マガジンのカバー画像

ちょっといい感じの英語

7
良くも悪くも英語のあふれる昨今。英語学習なんてもう諦めたという人も多いかも。何だって面白くなきゃテンションも上がらないし覚えもしない。とりあえず肩の力を抜いて、いろんなもののおい…
運営しているクリエイター

記事一覧

ちょっといい感じの英語⑦ silver lining

今回からは、ちょっとテイストを変えて、私が出会った素敵な英語表現を紹介していこうかなと。 動画を見ていてふと耳にした "silver lining" 。なんだかとてもきれいな表現だけど知らないなあと。直訳すると「シルバーの裏地」。こんなことわざがあるそうな。 Every cloud has a silver lining. どんな雲でも、その裏には明るい光が差している、というような意味。苦しみの先の一筋の光、みたいな。粋ですねえ。この上の写真、こないだたまたま撮ったん

ちょっといい感じの英語編⑥ "deal”

今回の言葉も、意外と「へえ」なんじゃいないかと。 "deal" そのものはあまり馴染みがないかもしれないけど、"dealer" 「ディーラー」は誰でも知ってるね。「取扱店」みたいなね。つまり、"deal"は「取り扱う」という意味を持っている。あ、"dealer"にはもう一つポーカーとか手札を「配る人」っていう意味もあるね。"deal"には「配る」という意味もある。 で、日常的に使う動詞パターン "deal with" から説明しよう。「扱う」「対処する」みたいな意味合いなん

ちょっといい感じの英語編⑤ "suppose”

今回もかなり英語っぽいテイストのいい感じの言葉”suppose”を取り上げる。めちゃくちゃ使う大事な言葉。 ネットでこの言葉の意味を調べると 「思う」「考える」 みたいなのが上位に来るよね。じゃあ、”think”は?guess”は?どう違うの?ってなる。1語1訳で飛びつくのは禁物、ほんとに。これらは全部ニュアンス違うので。「思う」と言いたいとき"suppose" を安易に突っ込んではいけない。 日本語の「思う」にだっていろんな状況がある。"suppose"はざっくり言えば

ちょっといい感じの英語編④ "figure"

フィギュア "figure" と言えば、やっぱり私たちが知ってるのは「フィギュア」だろう。"figure"には「像」という意味がある。英語でもそこは同じ。でも、この言葉、すごくいろいろな意味があってびっくりするかも。全部は紹介しきれないので、私の気に入ってるのをピックアップしよう。 数字 まずは、名詞から。"figure" は「数字」。あれ?"number" じゃないの、って思うかも。"number" は一個一個の数字のことで、"figure"は「(意味のある)数字の塊」っ

ちょっといい感じの英語編③ "freak"

今回はスラング。でも日常的に使う言葉。ちょっと日本人には誤解もあったりするので、その辺のところも聞いてもらえればと。 "freak”が一番使われるのは "freak out" の形だと思う。 A: Are you OK? You look pale! B: I just saw an accident. A lot of blood on the ground. It freaked me out! 「事故に出くわして、血がいっぱい流れてて。。。すっごい怖かった!」とい

ちょっといい感じの英語編② "decent"

"decent" - これもなかなかいい感じですよ。発音は「ディースン」的。よく使うんだけど、意味合いがいろいろあって面白い単語。 まずは一般的なものから。 A: What do you think of John? B: He is a decent person. 「ちゃんとした人だよ。」という意味。まあちょっとざっくりしているけど「いい」とか「まとも」とか「きちんとしてる」とかいうニュアンス。すごく褒めてるわけでもない。 これは「もの」や「サービス」に使う

ちょっといい感じの英語編①  "Tad"

今や英語なんてどこでも学べる時代。SNSやYouTube、アプリもたくさんより取り見取り。とはいうものの、英語を使いこなせるよ、っていう人はあまり増えていない気がする。 とりあえず肩の力を抜いて、いろんなもののおいしいところだけを獲得していったらどうだろう。というわけで、ちょっとかっこいい感じのこなれた英語表現を紹介しよう。英語学習という堅苦しい覚悟は捨てて「へえ~」くらいの感じで楽しんでいただきたい。 1回目は「a tad」。あまり一般的に知られていない気がするし、私も