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哲学者たちと仲間になる

ことの始まりは2024年2月。

突然私は、「哲学者になろう!」と思ったのでした。

人生の中で「◯◯になろう!」宣言をしたのは数知れず。ミュージカル女優になろう!ソーシャルワーカーになろう!漫画家になろう!イラストレーターになろう!研究者になろう!歌手になろう!作家になろう!(夢は継続中)

今回はそこに哲学者が加わったのです。

しばらくの間、私は社会と自分との関係に行き詰まりを感じていました。支配はなぜ起きるのかな。暴力はなぜあるのかな。私は社会に対して、どのような姿勢をとるべきなのかな。

なぜ〜なぜ〜どうしよう〜をくりかえして、手にとったのが哲学の本でした。ウィトゲンシュタインを読んだら何かがわかるかもしれない。フーコーなら私の気持ちを理解してくれるかもしれない。(でも原書は難しくて読めないから解説本を読もう)

そんなわけで、2月からコツコツ読んできました。

読んだ書籍たち

哲学について何も知らなかった私にとって、哲学者の言葉はどんなに翻訳されようとも外国語のままでした。

一冊読むのに時間がかかる。実存…?エクリチュール…?「これこそまさにニーチェが『神は死んだ』と言ったことそのものなのだ」みたいな記述があると、ニーチェが誰で、神はなんなのか調べなければいけないのです。(調べたらニーチェはすごい人だった。今度読もう)

でも何冊も読んでいくと、登場人物がだんだんわかってきます。哲学には歴史があり、先人の哲学を後人が深めたり、批判したり、アレンジしたりして続いていくわけです。サザエさんファミリーのごとく、ある程度の主要人物を把握すれば、読みやすくなってくる。

なんにせよ、

みんな悩んでいる。
みんな何かを見つけたいと思っている。


それが私を勇気づけてくれました。私の「なぜ〜どうしよう〜」も、哲学者たちと一緒に考えよう。仲間を見つけた気持ちになりました。

そんなわけで、2024年は私の哲学記念年。未来の私が懐かしむことができるように、記録しておきます。

※読んだ本はインスタにアップしております。もしよかったら〜

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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。


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ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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