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「星野源」はジャンル!
今年に入って、星野源は2曲の新曲を発表した。とんでもないことになっている。彼がフェーズチェンジを繰り返すのは周知のことだが、今年はエグい。バイオの世界でゲノム編集が導入されたのと同じくらいやばい。
ジャンルは、ない。1曲目の「創造」を発表したときはオルタナティブと自らカテゴライズしていたが、さすがにJ-POPではない。そして、今回の「不思議」もまた文字通りR&B的で不思議な世界を展開している。
理由は二つある、と思う。それは、
・コロナ渦にDTMをマスターしたこと
・さらにキーボードを勉強し作曲に導入したこと。
彼は2019年まではギターで作曲してきていた。それでも驚異的なコード進行で有名だった。そこにキーボードを導入したことで音が、コードが、さらに複雑化し、「くーっ!」となるポイントがますます増えている。カッコ良すぎてのけぞる。
まず「創造」を聴いてほしい。これはNintendoスーパーマリオブラザーズ35周年のテーマソングとしてオファーされ創った曲。オマージュやこだわりがてんこ盛りで(゚Д゚)。音で遊ぶ星野源の真骨頂。まさに変態!
そして、次の「不思議」は、「着飾る恋には理由があって」(TBS)の主題歌として創られた曲。甘い声と究極に不思議なコード進行とポエティックな歌詞が相まって、とんでもないラブソングができあがっている。
私は音楽ド素人で、どこがどうすごいかなんて全然説明できないけど、とにかくこんな音を創るアーティストに出会ったことがない、という程度で理解している。
そんな凄さをちょっと別な感じで理解するために、youtube の「ゴリラと牛」さんのピアノカバーを聴いてほしい。ニュアンスは変わるけど、その音の凄さが素人でもわかるんじゃないかと。是非。
「創造」
「不思議」(フルバージョン上がってたので入れ替えました♬)
文字通り、星野源は「星野源」というジャンルになったのです!
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