ちょっといい感じの英語編⑥ "deal”
今回の言葉も、意外と「へえ」なんじゃいないかと。
"deal" そのものはあまり馴染みがないかもしれないけど、"dealer" 「ディーラー」は誰でも知ってるね。「取扱店」みたいなね。つまり、"deal"は「取り扱う」という意味を持っている。あ、"dealer"にはもう一つポーカーとか手札を「配る人」っていう意味もあるね。"deal"には「配る」という意味もある。
で、日常的に使う動詞パターン "deal with" から説明しよう。「扱う」「対処する」みたいな意味合いなんだけど、本当はもっとふわっとしてるから、まずは例文を。
I don't want to deal with you anymore.
どうかな?「君とはもう関わりたくない。」くらいの意味なのだ。じゃあ、これはどうだ。
John is very easy to deal with.
「ジョンはとても付き合いやすい人だよ。」
まあ根っこは一緒なんだけど、訳ってなると必ずしも「対処する」とはならない。
さて、ここからは名詞。例文を先に出しておこう。
A: Hey, what's the deal?
B: We did it. We closed a good deal with the company.
ちょっとトリッキーだけど、最初の"deal" と次の "deal" は意味合いが違う。
「おい、どうした?」
「やったよ! あの会社といい取引が成立したんだ!」
つまり、最初のはどういう「状況」なのかと聞いていて、次の答えは「取引」がうまくいったと言っている。
ここからはもっとスラングっぽい表現。
A: You've got to hurry. You'll miss the party!
B: Big deal.
「急がないとパーティ終わっちゃうぞ。」
「どうでもいいよ。」
逆に"Big deal" ではないというニュアンスなので言い方が大事。どうでもいい感じを込めて、Big と deal 両方にストレスを置いて言うとそれらしい。ちなみに、"No big deal."というと「大丈夫、大したことじゃない」という意味になる。
この"deal"という言葉、まだほかにも使い方あるんだけど、今回はここまで。
次回もよろしく<(_ _)>
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