21/10/26

ちょうどいい相談がきたので、整理兼ねてアウトプットしてみる。

「芸術でかっこいいとされているところ」について。

まず、芸術とファッションが似ているという話が出た。

どちらにも言えるのが

それぞれ”かっこいい”や”これが良い”とされている点があって

自分が定めた界隈でウケを押さえて、知名度が出てやっと

評されるのかなと。

ピカソがいい例。

彼は個性的な絵で有名だけど

実は無名時代、かなりビジネスだった。

自分の好き勝手に描くのではなく

画廊が求める絵柄を多用していた天才。

だからこそ、というか今の時代で

SNSの数とか大事なんだと思う。

万人ウケを押さえてやりたいことができる。

（近年のYouTuberあるあるだね）

話が逸れたような、逸れていないような。

「芸術でかっこいいとされているところ」か。笑

せっかくなので、私のアイデンティティである

音楽と美術で考えてみよう。

まず音程やハーモニー、配色や構図

みたいな基礎で

”美しい” ”綺麗”と思う人は多いだろう。

コンクールで落とされるとしたら

魅力＜基礎の欠如　になった場合。

成績をつけていても、雑さが目立つと

やはり「…。」となる。

そもそも”かっこいい”について考えてみよう。

”かっこいい”って何？

私の中でまず、”ダサい”は存在しない。

たまに聞くけど、わからない。

”かっこいい”は何ともいえない。

たまたま道で聞いたフリー演奏をかっこいいなと思ったり

何だかわからないけど、

ポスターに目が惹かれてかっこいいと思ったり。

そりゃ人によって違うよな。

”かっこいい人”で個々で

思い浮かべる像が全く違うように。

もしかしたら”かっこいい”

って浅くて深い言葉なのかもしれない。

一言で済ませるけど、背景には個々の価値観がある。

「芸術でかっこいいとされているところ」を

現代と照らし合わせて考えてみよう。

…完全に個人の考えだけど

”今までなかったもの”かなぁと。

知名度関係なく、斬新な発想はウケるし

今までなかったものを作れる人はバズってるなぁと思う。

最近音楽から離れているので、よくわからないけど

TikTokの影響力すごいなと思う。曲ってどこから回ってきてるんだろう。

気になるのが”中毒性”

あれは何だろう。感動とかじゃなく、ビート感とかリズム感？

（ちなみに作業用としてめちゃくちゃよかった。）

他者に意見を聞いたところ、おもしろいのが聞けた。

ファッションにおけるかっこいいは”自己満”

そもそもビジネスや欲求が絡んでいない

純粋な良さをかっこいいと思うのだろう。

次はゴッホの例。

2000作品以上制作して、当時売れたのは10万円のみ。

亡くなってから評価されて有名なった。

「価値が高いのはもう制作されないから」で有名ですね。

さっきのピカソの目的が

承認欲求なのか、絵で食べていくためなのかわからない。

だけども画廊向けに売り込む絵を描いていた時点で

能動的な行動であることに間違いない。

承認欲求であれば、自己追求、自己評価すればよくて

食べていくなら、違う方法はたくさんある

なるほど。

それこそ純粋なかっこよさか。