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言葉の使い方(条件世界学問書){完}

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著者 ディクーチェ・オビリオ 訳者Midi
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#人間関係

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){九、最終判断は好き嫌いで}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){九、最終判断は好き嫌いで}

ここに来てかなり身もふたもないことを言っていると思うでしょうがこれは結局人間というのは思っているよりも好き嫌いで人との関係を決めているということです。

人は色々弁明や言い訳をしますが結局のところその人が好きだから一緒に過ごし嫌いだから遠ざけるのです。

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){八、言葉遣いは柔らかく丁寧に}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){八、言葉遣いは柔らかく丁寧に}

意外にも多くの人がこれが出来ていません。

気持ちを言葉にするといっても感情をそのまま伝えればいいという単純なものではありません。

気持ちと考えを共存させその両方を伝えることを心がけてください。

また感情に関わる語彙を増やしてみてください。

そうすれば以前とは見違えるほどあなたの気持ちは相手に伝わるようになるでしょう。

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){六、関係に決まった答えはない}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){六、関係に決まった答えはない}

人間関係に決まった正解はありません。

友達が多いから良いというわけでもないですし「少ないからダメだ!」ということもありません。

あなたに適した関係性を作ることが出来ればいいのです。

「友達はいらない!」という人はそれも1つの考えですし「沢山欲しいけど深くは嫌だ・・・」というのもどれも答えの1つです。

自分が納得できる関係を目指してください。

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){三、被害者意識をアピールしない}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){三、被害者意識をアピールしない}

よく相手から辛い言葉を浴びせられた人がやることですがさもあなたの言葉で「私はこんなに傷ついているのよ」とアピールをして自尊心を保とうとする人がいますがそれはやめましょう。

そのようなことをしてもあとであなたが辛くなるだけです。

またあまりにも過剰である場合。

本当に辛いのか?と信用されなくなります。

なのでやめましょう。

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){ニ、同調圧力を示さない}

言葉の使い方(二章、関係性を保つ上で大切な心得){ニ、同調圧力を示さない}

相手が自分と違った考えだからといってあなたにとって理解出来ないことを言っているからといってその考えを排除しようとしないでください。

月並みな言い方ですが世の中には色々な人がいますし、その人ひとりひとり複数の考えや側面を持っています。

殆どの人は一貫性など持っていません。

人は理屈では判断できません。

一貫性や理屈で判断できる面は社会性で作られた顔だと考えてください。

言葉では表せないとこ

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言葉の使い方(はじめに)

言葉の使い方(はじめに)

この本は人間なら誰しもが苦心する人間関係における「言葉の使い方」を記述致します。

まず皆さん人間関係が上手くいっていないと感じているならば断言します。

あなたは無自覚に相手を不快にさせる言葉を使っていることを。

自覚して使っているならばその人は逆に言葉の使い方を知っています。

悪い使い方ですが。

しかし当書では相手を不快にさせるような言葉の使い方は記述致しません。

人間関係をとりあえず

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