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【読書】人新世の「資本論」

こんにちはkotaaaaaaaaです。
今回紹介する本は人新世の「資本論」という本です。この本は賛否両論がたくさん飛び交っています。どういう点で賛否両論しているのか?それは、脱成長すべきかどうかという点です。

この著者の印象的な言葉は「SDGsは大衆のアヘン」。つまり、成長を考えながらでは目標は達成しないということです。もし、電気自動車が今の140倍に変わったとしても二酸化炭素の減少が1%しか変わらない。つまり、SDGsに到底到達しないということです。

それに対して、半脱成長派の意見は、
民主主義の中で重い「炭素税」などの税金などによって解決させるという意見です。つまり、わざわざ資本主義をひっくり返す必要がないという主張。また、「もの消費」から「こと消費」への転換をすれば良いという意見もある。

皆さんはどちら派ですか?

僕は資本主義派です。経済成長をすることによって環境問題による死者数が圧倒的に減り、また、1日2ドル以下で生活する人の数も減っているというのが現状です。つまり、経済成長が温暖化による被害を抑えられ、また、貧困が減っているのです。しかし、環境問題を解決するべきなのは変わりはありません。なので、炭素税などを強化し、環境に優しい商品だけが成長する仕組みにしてしまえばいいのではないかと考えています。また、「もの消費」での経済成長が環境に悪いのであって、「こと消費」の経済がいくら成長しても環境には影響しない。なので、教育によってブランド品などに執着するような価値観から、体験重視の方にお金を使うようにしていく必要がある。

本書は通信販売で購入できますので、ご興味のある方はこちらの記事下部にあるリンクからどうぞ。

是非皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。

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