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パパッと見るブックレビュー『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全/佐々木 俊尚』

はじめに

 今日は『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』という本のブックレビューをしたいと思います。


パッと見るブックレビューのコンセプト

 レビューをパパッと見て、紹介した本が見た方の今の課題にマッチしているかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。

 それではブックレビュースタートです。


ブックレビュー『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』

本の紹介・読んだ目的など

【タイトル】現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全
【著者(敬称略)】佐々木 俊尚
【発行日】2022/01/28
【発行所】東洋経済新報社
[読んだ目的]
 1、読む力を一言で理解する
 2、自分に取り入れる
[何でこの本を知ったか]
 Amazonで検索した
ブクログでつけた★の数]
 ★★★★


この本はこんな人にオススメ

  • ネット、新聞、本など、今の情報との触れ合い方、知識について知りたい人

  • 人として成長したい人


著者:佐々木 俊尚さんって? 

 Amazonから引用します。(出版当時のプロフィール)

佐々木 俊尚(ささき としなお)

 作家・ジャーナリスト。テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで縦横無尽に発信し、日本のインターネット論壇における最強の論客のひとり。

 「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を日本社会に広めたことでも知られる。2010年代なかばごろから東京・長野・福井の三拠点生活を送り、コロナ以後に注目されてきている移動生活の先駆者でもある。

 総務省情報通信白書編集委員。エフエム東京放送番組審議会委員。情報ネットワーク法学会員。

 早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社に入社。一貫して「事件」畑を歩き、愛知県警や警視庁捜査一課担当キャップなどを歴任。オウム真理教事件やペルー日本大使公邸占拠事件、エジプト・ルクソール観光客襲撃事件など多くの大事件・大事故を取材した。

 脳腫瘍の大手術を受け闘病生活を送ったことをきっかけに、1999年に新聞記者を辞めてIT系出版社に移籍し、テクノロジー分野に取材の軸足を移す。新聞記者時代に培った、泥水をすすり足で稼ぐ取材能力に加え、情報通信テクノロジーの豊富な知識を駆使し、2000年代にはネット犯罪分野で多数のスクープを放つ。

 その後、テクノロジーのみならず社会問題などについてもさまざまな執筆を行い、多くの読者を集める。ブログでの発信にも力を入れ、2006年には国内の影響力のあるブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」を受賞。 2010年、電子書籍の普及が出版界や社会に与える影響を深く分析した書籍『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』(ディスカヴァー携書)を刊行。情報・通信分野に関する優れた図書に贈られる「大川出版賞」を受賞した。

 2010年前後からツイッターやフェイスブックでの発信にも力を入れるようになり、現在ツイッターのフォロワー数は約78万人、フェイスブックのフォロワー数は約2 万人。

 自身が日々実践している「読むべき記事やニュースの集め方と読み方」「本の選び方・読み方」といったインプット術から、「情報整理術」「アイデアの発想法」「執筆やタスク処理」などのアウトプット術まで、全部まとめて1 冊でノウハウを公開するのは、本書が初めてである。

現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全


私が読み取ったこの本のメッセージ

「 読み方を知り、知肉を身に付けよう 」


私が感じたこの本のポイント

  • 読む目的は、アウトラインを知り、多様な視点を集め、抽象化して全体像(概念)をつかみ、概念をたくさん組み合わせて世界観を把握してしっかりと学び、自分の知肉にしていくこと。それを組み合わせたりしてさらに自分の知肉にしていく

  • ファクト、抽象化1で概念、組み合わせて抽象化2で世界観、転用で教訓として知肉、アクションで行動

  • 流れはホリゾンタル、中立メディアか一つから物事のアウトラインを知る、複数の視点を集める、物事の全体像を知る

  • コビトがアイデアを運んでくる


チャプター紹介

はじめに
序章 まずは現代の知的生産に必須の「5つの大前提」を知る
第1章 まず「落とし穴」を見極め、「読むべきもの」を選別する
第2章 ネットは「何を」見ればいいのか
第3章 SNSをどう使いこなすか
第4章 選んだ記事をどう読み、どう整理・保存するか。情報整理の方法
第5章 本は「何を」「どう」読めばいいか
第6章 知識や情報を活用するカギは「2つの保存」を使い分けることだ
第7章 脳をクリアな状態にする「二刀流」のすすめ
第8章 散漫力を活用し「最適なインターバル」で仕事を回す!「マルチタスクワーキング」の秘訣
おわりに

現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全


読後ひと言感想(読んだ直後にブクログに投稿したもの)

◯読んだ目的
1、読む力を一言で理解する
2、自分に取り入れる

◯ポイント
読む力とは、物事のアウトライン(概要)を理解、複数の視点を集めて物事の全体像(概念)を把握、それを複数行い、その物事がある世界観を描く、そこから自分なりの教訓を見出し知肉にしていく、そのような力と理解した。知肉にすることを繰り返していくと良いと。

前田裕二さんのファクト、抽象化、転用の考え方と同様だと思った。

アウトラインを理解=ファクト
物事の概念を把握=抽象化1回目
世界観を描く=抽象化2回目
自分なりの教訓、知肉=転用

 本書はその他メディアや本との向き合い方、アイデアを出すための環境づくりなどが書いてある。まさに大全。

◯良いと思った点3つ
①ファクト、抽象化、転用の考え方に触れられた
②知肉にして行くこと=実践して自分のものにしていくと言う考え方がこの前読んだレバレッジリーディングの本田さんや樺沢紫苑先生など本を読む方々がおっしゃってることと同じことだなと理解できた。
③アウトライン、複数視点、全体像、世界観、知肉の考え方に触れられた。全体像=抽象化2回目の概念は初めて知った


私の読後トライ

  • アウトライン→ 概念→ 世界観→ 知肉→ アクションで物事を見る

  • 教養書を読み知肉を身につける


おわりに

 いかがでしたでしょうか。パパッと自分の課題にあっているか判断できましたでしょうか。

 以上、パパッと見るブックレビュー『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』でした!

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