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ネガティブはポジティブの5倍の戦闘力があるから気をつけろ

『心が乱れる』

日常は心が乱れることばかりだ。

心が乱れやすい人を現代では、

  • HSP

  • メンタル弱者

  • うつっぽい人

  • ネガティブ

  • 神経質

なんて言葉で表現される。

僕は上記に上げた例を、全て持ち合わせている人間だ。
とはいえ、最近はその『心の乱れ』が少しばかり収まってきている。

なぜなら、よくメンタル指南書で言われているような、対処法を実践しているからだ。

「あぁ、最近は心が落ち着いてきたなぁ」

なんて思っていた。
そして調子のいい時は、

「うん、もしかすると、メンタル強者になってきたかな!」

なんて、浮かれ気分でいた。

だけど、それもつかの間。
僕の心はまだ乱れるようだ。

PTSDとトラウマの違い

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

なんて言葉がある。

これと同じような言葉で、『トラウマ』という言葉もある。

上記の2つの違いは、長さで変わる。
PTSDはトラウマを思い出してしまい、辛い状況から抜け出せないこと。
トラウマは、辛い状況を思い出すが、しばらくすると、正常な気分に戻るものを指す。

「いやー、この食べ物には嫌な思い出があってどうしても食べられないんですよ…」

なんてのは、食べ物から離れれば、いつまでもそれを考えている訳ではないので、トラウマ

「過去に上司に言われた暴言が、いまだに頭から離れない…」

なんてのがPTSDと呼ばれるのだろう。

しかし、

『昔の嫌な記憶を思い出すのがトラウマ』

というのなら、誰しも抱えているだろう。
トラウマが無い人間なんているのか?

いたとしたら、人間の進化論上おかしい。
トラウマがゼロの人は、人類の突然変異といってもいい。

トラウマがない人類は生き残れていない

なぜトラウマがない人が、人間の進化論上おかしいかというと、僕たちは『狩猟採集時代』の人類の子孫だから。

『狩猟採集時代』という単語で、
「またそれか…」と思う人は少なくないと思う。
なぜならこの『狩猟採集時代』という単語は、ビジネス書や自己啓発本に、余るほど登場する言葉だから。

ビジネス書を読むのが趣味の僕としては、この『狩猟採集時代』という言葉が出てくると「またかよ、鈴木祐」と思ってしまう。

端的にいうと、

  • 狩猟採集時代、人類は獰猛な肉食獣のエサだった。

  • なので、人類は常に周囲を警戒しなくてはいけなかった。

  • 「この水辺で昔、肉食獣に襲われたのがトラウマだ…」

  • という人間は、水辺に近づかないことで生き延びる確率が高くなる。

  • その反対に、水辺に近づいたことで、肉食獣に襲われたトラウマを思い出せない人間は、襲われる確率が高くなる。

  • トラウマがある=生き延びる

  • トラウマを思い出せない=死

  • 生き延びられれば、子孫を残せる

  • よって、僕たちはトラウマによって生き残れた、人類の子孫である!

全然端的じゃなくなった…。

なので、トラウマがない人は、人類の進化論上おかしい、ということになる。

トラウマっぽい、フラッシュバックっぽいもの

PTSDは過去の嫌な記憶がフラッシュバックするという。

トラウマも同じようなもので、程度の違いはあるとはいえ、フラッシュバックはある。

僕が今回心を乱されたものは、

『トラウマっぽい、フラッシュバックっぽいもの』

というなんとも分けの分からないものだ。

過去の同級生との邂逅

あなたにとって、学生時代とはどんなイメージがあるだろうか。

  1. 良い思い出

  2. 悪い思い出

の二通りがあると思う。

僕がどちらかというと、

少しだけ悪い思い出ばかり

というなんとも言えない、いやーな学生時代だった。

友達は少ないし、陰キャ側の人間だし、1ヶ月間だけいじめられた経験もあるし、頭は悪いし、だからといって運動ができるわけでもない。
10段階で言えば、2.5くらいの底辺よりの、気持ちの悪ーーい位置に常にいる、学生時代だった。

今日はそんな2.5生活をしていた時期の、同級生に偶然会った。

そうなるとどうなるか。
過去の2.5生活が溢れてくる。

  • 授業中の2.5

  • 休み時間の2.5

  • 休みの日の2.5

ありとあらゆる2.5生活が思い出されると、どうなるか。

心が乱れまくるのだ。

しんどい。
過去の2.5生活がフラッシュバックされると、心が乱れまくってしんどいのだ。

トラウマっぽい、フラッシュバックっぽいものは、心を乱す。

ネガティブはポジティブより5倍強い

ネガティブな経験は、ポジティブな経験の3~5倍ほど、強く思い出されるという。

強すぎる。
ネガティブ強すぎる。

なぜ、ネガティブが強く思い出されるかというと、
『狩猟採集時代』に答えがある

であればどうすればいいかだ。
ネガティブが3~5倍ほど強く思い出されるのであれば、どうすればいいかだ。

ここはバカの計算をすればいい。
いや、バカでもできる計算をすればいい。

ネガティブな思い出が、3~5倍の強さで思い出されるなら、
ポジティブな思い出を、3~5倍の多さで作ればいい。

嫌な思い出が1つできたのなら、5つ良い思い出を作ればいいというわけだ。

とはいえ、なかなか難しい。
そんなのができれば、苦労はない。
ということで、ひとつ僕は実験してみることにする。

ネガティブな感情が起きた時は、文章でも言葉でもいいので、ポジティブな言葉を5倍アウトプットすることにする。

たとえば、
「お前は馬鹿だ!」

と言われたのなら、
「僕は天才だ!僕は天才だ!僕は天才だ!僕は天才だ!僕は天才だ!」
と自分で言うことにしよう。

この時点で馬鹿っぽいのは否めないが、何事もやってみなければわからない。

結論。

『ネガティブを、5倍のポジティブで相殺せよ!』

でした。

今回は以上です。
ありがとうございました!

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。