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雑記

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記事一覧

雨、急に

雨、急に

風の音かと思った。
柔らかな風が継続的に吹いて、気気を揺らしては葉が擦りあっているのかと思った。
すぐには雨と気づかなかった。
数秒の間を置いてから、洗濯物を干していたことを思い出す。
窓を開けた瞬間の冷気は少し心地が良かった。
屋根の下の洗濯物、ハンガーが少し濡れている。
雨音をたくさん浴びたいが、急な割に、もしくは急な分だけ勢いのある雨は我が部屋へと侵入するだろう。
閉め切った窓からでも聞こえ

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10852円の休日

10852円の休日

何かしたいことがあるわけでもないが、何かしないともったいない。そういった時に、買い物というのは、買うべきものがあるというのは都合が良い。

何よりも買う必要があるのは、白餡だった。
惹かれる銘々皿を見つけたので、これはついに、練り切りを始める時だと、「練り切り レシピ」で必要とされし物を買い集めたのだが、行きつけのスーパーその1には白餡がなかった。なので、行きつけのスーパーその2はと探し求めに行く

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再開

再開

なにも成長してないような日々です。この数ヶ月で、いや、数年で、なにができるようになったでしょうか。明確なものがありません。その場しのぎの小さな知識を積み重ねているだけです。そんなその場しのぎが、自分がしたいことでなく、必要なことなのだから、わたしは苦しい。

自分がどこに向かっているのか、今一度考えねばなりません。憧れたもの、なりたいもの、したいこと、作りたいもの、触れたいもの。あるね、あるある。

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小田原「御幸の浜」と石拾い

小田原「御幸の浜」と石拾い

何度か小田原に出かけることはあったけれど
海まで足を伸ばしたのは初めてだった。

海の(浜の)の名称は後から調べて思い出しだけだが、気になる雑貨屋の近くが海だと気づいて赴いた。高速道路の高架下のトンネルから海が輝いて覗く。トンネルの暗闇に浸れば、光は白色となる。波の音へと近づいてゆく。

抜ければ、横目にズラッとテトラポットが並び、そして一面が海であった。勿論、青空。
テトラポットに座るおじさんが

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十の我慢、一の功績

十の我慢、一の功績

メモするものを持たないときに思い付きをするのはなぜだろう。

シャワーを浴びようと服を脱ぎ切ったところで
「十の我慢、一の功績」
と脈絡もなく思いつき、忘れないようにと頭の中で繰り返して、なんとかノートに書き残した次第であります。

そして、これが何か核心を捉えたのかはわからずですが、今思いついたからには、今のわたしに必要なのかもしれません。一旦、従うことにしてみます。

休職、かつ、休養期間もあ

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5.15休養日記

5.15休養日記

実家へ帰ってきて、「市役所へ行く」という真っ当な用事を手に入れた。約40日の休職期間の為に、社会保険から国民保険への移行を要されている。並びに、マイナンバーカードの更新もせねばならぬ。何にせよ、用事たる用事があるというのは面倒でもあるが、すべきことに追われる安心もあり、悪くない1日だろう。

その前に、3月ごろに歯の詰め物が取れてしまっていて、その治療を歯科医師である実親にお願いする。有難い話だ。

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書くこと

書くこと

ずっと前に少しだけ書いていたnote。
記事は消してしまったけれど、また書いていこうと思います。

最近、わたしの中で何かが動いたらしく、少しずつやりたいことが見えてきたかもしれない。大きな、夢のようなことは置いといて、小さなやりたいことがちらほらと。

noteを新たに始めると決めてからしばらくして、中学生の頃にはblogをよく書いていたものだなと思い出した。vlogなんてのも興味があるけれど、

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