書く部｜みんなでつくるマガジン

デジタル化が進む病院で見た孤独について。

よく晴れた日だった。初秋の東京の気温は、34℃でまだまだ暑い。暑いからだろうか。いつものように消化器内科へ行くと、受付でおじいさんが怒鳴っていた。よくよく話を聴くと、おじいさんは病院の予約をせずに来院してしまったようだ。駅前から徒歩2分の消化器内科はいつも混雑している。予約もせずに、いきなり来てしまうなんて無謀だと思った。予約なしの突然の来院は、どうしても診療が遅くなってしまう。待たせられると人はイライラするもの。受付の人に文句を言ったあと、受付の人は遅れている理由に

わたし、食べることが好きだなー

しみじみ思いました。食が好き。わたしは、いつまでだって美味しそうな料理を眺めてられる。そんなだからインスタグラムに次々と、「あなたにオススメ」て近辺のレストランやら表示されて。て、近辺⁈ 位置情報は明示しないようにしてるのに、電車で20分圏内くらいの場所が現れるんだよなー。不思議の塊でしかない。毎日のように見てるのは、栗原はるみさんと、台湾料理を紹介してる方の分。ときに真似っこしてて。こちらで紹介されてるものほど、本格的には出来ないけど。素朴なものなら、いちよ

【好き】をチカラに美容する

みなさまごきげんよう、スキンケア、してますか。まあ余程のズボラニスタの方か私化粧品いらないんで位肌ツヨツヨさんか、他ご事情お有りな方以外はしますよね。小さい頃は親御さんにしてもらったかもしれないし、お年頃になれば自分で嗜んだり。ちなみに私のファーストスキンケアは肌水とクレアラシルだったような…懐かしい。今日は唐突かつ短めに、好きなコスメのお話を。私は化粧品の香りが好きで、香りが良いだけで効果爆上がりな気がする嗅覚有位なレディです。コスメ以外ではアロマオイル

愚かな選択を良しとする力

過去を振り返れば、「いやはや、愚かだな〜」と思う選択がいくつもあります。大人になるって不思議なことで、過去にあの選択をしたのは私なのに、今の私がそれを思い出して恥ずかしくなったり後悔したり、あんな過去は消してしまいたいと思ったりするわけです。あの時の私も、私なのに。同じ入れ物に入っているのに。なぜ、物事への判断が変わるのだろう。あの時の私は、なんだったんだろう。そんな不思議な気持ちになる最近です。でも体は3ヶ月で生まれ変わるから、3ヶ月より前の私はもう存在しな

【日記】初サンダルと足のケアと田中みな実さん

この夏、初めてペディキュアをぬった。サンダルを履くためだ。夏になってどれだけたつのだろう。履く機会はたくさんあったはずなのに、逆に暑すぎて、わたしはサンダルを履かずにスニーカーで過ごしていた。サンダルを履く気分になれなかったのだが、少し秋の気配を感じて、突然「サンダル履こ！」（参照:漫画「カラオケ行こ！」）と思った。サンダルとなるとペディキュアが塗りたくなる。手のネイルはよくするのに、サンダルを履かないとなるとペディキュアをしない。結局わたしは自分のためという

『詩』詩

網目から一つの言葉が次の言葉を救い出す彼ら、彼女らは喜び勇んであたりを自由に跳ね回る網目の向こうで言葉たちはメデューサに見入られた何ものかのように硬く閉ざされて身動き一つ取れなかった救い出されたとたん　彼ら、彼女らは柔らかくスライムのようなものになりあたりをぴょんぴょん跳ね回るのだが初めて大気に触れた遺跡のように　放っておくと言葉はたちまち劣化してしまうそこでスライムに形を与え色を与え　香りを与えて　幾たりか一纏めにして　囲いのなかに僕は彼

ペット可物件、控えめに言って最高だった

最近引っ越しました。生活エリアや予算などの諸条件がある中で、絶対に外せなかったのは「ペット可」という条件でした。しかし、子どもの学区内でペット可物件はほとんど見つかりません。不動産屋さんには、「一軒家なら大丈夫ですよ〜」と言われ続けましたが、今回は考えておらず、しばらく物件待ちの状況が続きました。そんな中、一ヶ月ほどして希望のエリアで「ペット可物件」が出たのです。すぐに内覧し、申し込みました。そして、転居してびっくり！あいさつしに行くと、両隣も、真上も、真下の人たちも

残り4か月にやりたい10のこと。

【436日目】あっという間に9月になる。今年やりたいことも年始に書き出していたのだけれど、見返してみるとまあ夢のあることも書いていたり、やけに現実的だったり。よく考えたら人生で実現したいことも書いてたんだな。来年はとりあえず１年で達成することを書こう。（将来ねこ飼って暮らすまで書いてある笑）じゃあ、とりあえず後４か月でしたい10個のこと。自分のkindle出版に関しては、最後の原稿見直し。後は登録と外部に委託、デザインの注文など。外部とのやり取り

知らなかった平日AMの世界

産休に入り、今日から仕事がない平日が始まりました。なんとなくソワソワして、会社スマホをチラ見しちゃったりしつつ…… 午前中は部屋の片付けをしてから、近所のスーパーに買い出しに出かけました。平日午前中のスーパーはほぼ行ったことがなくて、空いてるのかな？なんて勝手に思ってたのですが。とんでもなかったです。同世代の方から年配の方まで、いろんな方々で賑わっていました。生後間もない子を抱えつつ、カゴいっぱいの荷物を持つお母さん。腰を曲げながらも一人で一生懸命買い物されて

わたしはそのうち一線を越えてしまう（だが、後悔はない）

なんだか意味深ですが。いや、越えちゃうんだろうなーって。最近、グッと踏み込んで書いてるんです。とくに「書く部」の特典記事。大放談とまでは言わないけど、ま、でもそーかな。もう、クローズド（鍵かけ）であることをいいことに、好きなように書いてます。昨日は「noteにおける人付き合い」別にわたしが困って（怒って）るんじゃないけど、この手のお悩みよく聞くんで。もう、代弁者のように。思ってることを好きなだけ、好きなように書いてやりました。じゃ、その結果どーなん？って。わり

秋は潤いが大切【処暑の養生】

8月23日は二十四節気の処暑「処」には「止まる」という意味があるのですが。朝晩は少し暑さも和らぎましたが、日中はまだまだ気温の高い日が続いています。夏の暑さが残り、秋も深まっていく時期体の中は熱がこもり、汗もたくさんかいてカラカラの高温乾燥地帯となっています。秋風が吹きはじめると乾いた空気が鼻、喉を伝わり、粘膜や肺の中も乾燥しはじめます。おまけに秋雨や台風の接近も多い季節なので体に湿も入りこむのです。梅雨と同じ不調も出ます。気温の変化や寒暖差、溜まった夏

エリクサー症候群に人生が陥っている

　ゲーム・ファイナルファンタジーだったと思うんですけど、最高の回復アイテムをはじめてゲームで知ったのです。体力もマジックポイントも状態異常も全回復する「エリクサー」です。　この貴重なアイテムはなかなか入手できません。ゲーム内のお店で買えないんです。ダンジョンの宝箱から見つけたり、強いモンスターやボスモンスターがたまにドロップするぐらいで。　だから「ここぞ！」という時に使いたいんですよね。たとえばラストバトルとかさ。　で、いざそのラストバトルが始まっても使わ

選ばれなかった悔しさを見つめなおす

　懐かしい夢を見た。小学校の少し長めの昼休み。友だちみんなでサッカーをする。チーム分けはリーダー2人が交互に欲しい人を取っていくんだ。　私、ぜんぜん選ばれない。思い出したら最後まで残ることもあった。　そりゃ運動が苦手だし、チームに貢献できないけど、悲しいものは悲しい。かといって「どうして私を取らないんだ！」と怒っても意味がない。むしろ相手に言わせたくない言葉を言わせてしまう。（あんたがヘタッピだから）　今考えると、どうして苦手な遊びをしていたんだろう。教室

こてこて大阪人の、上京話

わたしは、好きで上京したわけではなかった。大阪生まれ、大阪育ちで、旅行を除き、それまで大阪から出たことがなかった。大阪の会社で働く日々にも満足していた。仕事内容にも、生活環境にも不満なところはなかった。婚約が決まると同時に、当時は婚約者だった夫の転勤が決まってしまい、それについていくために生活拠点を東京に移したのだ。東京へと向かう新幹線のなかでは、不安でいっぱいだったのを憶えている。大阪でひとり暮らしをした経験はあったけれど、東京でとなるとまた勝手が違った。なにより家

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