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No.160【アドラー心理学】自己実現:本当の自分になるは幻想

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

アドラー心理学を学んでいるので、そこからの気づきや思ったことを書きますね。

「本当の自分になる」は幻想

自己実現を叶えるというと「今の自分は偽り」で「本当の自分になる」なんてことを言ったりしますが、それってどうなんだろうと思います。

「今の自分」と「本当の自分」と分けてしまうのに違和感を覚えます。

僕の考えでは、今も先も本当の自分です。

アドラー心理学は「心の中の葛藤はない」としています。

言い換えると、人は心の中の矛盾や対立はないということですね。

僕の感覚では、今の自分が理想に向かうのであって、スタートは今で、今を肯定します。

一方、自己実現で聞く本当の自分になるというのは、スタートが未来で、今を否定します。

ニュアンスや表現の違いなのかもしれませんが、僕は今の自分を否定するのは好きではありません。

現状で満足をしているという意味ではなく、ありのままの自分の姿を受け入れるという意味です。

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自己実現はシンプルに

アドラー心理学の第一人者の野田俊作さんは、潜在意識は正しいと言って、潜在意識は車ではなく、馬みたいなものだと表現していました。

それはどういうことかというと、潜在意識が馬で、顕在意識が騎乗している人。

車は運転手が運転をしないと進まないのに対して、馬は騎乗している人が寝ていても、勝手に目的地に運んでくれるということです。

野田さんの言葉を借りた、僕なりに思う自己実現の方法は、馬と騎手が一体となって目的地に向かうのがいいと思います。

顕在意識の自分は、潜在意識が感じる好きで進みたい方向に対して、目を背けない。

目を見開いて、目の前に起きる障害物に対して立ち向かう勇気を持つ。

大きな壁があったとしても臆せずに、乗り越える力をつけるために努力をする。

たまにビビッたりして立ち止まってしまうこともあるかもしれないけれども、自分の可能性を信じて前へ突き進むということですね。

自分の可能性にフタをしているのは自分自身ですし、死ぬこと以外はかすり傷でモノゴトができるようになるには修練が必要ですからね。

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自己実現や自分がやりたいと思うことはわざわざ考えたり探さないでいいと思います。

シンプルに、自分が嫌だなと思うことは止めて、好きだなと思うことを突き詰めていくことでいいのではないでしょうか。

馬が走りたいという方向に気持ちよく自由に走らせて、間違えに気づいたら握っている手綱で修正しながら、前へ進んでいけばいいのではないでしょうか。

自分だけで走っているわけではないので、周りに気を配りながら、周りの流れに流されないように自分の馬が進みたい方向に力強く走りましょう。

ということで今日は以上です。

これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。

同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

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