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知らない訳では無いの意味

10人いれば、10人が持つ〝すごい〟は異なる。しかし、その、10人が学ぶべきことは同じだ。(同じと言っても進捗も成熟度も異なる)それは、他の人の悲しみを理解し、他の人の価値観と自由を承認し、尊重できる心だ。

By リサ・ゴールドマン(オレの独断と偏見の意訳)

だから他人と比較して奢ることなんて滑稽だ。そして、他人と比較して落ち込むこともそれと同義だ。オレはオレの学ぶべきことに黙々と真摯に向き合ってりゃいいわけだから。

さて、あなたが勤めているとしたら、次の問いを投げかけたい。

あなたはなぜ貴重な時間をその組織で過ごしたいのか?

どうだろう。
一秒以内に明瞭明確に答えられなかったとしとら、立ち止まって考えてみる〝その時〟かもしれない。

ちなみにあなたが今どんな状況であろうと知らない訳では無い。

何を知っているというのか?そんな声が聞こえてきそうだが、あなたが既に知っていること、それは理想を手にいれるその仕方だ。

あえて露骨に表現しよう。

世界中のダイエットを成功させたい人間をいちどうに集めてこう尋ねたら、どんな返事が来るだろうか?

「この中で痩せ方を知らない奴がいるなら手を挙げてみろ」

おそらく一人も手はあがらない。

痩せ方は知っているのだ。

同様に、あなたは既に、理想を手にいれるための戦略はあなたの手中にある。

ピンと来ないって?!

じゃあ、ガイドしよう。

全く効果がなさそうなものを知ってるでしょ?
ゴロゴロ何もしないで毎日ぬっくい毛布にくるまって冷暖房完備の部屋でふて寝しているなら理想は遠のくことを。

この極の反対側で生きればいい。

そして、あなたのあの理想やあの志を成し遂げるには、利己的自己を超出して、周囲と信頼しあい、協力関係を築くことが必須となる。皮肉にも、たとえアングラな組織で罪を犯す人間が、その世界で成り上がる時でさえ、それは鉄板ルールとなる。

身も蓋もなくて恐縮だが、この文章の中に理想を手に入れるのに必要な全てが綴られている。

できるか?できないか?なんてもんはあなたの問題ではない。やるか?やらないか?は間違いなくあなたの問題だし、四の五の言わずにただやりゃぁいい。

それでもこの次元ではまだ甘い。

まして、やる気があるか?ないか?なんて問うても無駄だ。

向き合うべき問いは、本気かどうか?だ。

こう言われて人の反応にはおおきく2つに分かれる。

本気だからとカラダで考えるタイプと頭で考えるタイプだ。

※ダイエットにしても禁煙にしても成功体験がない人(元に戻った人も含む)はカラダで考えないタイプだ。ここでいうカラダで考えるタイプとは、動く、現実からフィードバックをくらう、改善して動くのサイクルを理想が手に入るまで、入ってからもやる人をさす。

実は自分は考え過ぎる傾向にある、という人は、むしろ、考えてはいない。

思考が泳いでいるだけだ。考えることを流しているに過ぎない。
そして多くの場合、攻撃、回避、降伏という限られた選択肢しか残されていない錯覚の中でそれが起こる。

そもそも出来ないという〝ない〟という概念は何なのか?

1+1は?を考え〝ない〟でください。

2を考えてしまったのではないだろうか。

そもそも何かが出来ないということを証明することは決して出来ない。

いつまで経っても現時点ではまだ、出来ないってことだけの意味だからだ。

わかる?

常に次は出来る可能性が内包された出来ない状態が《ある》ってこと。

従ってオレのこの主張も厳密には証明出来ない。

だから、できない、やれない、やりたくないはできる、やれる、やりたい、を常に内包しているってことを忘れないで。

おっと、覚えてといてね!という言葉が相応しい。

By オレの殴り書き

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