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選挙なんてやめるべき

俺は選挙なんてやめるべきだと思っている。
「あなたの一票で未来が変わる」だの「世の中のことを考えるならば、まずは選挙権を行使しましょう」だの、こ~いった戯言に惑わされている場合ではないのではないか。そんなところで思考停止している場合ではないのではないか。ホント〜にそれで大丈夫なのかと俺は思う。選挙なんぞを有り難がっている場合かと。
なので、以下、何故に選挙なんぞやめるべきなのかを熱く語りたい。ついでに代替案も提示したい。異論反論は勿論受け付ける。議論は嫌いではない。いちゃもんもドンと来い。なんなら俺は売られたケンカは買う方だ。ただ、この記事で気分を害する方がいらっしゃったならば、それは心から申し訳ないとも思う。
いや、でもこんな俺の文章、そもそも読まれない。てかニーズもない。でも俺は書く。カきたいからカくのだ。出したいから出すのだ。何よりも俺自身の為に。カくことでスッキリしたいが為に、俺が出したいから出すのである。

ではまず、選挙なんぞやめるべき理由をひたすらに列挙していく。

選挙なんてやめるべき理由1
【 税金の無駄使い 】

選挙で税金がいくら使われているのかを皆さんはご存知だろ〜か。
例えば、衆議院選挙や参議院選挙のよ〜な国政選挙では毎回毎回やる度におよそ600億円の税金が使われているのだ。毎度毎度600億円である。今後はもっと増えるかも知れない。
そして国政選挙ほどではないにせよ、各首長選や都議会・県議会選挙、市議会選挙などにも当然に税金が使われている。
選挙をやめればこれらの税金は別のことに使えるわけである。俺は「選挙なんてやめるべき」とゆ〜立場なので、選挙にかけているこれらの税金は全て無駄使いだと思っている。ま、ここ数年のコロナ禍とゆ〜インフォデミックバカ騒ぎに使った過剰対策費300兆円(!)に比べたら遥かにかわいいものだとは思うが……
 

選挙なんてやめるべき理由2
【 選挙は性善説が前提 】

選挙とは性善説が前提なのである。
選挙とは、候補者と有権者が性善説に則って動き、合理的に賢く判断する、とゆ〜前提でのみ機能する仕組みだ。ま、これについては選挙以外の我々サピエンス社会の様々な仕組みについても言えることではあるのだが、選挙は特にそれが大前提であると言える。
しかし、実際の我々サピエンスはそんなに賢くはないのである。ぶっちゃけ俺を含めてほとんどのサピエンスはバカなのだ
これについての分かりやすい例を1つ挙げる。ヒトラー政権は普通選挙で誕生したのである。

 
選挙なんてやめるべき理由3
【 利権が生まれる 】

選挙があるから利権が生まれるのである。
選挙で政治家を選ぶから、業者と政治家とが結託して様々な権益を獲得しよ〜とするのである。
だから、選挙はせずに、議員は裁判員制度のよ〜に国民から無作為で選出すべきである。性別、年代、偏りなく国民から無作為で議員を選出すべきである。これについては後述する。

 
選挙なんてやめるべき理由4
【 一票の格差問題が発生する 】

選挙なんぞしているからこんな問題が発生するのである。一票の価値が有権者によって異なるのに「民主主義」とは笑わせる。選挙ではない他の民主主義の方法を考えるべきである。
因みに、俺が居住する選挙区は「自民党の世襲くそボンボン候補者」か「その対抗馬である色々な野党を転々としている反自民なだけの根無し草のよ〜な候補者」のニ択みたいな感じだ。その二人から選べと。それが選挙だと。例え選択肢が増えたとしても、せいぜいあとはそれに共産党系の候補者や幸福の科学からの候補者が増える程度である。
これら候補者に俺が一票投じたところで世の中がど~変わるとゆ〜のか。しかもその一票が他の人の一票とは当価値ではないのに。てか、毎度の顔ぶれでぶっちゃけ投票したい人がおらん。
 

選挙なんてやめるべき理由5
【 組織票の問題、シルバー民主主義の問題】

現在の選挙制度を続ける以上、組織票の問題がど~してもついて回る。政治家は票が欲し〜のである。ならば票になる、確実に票となる宗教団体や利権団体とど~しても密接にならざるを得ないのである。
なので政教分離原則が有耶無耶になるし、利権団体に便宜を図ってしまうのである。昨今明るみになった自民党と統一教会とのズブズブな関係の問題なんかがその最たる例である。何故アホみたいにゼニ儲けしている様々な宗教団体が非課税なのかを今一度考えてみて欲し〜ところである。
また、現在の選挙制度では「投票ピラミッド」の層が厚いところをど〜しても優遇してしまうのである。なぜならばそこが「票田」だからである。従って、現在の日本のよ〜な人口ピラミッドの社会、小少子高齢化社会では、「シルバー民主主義」とゆ〜問題が発生してしまう。行き過ぎた高齢者優遇政策が世代間の格差を広げ、また、国の存続を脅かすまでになってしまうのだ(勿論、高齢者間でも制度に守られている側と制度に守られていない側での格差は広がっている)。
 

選挙なんてやめるべき理由6
【 ポピュリズム、衆愚政治の問題 】

ポピュリズムが完全に悪いとは言わない。しかし現在の選挙では票になるところに迎合していくのである。早い話し、例え世論がどんどんアホになったとしても、その世論を形成するアホな大衆に迎合せざるを得ないのである。今の選挙は古代ギリシャから言われ続けている衆愚政治にど~してもなりがちなのである。
また、我々大衆はあっさりと簡単にデマゴーグとマスコミに踊らされ煽られてしまう存在なのである。で、それにより愚かな世論が形成されて選挙をしたらど~なるのかとゆ〜話しである。
しかも、我々サピエンスなんぞただのしがないサルでしかないのである。我々サピエンスとは基本、自分のことを優先順位の第一位に考えてしまう生き物なのである。そんな我々大衆が天下国家のことや国家百年の計についての様々な判断を正確に出来るのかとゆ〜話しである。
↑上でも述べたよ〜に、選挙とは性善説を前提としているのである。我々サピエンス社会の構成員皆が皆、性善説に則って動き、合理的に賢く判断することが前提で選挙とは行われるのである。ホント〜に今の選挙で大丈夫なのかとゆ〜話しである。

 

選挙なんてやめるべき理由7
【 その他、選挙をやめるべき理由を列挙】

その他、上記以外にも俺が思う選挙をやめるべき理由を以下に列挙しておく。
・意思として白票を投じても無効票としてしかカウントされない。白票で意思を表すことが出来ない。
・消去法でいくと入れたい候補者も入れたい政党もなくなる。
・元芸能人のよ〜な客寄せパンダ的な候補者がど~しても登場してしまう(ま、必ずしも悪いとは言わないが)。
・政治家になろ〜とするには、ゼニが沢山いるし、仕事を辞めて立候補するにはリスクがあり過ぎる。なので、世襲議員や各政党の言いなり議員みたいな議員ばかりになってしまう。また、その結果、有能な人が政治家にならなかったり、なったとしても政党や派閥の論理に埋もれてしまう。
・投票することで我々大衆は「政治に参加した」とゆ〜気分になり庶民のガス抜きになってしまっている。
・「選挙」とゆ〜名のただの祭りになっている(ま〜、祭り自体は我々サピエンスに必要なものではあるが)。
・あらゆる責任を有権者に責任転嫁出来る(選んだ人間が悪いとゆ〜言い逃れが出来てしまう)。
・「選挙」自体が目的となっており、「選挙とは民主主義の1つのやり方にすぎない」とゆ〜意識が全く形成されない。従って、選挙のやり方自体を見直すとゆ〜議論がなされない。
・その他もっと細かいことが諸々と……
 

以上、俺が選挙なんてやめるべきだと思う理由を列挙した。
では次に、選挙にやめてど~すべきなのかを考えてみたい。


まずは、ウィンストン・チャーチルの言葉を紹介する。

これまでも多くの政治体制が試みられてきたし、またこれからも過ちと悲哀にみちたこの世界中で試みられていくだろう。民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にも出来ない。実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。

ウィンストン・チャーチル

我々は民主主義をより進歩させるべきであろう。
その為には選挙なんぞに囚われていてはなならない。では、ど~すべきかについて俺の意見を提示したい。

【 議員は国民から無作為に選出する 】

↑上でも少し述べたが、選挙はやめて、議員は国民から無作為に選出すれば良いと思う。なんなら、あみだくじでもかまわん。
裁判員制度の裁判員のよ〜に国民から無作為で選出するのである。期間を1年なりにして、その間だけ議員になってもらえば良いのである。
「素人が大丈夫なのか?」いや、それについての返事としては、政治家とは何のプロなのだとゆ〜話しだ。利権のプロか?政局のプロか?票集めのプロか?組織内パワーゲームのプロか?
世の中には様々な問題があるのだ。で、世の中には様々な問題についての様々な専門家やプロ、学者がいるのだ。それらがシンクタンクとなって、様々な政策は決められていくのである。だからシンクタンクさえあれば良い。あとは国民から無作為で選出された議員がそれぞれの政策について、それぞれのシンクタンクの意見を聞きながら議決すれば良い。その方がよほど民意が反映されるのではないだろ〜か。
「そんな政策だなんて決められない」とは言わせない。なぜならば、選挙とは自分の意見を代わりに議会で言ってくれる「代議士」を選んでいるわけだからだ。代議士に代弁してもらうのではなく、議員になった場合は自分で直接言うだけの話しである。
これが俺の望む民主主義のかたちである。
勿論、選出にあたっては年代の偏りがあってはならない。10代、20代、30代、40代、50代、 60代、70代、80代…それぞれの年代から同じ数だけ選出するべきである。その方が世代間の不平等がなくて良い。勿論、男女同数にするのは言うまでもない。その中には、無作為に選出することにより、当然にLGBTQといった人々が含まれる場合もあるだろう。こ~することで、シルバー民主主義のよ〜な弊害を無くすのだ。様々な偏りを無くすのだ。
如何だろ〜か。せめて衆議院か参議院かのどちらかをこの方法にしてみてはど~か。あるいは地方議会から始めるとかは如何か。ぶっちゃけ、今の選挙なんかよりも遥かにマシな感じはしないだろ〜か。
 

【 その他の方法として 】

↑上で述べた「議員は国民から無作為に選出」が俺の理想だが、こんな選挙はど~だろ〜か、とゆ〜ものもあるので軽く触れておく。

・国民1人1人が例えば100ポイントの投票権利を持つ。
・そのポイントをそれぞれの支持する政策に投票する。
・あくまでも「政策」に投票するのであって、「候補者」や「政党」には投票しない。人や組織に投票するのではなく、支持する「政策」に投票するのだ。
・ポイントは例えば年代別に差があってもよい。未来のある若者の方がポイント数は多く、以後、年代が上がるにつれてポイント数は減る等。
・あるいは、子供がいる世帯は子供の分のポイントが保護者に与えられる等。

以上、簡単に説明したが、↑上記のよ〜な選挙は如何だろ〜か。

また、「ハイブリッド民主主義」なんてものを考えている頭の良い方もいる。ご興味ある方は是非↓。

 

【 最後に 】

以上、俺の選挙に対する思いの丈を語らせて頂いた。因みに俺は「選挙なんてやめるべき」とゆ〜立場なので選挙にはまず行かない。ごくたま〜に投票したい対象が現れた時だけ投票に行く程度だ。
俺は選挙の度に「あ〜、この選挙、投票率が一桁とかにならね〜かな〜」なんて夢見ている。せめて投票率が10%代にでもなれば「え?選挙って意味あるの?」みたいな世論になって選挙と民主主義に対するより突っ込んだ議論がなされるのでは?と夢見ている。
なので、ニュースで「今回の選挙の投票率は50%でした」なんて報道を見ると、俺は選挙に行ってない50%を勝手に同胞と思い愛すことにしている。選挙に行かない人間達を「頼もし〜仲間達よ」と勝手に思っている。
たまに「選挙を積極的にボイコットしませんか?」みたいな署名がある時は、俺は積極的に署名している。そんな取り組みをしている人を「あんた、国のリーダーになるべきや!」と興奮して応援してしまう。
てか、様々なビッグデータを駆使した政治家AIでも出来てそれが政治を司った方がい〜のでは?なんて思ったりもする。
ま、でも俺が生きてる間はそんなAIなんておそらくはSFの世界でしか存在しないのだろ〜し、また、議員を国民から無作為で選ぶなんてこともないのだろ〜。だから、せめて投票率が下がり続けることを祈るしかない。下がれ〜。下がれ〜。投票率下がれ〜(←めっちゃイヤな奴でごめんなさい)。
ま、それでも書きたいことをそれなりに書いたのでちょっとはスッキリはした。
 
 
追記!
やらぽんさんがこの記事をご紹介して下さいました!






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