ハマダ ユイ|相談室バオバブ

ソーシャルワーカー | 大学教員 | 公認心理師 | 相談室バオバブ主宰 | 写真ブー…

ハマダ ユイ|相談室バオバブ

ソーシャルワーカー | 大学教員 | 公認心理師 | 相談室バオバブ主宰 | 写真ブーム到来中

マガジン

  • 書く部|みんなでつくるマガジン

    • 2,822本

    メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ読んで!」って過去記事も数本なら。みんなでいいマガジンにしましょ~🙌

  • 「やーめピ」まで楽しむ

    2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。

  • 人と人のアイダ

    人と人のアイダにある境界線について、あれこれ考えて書いた記事たち

  • Yui's photo is here!

    「みんなのフォトギャラリー」の写真やイラストを使っていただいた記事を集めるマガジン。感謝です!

  • 対話のカケラ

    クライエントさんとの対話の切り取り (個人情報に配慮しています。)

最近の記事

  • 固定された記事

【プロフィール】インタビュー記事など

最近、紹介していただいた記事などはコチラ。 __________________ ■支援者のためのウェルビーイングnote|2023年12月20日 Streatメンバー紹介 ■ピアアドボケイト研究論文(共同研究者として)|2023年11月15日 精神障害者が認識する権利擁護支援が必要な状況と対処方法 ■Poshulou|2023年5月26日 #10 ポシュロウの人たち【濱田 唯さん】 ■フクシのみらいデザイン研究所|2023年2月24日 【精神医療人権センター】私の

    • 本当の自分を伝えるべきか問題

      夏休み、ドラマを見て過ごしております。暑すぎて外に出られないので、家でじっと涼しくなるのを待っています。 ドラマの中の話ですが、本当に愛する人に出会った時、「本当の自分を見せよう」と勇気を振り絞る場面がありますよね。隠していたことを打ち明けたり、自分の素の姿を見せたり。 きっとこの人なら受け入れてくれるとか、この人に嘘をつき続けてはダメだとか、全てをさらけ出す必要がある…とか。二人の誠実な関係のためにはそのプロセスが必要みたいで、3〜4話目あたりによく出てくる(見ているド

      • 許せない気持ち

        SNSでは今日も誰かが怒っている。 世の中に、許せないことってたくさん存在する。許せないの方向はいつもバラバラで、10人いたら10通りの許せないが、それぞれの価値観に基づいてつくられていく。 許せないの足元には価値観の違いがある。価値観の違いは言動に現れるから、相手に対して「こんなことするなんて許せない」、「あの考え方は許せない」と私たちは憤る。 私たちは許せないを少しの間味わって、心が落ち着いてきてから、相手の言動や言い分を咀嚼して、相手の気持ちを理解しようとしたり、

        • ただ、大丈夫と言って

          最近、アートの回路が開いています。 アートの回路は何かというと、音楽聴いたり、映画見たり、本読んだり美術館行ったりしたい気持ちになること。忙しい時は基本的にアートの回路は開きません。映画にも音楽にも心が動きづらい。余裕のある時期に、その回路はボン!と開くのです。 回路が開くと、何を見ても聴いても泣けるし、感動する。 そんなわけで、心動く曲と出会った私です。去年の曲みたいだけど今、知った。 pick up the phone Henry Moodie(2023) 不安

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          29本
        • 兼業日記
          21本

        記事

          人と人のアイダにある何か

          先日、我々には、自分の話をする場所が必要だという記事を書きました。 私が「誰にも邪魔されずに自分の考えていることをぶちまけたい」という欲求について書いた、やや自己中心的な記事です。(自己中心的であることは定期的に必要だと思っています。意識しないと、すぐ他人中心的になる私だから) そこで書いたように、授業というのは教員が一方的に話せる時間が長く、しかもアレンジもしやすいということでありがたい時間です。 そこで、授業の内容以外に、学生に聞いてもらいたいことをおまけの時間(3

          人と人のアイダにある何か

          更新の途中にいること

          漠然と、自分が更新の時期にあるという気持ちが最近ある。 人生の中にはフェース1、フェーズ2…というように、転換期ごとの区切りがある。これは私だけではなくみんなあるはず。 私はきっと今フェーズ15くらいで(数えていないから知らんけど)、それが16になりそうな感じ。頭や心や体の中で、ページ読み込み中のクルクルクル…が行われている感じ。 そんな感じがするのだ。 この「更新」とは、進化とか成長とか、ポジティブな意味合いを含むものではなくて、ただ単純に「今までとは違うもの変化す

          この世界は私のいるべき場所なのか

          「私は哲学者になろうと思う」と友人に話していた時のこと。(彼女は私が変なことを言っても特に何もつっこまないのがいい) 友人は「あなたはこの世界と、自分の関係がどうあるべきかで悩んでいるんだね」と言った。 私はそうなの、と言った。 友人は「私はね、この世界は、私のいるべき場所じゃないんじゃないか?と考えることが多いの。だからこの世界と自分の関係については、あまり関心事ではないんだ」と言った。 私は、まじか〜!となった。 思えば、私はこの世界(私の生まれ育った日本という

          この世界は私のいるべき場所なのか

          哲学者たちと仲間になる

          ことの始まりは2024年2月。 突然私は、「哲学者になろう!」と思ったのでした。 人生の中で「◯◯になろう!」宣言をしたのは数知れず。ミュージカル女優になろう!ソーシャルワーカーになろう!漫画家になろう!イラストレーターになろう!研究者になろう!歌手になろう!作家になろう!(夢は継続中) 今回はそこに哲学者が加わったのです。 しばらくの間、私は社会と自分との関係に行き詰まりを感じていました。支配はなぜ起きるのかな。暴力はなぜあるのかな。私は社会に対して、どのような姿勢

          哲学者たちと仲間になる

          言葉を人質にとられたら

          私は桜林直子さんとジェーン・スーさんのラジオが好きでよく聞いています。桜林さんは言語化がすごく上手で、いつもいろんな言葉をいただきます。先日また、「おおぅ」となる言葉をいただきました。 ずばり、「言葉を人質にとられる」。 かんたんに言うと、「だってあなたがそう言ったんじゃない」と責任をとらされること。 これ、言われたらすごく苦しいやつ。自分が選んだものや決めたことが原因で誰かに責められる。まさに、言葉を人質にとられる! 私はこれをされるととても辛いので、人には同じこと

          自分のお金をつかうこと

          先日、相手の感情について責任をとらないという記事を書きました。 それで思い出したのですが、「相手の反応の責任をとらない」という記事も以前に書いたことがありました。約3年前の記事です。 その記事で、最初にインビザライン(マウスピースによる歯列矯正)について触れています。そうそう、あの時期はマウスピースをつけていました。 でも、3年近く経つ今でもなんと、歯列矯正、まだ続けているのです。驚 今はワイヤーをつけていてマウスピースではないのですが、上下しっかり矯正継続中です。や

          自分のお金をつかうこと

          全身全霊で働くことを美化しない

          「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆, 2024)という本を読んだ。 なぜ、働いていると本を読む時間がなくなってしまうのか。本が読めないほど忙しすぎる働き方はいいのか。現代人は本を読む代わりになにをして時間をつかっているのか。 そんな問いを、労働と読書の歴史と共にさぐっていく本だった。素晴らしく面白かった。 なにより、著者のあとがきに心掴まれた。 著者は働くことが「めっちゃ好き」。でもだからこそ、「全身全霊で働くことを美化したくない」と書いている。全身全

          全身全霊で働くことを美化しない

          相手の感情について責任をとらない

          空気を読むことが素晴らしく上手な私たちへ。 私たちは、誰かが怒ったり機嫌が悪くなることを避けるために、とても注意を払って生きているように思います。 どうか、今日は同僚の機嫌がいい日でありますように。怒った恋人が明日にはいつもどおり振る舞ってくれるかな。私はAを選びたいけど、それを選んだらお母さんが嫌がるかな…。 もし怒っていたら。嫌がっていたら。機嫌が悪かったら。機嫌を直してもらうために美味しいものを買っていこう。別に自分は悪くないと思っているけど、一応謝っておこう。

          相手の感情について責任をとらない

          なんのために生きるの?と話し合った

          友人と、我々はなぜ生きるのだろうか?と話し合った。 友人は「私は私の生きる目的が知りたい。何のために生まれてきたのか、生きている間にそれを解き明かしたい」と言った。 私は「私は自分がどう構成されているのかを知りたい。人生で起こる出来事が(今までもこれからも)どうやって私をつくっていくのかを知りたい」と言った。 お互いに、生きる目的が違うということがわかり、「おひょ〜」となった。 生きる意味を探す友人 友人は、自分が何者なのかを知ることにはあまり関心がない様子だった。

          なんのために生きるの?と話し合った

          一瞬だけど大事にいきる。

          noteをお休みしている間に、引っ越しをしました。 築40年の一軒家で、ベランダからの眺めが最高です。 家に入ると畳の匂いがして、押入れからはおばあちゃん家の匂いがして、ドアがギィギィ鳴ったりして。家にいるとノスタルジックな気持ちになり、ニヤニヤしちゃう。 なにより、庭から40年の命たちの存在を感じます。雑草を抜いていくと立派な木の幹が何個も出てきて、根がしっかり張り巡らされています。土を掘り返せば大量のダンゴムシやら幼虫やら出てきて、もう一つの世界がそこに…。 この

          一瞬だけど大事にいきる。

          我々には、自分の話をする場所が必要だ

          久しぶりにnoteを書きます。 4月から大学の授業が再開し、資料作りに追われてnoteを書くことをすっかり諦めてしまいました。この度、全15回の授業が終わった!お疲れ様、私!! 授業で話すようになってから改めて思うのですが、私には誰かに向けてアウトプットする場が必要でした。ずーっと、必要でした。 仕事で感じたこと、社会のこと、心のこと、私とはなにか、障害とはなにか、その他にも人間をとりまくいろんなことを、私は誰かにきいてほしかったのです。 だからnoteに出会った時は

          我々には、自分の話をする場所が必要だ

          5月が来るよ!心を休ませよう

          5月病の季節がやってきましたね。 私が子どもの頃の5月病は、「4月は集中してたけど、5月になると緊張がゆるんでどうでもよくなること」程度に認識されていたと思います。 でも今回5月病についてネット検索したら、「適応障害になる前に早めの受診を」とか「鬱(うつ)につながるから気をつけて」とか、とても深刻な内容が出てきてびっくりしてしまいました。 5月病の認識も、時代と共に変化するのですね。 そんな深刻な事態になっているとはつゆ知らず。私は5月になると毎年「5月病だから仕方が

          5月が来るよ!心を休ませよう