見出し画像

性格は環境の変化で、成長しやすい。

フリーランスになって
大きく変化したひとつのこと。

それは、相手に与える印象。
もっと言えば、性格みたいなもの。

これまでの僕は
攻撃的で自分のテリトリーに入るひとを
選ぶようなタイプだった。
一言で言うと、「扱いずらい」。
相手に気をつかうよりも
自分の気持ちが大切な人だった。

時には腫れ物に触るような
気難しい性格だったので
人付き合いが得意ではなかった。

ただ、外面はいいので
ぱっと見の印象としては、
そんなに悪くもなかった気がする。

誰かに自分の本当の気持ちを
悟られるのが弱みを見せているようで
とても嫌だったので、
嘘の中に真実を、真実の中に嘘を
少しずつ入れて会話をしていた。

では、今の僕はどうなのか。

根本的には性格はそんなに変わらないものだから、
本質的には変わっていないのだと思う。
選り好みをするし、内心は感情的な自分はいる。

けれど、

環境が変わることで、
人の心理に対してハマるような
発言や行動が出てくるようになった。
わかりやすく表現すると、

「相手の気持ちを慮る」意識がつよくなったのだ。

フリーランスはとっても孤独で、
一見同じような環境下の人とも出会うから
側からみていると
コミュニティ感やグループ感が
あるように錯覚する。

けれどそれは違っていて、
頼ったり、教えてもらうという環境が
実はそんなになくてとても自責思考になる。

良いも悪いも、すべての結果には
自分の発言と行動が必ずリンクしている。
その事実が自分の孤独感を生んでいて
寂しいという孤独ではなく、
マラソンを先頭で走っている時に
感じそうな闘う孤独感を認識する。

どんな戦略も
一度走り出して、
フリーランスになってしまうと、
意味があるようで意味がない。
考えると機会がとても多いから
変更をすぐにする。

自分で自分のペースを乱したりもする。

給水地がマラソンにはあるけど、
時折、一時的に休息できるように
手助けをしてくれる人が現れる。

ただ、基本的な周りのスタンスは
道から声援をくれるか、
もしくは自分のことに興味がなく
他の走者を応援している人がほとんど。

やっぱり孤独なのだ。

そう考えるとフリーランスとして
同じように働いている人たちは
ライバルであり、ある意味仲間なのかなと。
それが一種のコミュニティ感な気がする。


そのマラソンはどこかのタイミング、
きっと一年単位でゴールがあって
この一年の中でどうだったのかを
振り返ったりして、次の1年に挑む。


僕の場合、まだ一年を走り切ってはいない。


でも、途中経過の反省はできる。

そうして振り返ると
タイトルにもあるように性格が
成長したと感じる。


孤独な闘いは、
先頭で走る人の大変さを分からせる。

その時に初めて、
声援をくれる人や、手助けしてくれる人の
気持ちや行動に感謝できる視野が広がる。


せめて、身の回りにいる人たちだけでも
もっともっと大切にしたいと思うのだ。


相手のことが、
その性格や考えの輪郭が、
少しだけ見えた時に、


人の性格が成長する。


フリーランスだからわかることではないけど、
フリーランスになったら、よりわかる。
ぐらいなもんかな。


それでも、認識できた人はつよい。


だから、必ず自分はもっと成長できる。


人としても、仕事としても。




おれ、がんばれ。

この記事が参加している募集

最近の学び

ボクの記事はいかがでしたでしょうか。少しでも「共感」頂けましたら、是非サポートいただけると幸いです。現在、応援いただける方を募集しております。「サポート費(応援費)」はカメラマンとしての活動費(出張費・機材購入・交通費等)として充てさせていただきます。よろしくお願いいたします。