見出し画像

No.168【アドラー心理学】「有難迷惑」は有難いor有り難くない?

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

アドラー心理学を学んでいるので、そこからの気づきや思ったことを書きますね。

アドラー心理学を学んでいて出会った詩があり、前回の記事ではその一部をお伝えして、詩の意味を僕なりに解釈しました。

前回の記事はこちらになります。

何かの気づきやもしかしたら役に立てるのではないかと思いますので、ご紹介します。読んでいただけると嬉しいです。

それでは前回に引き続き、今日も詩の一部をご紹介します。

人は善意で行動するのだが
私の気には入らないこともある
それでも善意であるには違いなく
それがわかれば感謝もできるだろう

今日はこれだけです。

文としては短いですが、多くの気づきがあると思います。

画像1

詩には「人は善意で行動する」と書いてありますが、人の行動は良くも悪くも自分が良い、最適だと判断したものだと思います。

一つの例として「有難迷惑」が分かりやすいと思います。

多くの人が「有難い」ではなく「迷惑」の自分の不快な気持ちを優先して考えやすいです。

人間は感情の生き物ですから、自分の気持ちが優先されやすいのは、仕方がないことかもしれません。

しかし一度立ち止まって、相手の気持ちを想像してみるといいですよね。

例えば、自分が相手に何かプレゼントをする時を考えると分かりやすいと思います。

相手は何が欲しいのかなんて分からないですよね。

何が欲しいのかと尋ねるのが良いのですが、必ずしもそれが出来るとは限らないです。

またもし尋ねてみても、何らかの事情があって本心を伝えてくれない場合もありますよね。

自分が渡す側の時は、相手の気持ちを想像して、何をプレゼントすれば喜んでくれるかなと考えると思います。

相手がしてくれている事は、それと同じだと思います。

画像2

自分は「迷惑」だと感じた場合でも、相手は「これが良い」と思ってしてくれています。

その相手の気持ちを理解して、感謝の気持ちを表すのがいいと思います。

相手には何も悪気はなくて、ただ自分と違う人間だから感覚が違ったというだけですよね。

これはモノだけではなく、行為行動、言葉など全てに共通していえることだと思います。

もしも気に入らない場合や違和感を覚えた時は、感謝の気持ちを伝えたうえで、自分は何が嬉しいか、何がいいのかを伝えるのが建設的だと思います。

「○○してくれて、ありがとう。○○も嬉しいけど、△△の方が嬉しいな。」というような感じで、感謝を伝えて自分がしてほしい△△を伝えれば、相手は嫌な思いはしにくく、自分の気持ちを伝えることができると思います。

このように伝えれば、次は相手は自分があまり好まない○○ではなく、自分が好む△△をしてくれやすくなるとも思います。

もちろん、時と場所と場合なども考慮しないといけないませんけどね。

画像3

詩では「人は善意で行動する」と書いてありますが、人を傷つけるような行為行動、言葉を使ってしまう場合もあります。

相手への善意ではなく自分への善意であって、自分を良くするためだけのもの、自己中心的なものですね。

それは無知だからしてしまうのか、行為行動の方法や適切な言葉の使い方を間違えて覚えてしまっているのかわかりませんが、大人はそのようなことはしません。

アドラーは「人間関係にとって何が有益か」「社会全体はどうすれば幸せになれるか」と考えていたので、大人は関係を良くし、社会をより良くする言葉や行為行動をする人だとしています。

ですから、ここでいう大人と子供の境に年齢は一切関係なく、法律でいう成人ではありません。

判断基準は、その人の行為行動や言葉をみてのことで、成人年齢に達していても子供はいますし、達成していなくても大人はいます。

自分を良くするための行為行動や言葉をとってしてしまう人は子供なので、大人は可能な限り寛容な心で受け止めて、相互にとって良い方向になるよう、伝えてあげないといけないと思います。

画像4

そんな感じで、今日お伝えした詩を僕なりに解釈したり、あれこれと考えてみました。

なんだか偉そうなことを書いてしまってる僕自身が未熟で子供の部分が多分にあります。

ですから日々、自分の言行動を振り返りながら少しずつですが、大人になりたいと思います。

それでは、最後にもう一度今日お伝えした詩を載せますね。

人は善意で行動するのだが
私の気には入らないこともある
それでも善意であるには違いなく
それがわかれば感謝もできるだろう

何気ないこと、普通や当たり前だと思っていることに感謝。

相手に感謝。

みんなが感謝の気持ちを大切にしていれば、社会が笑顔になれると思いますので、まずは自分がいつもニコニコと笑っていられるようになりたいと思います。

画像5

ということで今日は以上です。

これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。

同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※スキ/フォローしていただけると僕のやる気が上がって明日も頑張って更新します!!
スキ/フォローしていただけると嬉しいのでよろしくお願いします(^-^)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?