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小学校の用務員さんをしている70代のお客様

有名人なのか、新しく入られた主婦さんのご紹介で来てくださったんだが、ママとも古くからの知り合いだったそう。(たしかママの前の店のお客様だったかな?)

どんな人からも好かれるだろうなという優しい雰囲気、口調もとっても丁寧な方で

ママも久しぶりに会えて本当に嬉しそうだった。


いかりや長介に見た目が似ていることから飲み屋のママさん達から付けられたあだ名は『チョーさん』

…こういう漫画に出てくるようなネーミングの人って実在するんだと思った。笑



学生時代は奨学金をもらうために新聞配達のアルバイトをしながら

(昔は「奨学金もらう+新聞配達のアルバイト」がセットの奨学金制度があったらしい)をしていて

英語を勉強するために大学に行っていた…んだけど辞めてしまったらしい。そのことでお父さんをかなり失望させてしまったらしく、今でも悔いが残るとチョーさんは言っていた。

その頃からずっと子どもと関わる事が好きなのか、今は小学校の農芸員?(学校の木を切ったりする人)の仕事しているそう。 


子ども達からはかなり好かれているようで、先生やお友達に言えない悩みを聞いてあげたり

支援学校の生徒さんと遊んであげたり(保護者からの信頼も厚く、支援学校のクリスマス会にも呼ばれたそう)


声のトーンや話し方からもその優しい人柄が伝わるし、人間的に深みがあるっていうか本当に優しい人なんだろうなという

チョーさんの存在が子ども達の第3の居場所になっているように感じた。


だからチョーさん自身はチャレンジしきれなかった事ほ悔いがあるだろうけど、それ以上の

チョーさんという人を形成するだけの素敵な経験を沢山されているように感じた。



そんなチョーさん、石原裕次郎が大好きで裕次郎記念館には5回以上行ったそう。

石原裕次郎の「ブランデーグラス」を気持ちよさそうに歌っていたのが印象的だった。


あとは鈴木聖美 & 鈴木雅之の「ロンリー・チャップリン」

これを主婦さんとデュエットで歌っていたんだけど、これがめちゃくちゃ洒落てた。

私もお客様と歌えるようになりたいと思い、さっそくダウンロードした。笑


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