直は「危」で、物事を危惧する日。何ごとも控えめにしてよし。二十八宿は「奎」で、祭祀、お参り、婚礼、建築、旅行、植木の植え替えに吉の日。
そして、ご神事やお参りにいい「神吉日」です。
海辺にご鎮座する「粟皇子神社」 倭姫命さまご巡幸地 二見浦編3+1
天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りされた倭姫命さまのご巡幸地の中から、「ぜひ、お参りしてほしい」お宮を、エリア別でご紹介
二見浦編の三つ目の神社は……
神宮の125社で、ただ一社、海辺にご鎮座している「粟皇子神社」さんです!!
粟皇子神社」さん
住所 三重県伊勢市二見町松下1693-1
旅荘「海の蝶」敷地内にご鎮座
ご祭神 須佐乃乎命御玉道主命(すさのおのみことのみたまのみちぬしのみこと)
こちらは、天照大御神さまと、弟神の須佐乃乎命さまとが、神に祈り結果を占う「誓約」により誕生した女神さま。
別名を、淡海子神(あわみこのかみ)。
海岸を守護される神さまです。
倭姫命さまが、天照大御神さまを、神宮にお祀りされたあと、お供えする御贄を探しに志摩の国を巡られた帰りに出会われて、御贄を奉ったことから、淡海子神(あわみこのかみ)と名付けられ、お社を定められました。
伊勢の神宮 内宮こと皇大神宮の摂社です。
もう、なんといっても、池の浦の美しい浜辺にご鎮座されているです!!
125社ある中で、海辺にご鎮座するのは、この粟皇子神社」さんだけなのです。
境内の前にも海岸があり、後ろにも海岸があるという景勝地!
ご神域にたたずみ、目を閉じて手を合わせてお祈りしていると、波音が聞こえてきます。
自然と一つになり、耳に聞こえる波の音が、頭の中の雑念をも、流してくれて、自分の「我」が静まっていく感じがします。
それは、ぜひぜひ、お参りしてほしいです。
現在は、「海の蝶」というホテルの敷地内になりますが、ロビーで「お参りしたい」といえば、参拝させてもらえます。
詳しい物語などは、こちらをご覧くださいね。
https://note.com/kotonohatsuzuri/n/n62106e0c4b8b
https://note.com/kotonohatsuzuri/n/nc316e71a8429
次回は、さらにもう1つをご紹介します。
―次回へ
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