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英語に関わる仕事を長いこと。米国大学大学院でMED取得。現在は日々を浪費中。 教育を憂…

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英語に関わる仕事を長いこと。米国大学大学院でMED取得。現在は日々を浪費中。 教育を憂うあまり気が滅入る日々。音楽だけが心の救い。

マガジン

  • 不具合恐怖症

    私の人生は不安でできている。そんな救われない自分の不具合恐怖症を吐露することで誰かを救いたい(失笑)

  • ちょっといい感じの英語

    良くも悪くも英語のあふれる昨今。英語学習なんてもう諦めたという人も多いかも。何だって面白くなきゃテンションも上がらないし覚えもしない。とりあえず肩の力を抜いて、いろんなもののおいしいところだけを獲得していったらどうだろう。 というわけで、ちょっとかっこいい感じのこなれた英語表現、でも気をてらったものじゃなく日常的に使われる便利な表現や言葉をを紹介しよう。英語学習という堅苦しい覚悟は捨てて「へえ~」くらいの感じで楽しんでいただきたい。

  • 私の本棚

    小説家を夢見ていた子供の頃。今は科学者を夢見ている。

  • 音楽に救われる日々

    私の人生を決めたといっても過言ではない洋楽の世界から、今はジャンルも国も関係なく、様々な音楽に浸り、逃げ、助けられる日々を過ごしています。私のワイルドな?音楽遍歴から偏愛ぐあいをつづります。

  • 科学の話をしようよ

    私は英語や国語ばっかり好きで、高校で数学から脱落し化学で赤点とるような子だったけど、大人になってから科学大好きで科学本ばっかり読んでいる。科学は死ぬほど大切で、なんなら人間世界は科学でできてるわけで、と人生後半戦で気づいたのです。でも、世間は科学に無関心。AIに人事権握られるかもしれないってのに、火星に移住する未来がやってくるかもしれないってのに。さあ、みんなで科学の話をしようよ。

最近の記事

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星野源-Spotifyの秋をを彩る

星野源の音楽活動が熱い。Spotify のビデオシングルシリーズ Go Stream で最新3曲のリラックスした小編成ライブを披露している。ドームライブでバンドメンバーと小さな円陣を組み、6万人を背にして楽し気に演奏をする、そんな星野源らしい形の、星野源らしい発信だ。 まずは、そのパフォーマンスを楽しんでほしい。(Spotifyの 無料登録でも見れるとのこと。) 星野源のすごさは何度となく書いてきた。その音楽性はジャンルを超え、周りの景色を塗り替える。芳醇なコーヒーの香り

    • 不具合その2 痛み

      今日は腰が痛い。いわゆる腰のちょっと右側が嫌な感じに痛い。最近は、というか還暦の烙印を押されてからはずっと、ほぼ毎日、体のどこかが痛い。一日一痛だ(私が作ったので読み方は各自ご自由に)。腰だの膝だの肩だの、まんべんなくいろいろな個所を周っているようだ。 最初のうちはやはり心配で整形外科に行っていた。近所のまあまあ口コミのいいおじさん(おじいさん?)先生の診察を受けた。レントゲン写真をコピーして、それを見せながらいろいろと説明し走り書きを入れる。なかなかちゃんとしているなと思

      • 不具合恐怖症 プロローグ

        人生は不具合に満ちている。少なくとも私の人生は、である。 不具合は様々な形でやってくる。何気ない日常の中に潜み、こちらが油断していると見るやひょっこり顔を出す。不具合というのは大小あって、さらに人によって解釈も位置づけも違っているので少々わかりにくい。様々な不具合が起きていても、気にしない人は気にしないし、それを楽しむ人さえいる。しかし、私にとってはどれもこれも厄介で煩わしい。不具合は私を恐怖に陥れ、絶望の淵に追い込むことすらある。 不具合は、年を取るごとにその存在感を増

        • 不具合その1 パソコン

          カタカタ 「え? 何?」 カタカタカタ 「え、どういうこと?」 キーボードを叩いても反応がない。文字が出てこない。マウスを動かすとカーソルは動くのだが。キーボードが壊れたのか?スマホでググってみたが、今ひとつ様子がわからない。このパソコンはつい5か月前ほどに有名通販サイトで買ったものだ。まあ、新品ではなく調整済みの中古ではある。でも今までサクサク動いていたし、壊れるのは早すぎるだろ。私の中のストレスゲージがアラーム音を鳴らした。 中古なので保証期間は6か月。注文履歴を見る

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          ちょっといい感じの英語⑦ silver lining

          今回からは、ちょっとテイストを変えて、私が出会った素敵な英語表現を紹介していこうかなと。 動画を見ていてふと耳にした "silver lining" 。なんだかとてもきれいな表現だけど知らないなあと。直訳すると「シルバーの裏地」。こんなことわざがあるそうな。 Every cloud has a silver lining. どんな雲でも、その裏には明るい光が差している、というような意味。苦しみの先の一筋の光、みたいな。粋ですねえ。この上の写真、こないだたまたま撮ったん

          ちょっといい感じの英語⑦ silver lining

          ちょっといい感じの英語編⑥ "deal”

          今回の言葉も、意外と「へえ」なんじゃいないかと。 "deal" そのものはあまり馴染みがないかもしれないけど、"dealer" 「ディーラー」は誰でも知ってるね。「取扱店」みたいなね。つまり、"deal"は「取り扱う」という意味を持っている。あ、"dealer"にはもう一つポーカーとか手札を「配る人」っていう意味もあるね。"deal"には「配る」という意味もある。 で、日常的に使う動詞パターン "deal with" から説明しよう。「扱う」「対処する」みたいな意味合いなん

          ちょっといい感じの英語編⑥ "deal”

          ちょっといい感じの英語編⑤ "suppose”

          今回もかなり英語っぽいテイストのいい感じの言葉”suppose”を取り上げる。めちゃくちゃ使う大事な言葉。 ネットでこの言葉の意味を調べると 「思う」「考える」 みたいなのが上位に来るよね。じゃあ、”think”は?guess”は?どう違うの?ってなる。1語1訳で飛びつくのは禁物、ほんとに。これらは全部ニュアンス違うので。「思う」と言いたいとき"suppose" を安易に突っ込んではいけない。 日本語の「思う」にだっていろんな状況がある。"suppose"はざっくり言えば

          ちょっといい感じの英語編⑤ "suppose”

          ちょっといい感じの英語編④ "figure"

          フィギュア "figure" と言えば、やっぱり私たちが知ってるのは「フィギュア」だろう。"figure"には「像」という意味がある。英語でもそこは同じ。でも、この言葉、すごくいろいろな意味があってびっくりするかも。全部は紹介しきれないので、私の気に入ってるのをピックアップしよう。 数字 まずは、名詞から。"figure" は「数字」。あれ?"number" じゃないの、って思うかも。"number" は一個一個の数字のことで、"figure"は「(意味のある)数字の塊」っ

          ちょっといい感じの英語編④ "figure"

          ちょっといい感じの英語編③ "freak"

          今回はスラング。でも日常的に使う言葉。ちょっと日本人には誤解もあったりするので、その辺のところも聞いてもらえればと。 "freak”が一番使われるのは "freak out" の形だと思う。 A: Are you OK? You look pale! B: I just saw an accident. A lot of blood on the ground. It freaked me out! 「事故に出くわして、血がいっぱい流れてて。。。すっごい怖かった!」とい

          ちょっといい感じの英語編③ "freak"

          ちょっといい感じの英語編② "decent"

          "decent" - これもなかなかいい感じですよ。発音は「ディースン」的。よく使うんだけど、意味合いがいろいろあって面白い単語。 まずは一般的なものから。 A: What do you think of John? B: He is a decent person. 「ちゃんとした人だよ。」という意味。まあちょっとざっくりしているけど「いい」とか「まとも」とか「きちんとしてる」とかいうニュアンス。すごく褒めてるわけでもない。 これは「もの」や「サービス」に使う

          ちょっといい感じの英語編② "decent"

          ちょっといい感じの英語編①  "Tad"

          今や英語なんてどこでも学べる時代。SNSやYouTube、アプリもたくさんより取り見取り。とはいうものの、英語を使いこなせるよ、っていう人はあまり増えていない気がする。 とりあえず肩の力を抜いて、いろんなもののおいしいところだけを獲得していったらどうだろう。というわけで、ちょっとかっこいい感じのこなれた英語表現を紹介しよう。英語学習という堅苦しい覚悟は捨てて「へえ~」くらいの感じで楽しんでいただきたい。 1回目は「a tad」。あまり一般的に知られていない気がするし、私も

          ちょっといい感じの英語編①  "Tad"

          生きづらいということ

          コロナ禍で引きこもり状態が長くなり正直苦しくなってきた。映画が観たいなあと思いサーチする。まだ洋画は少ないが邦画は結構新作が増えている。しかしなかなか観たいものが見つからない。どれもこれも重く暗く、どん底の絶望で足掻く人間たちの話ばかりだ。 人生の苦しさを描く傾向は今始まったわけではなく、特に日本映画はそう言う系統の物が多く秀作を生み出してきている。しかしここに来てその傾向は確実に強まっている。たぶんその理由には両面があって、実際「生きづらい」と感じる人が増えてきていること

          生きづらいということ

          Trick or treat ! 日本では トリックオアトリート!って子供が言ってる。 音節の増え方がエグい

          Trick or treat ! 日本では トリックオアトリート!って子供が言ってる。 音節の増え方がエグい

          「初恋の悪魔」と救済

          今期ダントツでベストのドラマだった。このドラマ不毛の昨今、これだけ多角的にクオリティの高いドラマは貴重だ。 ① なんといってもキャスティングが最高だ。 主演?の4人。   林遺都   仲野太賀   柄本佑   松岡茉優 もう何も言わなくても面白い。そして彼らの息の合い具合は笑えるほどだ。 脇を固める怪優たち。   安田顕   伊藤英明   田中裕子 真剣な喜劇にこれ以上の駒はない。 ②それはもう脚本が凄い。私はドラマを選ぶとき、脚本家とかあまり気にしないようにしているが、

          「初恋の悪魔」と救済

          私の本棚② 「世界史は化学でできている」

          「絶対に面白い化学入門」っていうサブタイトルなんだけど、「絶対に面白い」とか「誰にでもわかる」とかはダメ本伝説あった気がして、買う時一瞬躊躇。でも読んでみると予想外に面白かったのだ。さてはこのサブタイトル、裏をかく戦略だったのか? 科学好きの文系を称する身だけれど、化学は苦手だった。高校では生物を取ったので化学は「捨て駒」だった。今は決して嫌いじゃないけれど、苦手意識は健在だ。でも、例のごとく本屋で物色中に出会ったこの本は、装丁が可愛らしい感じで惹かれた。それに「世界史は化

          私の本棚② 「世界史は化学でできている」

          私の本棚① 「暇と退屈の倫理学」

          たくさんの本に囲まれるというのは結構心地よい。そういう気持ちが強い私の周りには本の山ができる。積読とは言い得て妙。 もちろん半分くらいは読んでいるし、中には一気読みをしたものもあるし、いつまでも撫でていたくなるほど気に入るものもある。 紹介する記念の一冊目は「暇と退屈の倫理学」である。哲学書だ。なかなか魅力的な本である。哲学書は大学時代など何冊かは読んだが、最近はあまり手にすることはなかった。先日本屋をぶらついていて、ふとタイトルが気になって衝動買いをした。何やら私のため

          私の本棚① 「暇と退屈の倫理学」