これりあ

生きにくい10代/突っ走った20代/立ち止まる30代序盤/道徳科の授業づくりにはまる中…

これりあ

生きにくい10代/突っ走った20代/立ち止まる30代序盤/道徳科の授業づくりにはまる中学校数学科教員/ビール・ワイン・日本酒・ときどきウィスキー/バドミントン

マガジン

  • 五賢帝全集

    • 24本

    サークル「五賢帝教育研究所」のメンバーの記事をまとめていくマガジンです ★五賢帝教育研究所 とは 【真面目に不真面目、真面目におふざけ】 専攻も趣味趣向も得意なことも違う、イカれた5人のメンバーたち。 それぞれがそれぞれに、時に浅く広く、時に深く深く深く深く、語ります。 雑多な5人が集まって、好き放題話しているうちに、それがいつのまにか1つの物語になる。 それが俺たち五賢帝教育研究所。

記事一覧

最後の晩餐

夏休みが終わる。正確には終わっているが、私はご時世柄、出勤停止となっている。 和が五賢帝研究所からの宿題を忘れていたので、ここらで重い筆をとってみようと思う。 …

これりあ
3年前
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妻のプレゼント

妻に誕生日プレゼントをもらった。ずっと使っていたサブバッグがボロボロだったため、買い替えてくれた。 いろんなことの感覚の合う妻だが、モノのセンスと金銭感覚だけが…

これりあ
3年前
3

第5の引っ越し

30を手前に10年ぶりに地元へ帰ることが決まった。 実家に戻ることも考えた。 しかし、そこにもう私の居場所はないと感じた。 5度目の引っ越しは、これからの決意を感じ…

これりあ
3年前
3

第4の引っ越し

村は、とにかく雪が降った。 冬場は、勤務校への15分の公道が雪に埋もれて出勤できない日もあった。 これでは、仕事にならない。と思い、赴任2年目にして引っ越しを決…

これりあ
3年前
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第3の引っ越し

第2のふるさと という考え方があてはまるとしたら、 5年間を過ごした東京の古アパートだろう。 無事に(?)大学院を修了し、地元への就職が決まった。 3度目の引っ越…

これりあ
3年前
3

第2の引っ越し

2度目の引っ越しは、ドライな選択だった。 あいさつ学生時代の1年目。初めてのことが山盛りだった。 様々な価値観が壊れた。 まず、東京の人は「あいさつをしない」 …

これりあ
3年前
2

第1の引っ越し

18歳の時。 人生で初めての引っ越しを経験した。 生まれ育った地元から、 大学進学を機に一人上京することが決まった。 引っ越し前日。全ての荷造りを終え、あとは明日を…

これりあ
3年前
3

前章 5回の引っ越し

引っ越しをテーマに記事を投稿しなさい。(7/11まで) (発表形式は不問。文章、写真、動画、絵画等なんでもよい。) 大学~大学院生活をともにした学友たちが、無理難題…

これりあ
3年前
3

「これりあ」とは何か

はじめまして、これりあです。 某県で中学校数学科の教師として採用され、数年。初めての担任した教え子たちが成人式を迎えようとしています。若手にしては落ち着きすぎ、…

これりあ
3年前
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最後の晩餐

最後の晩餐

夏休みが終わる。正確には終わっているが、私はご時世柄、出勤停止となっている。

和が五賢帝研究所からの宿題を忘れていたので、ここらで重い筆をとってみようと思う。

今回のテーマは「最後の晩餐」。いろいろ考えすぎると、また面倒なことになるので、とにかく「人生の最後に食いたいもの、シチュエーション」として考えてみようと思う。

私は、これまでの人生において、紆余曲折あれど目的達成のために惜しむものはな

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妻のプレゼント

妻のプレゼント

妻に誕生日プレゼントをもらった。ずっと使っていたサブバッグがボロボロだったため、買い替えてくれた。

いろんなことの感覚の合う妻だが、モノのセンスと金銭感覚だけが少~しずれている。

付き合って間もない時に、「印伝の財布が欲しい」と言ったら、なぜか「これオマケ」と満面の笑みで小さな象さんが散りばめられた眼鏡ケースを渡された。(今でも使っている。店頭で売っているのを見たことは一度もない。どこで仕入れ

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第5の引っ越し

第5の引っ越し

30を手前に10年ぶりに地元へ帰ることが決まった。

実家に戻ることも考えた。

しかし、そこにもう私の居場所はないと感じた。

5度目の引っ越しは、これからの決意を感じた。

地元で働くということ10年ぶりに夢だった地元の学校で働くことになった。
第4の経験から、住宅は勤務校から少し離れた場所とした。
仕事もプライベートもどちらも大切だ。
地元を大切にする以上、教員ではない時間をいかにつくるかも

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第4の引っ越し

第4の引っ越し

村は、とにかく雪が降った。
冬場は、勤務校への15分の公道が雪に埋もれて出勤できない日もあった。

これでは、仕事にならない。と思い、赴任2年目にして引っ越しを決意。

8畳和洋二間8畳キッチンダイニング 風呂トイレ別 月5000円

の格安教員住宅から

勤務校のグラウンドのすぐ脇にある

6畳和洋二間(キッチンダイニング兼) 8畳洋一間 月11000円

の教員住宅へ移りすむことを決めた。

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第3の引っ越し

第3の引っ越し

第2のふるさと
という考え方があてはまるとしたら、
5年間を過ごした東京の古アパートだろう。

無事に(?)大学院を修了し、地元への就職が決まった。

3度目の引っ越しは、実家へ。

大学院の友達、
学部からの学友(この記事を書くきっかけとなった五賢帝のみんな)、
当時の彼女、
両親、
が引っ越しを手伝ってくれた。

すべての荷物を父のエスティマに乗せ
すべての思い出を胸に、いざ実家へ。

大人と

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第2の引っ越し

2度目の引っ越しは、ドライな選択だった。

あいさつ学生時代の1年目。初めてのことが山盛りだった。
様々な価値観が壊れた。

まず、東京の人は「あいさつをしない」

上京したての、これりあは田舎の感覚そのままに
道行く人に「おはようございます」「こんにちは」と
律儀にあいさつしていた。

しかし、これは初日に違和感を覚えた。

人が多すぎる…。無理。

田舎で18年も生きてきた。道を歩いている人は

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第1の引っ越し

第1の引っ越し

18歳の時。
人生で初めての引っ越しを経験した。
生まれ育った地元から、
大学進学を機に一人上京することが決まった。

引っ越し前日。全ての荷造りを終え、あとは明日を待つだけ。
18年間一度もしたことのない、トイレ掃除もした。
大掃除の時でもここまでやらない。
3時間かけて、トイレ掃除をした。

こびりついた汚れを落としながら、
今まで自分がいたことを削り落としていくような感覚があった。

トイレ

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前章 5回の引っ越し

前章 5回の引っ越し

引っ越しをテーマに記事を投稿しなさい。(7/11まで)
(発表形式は不問。文章、写真、動画、絵画等なんでもよい。)

大学~大学院生活をともにした学友たちが、無理難題をおしつけてきた。
私は、仕事はきちんとやる方だ。
決められた時間よりも早く、求められている質よりも高いものを提出する。
それが職業人としてのポリシーだし、そういう生き方をしていたいし、そういう人と一緒に仕事をしたい。目標を定め、その

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「これりあ」とは何か

「これりあ」とは何か

はじめまして、これりあです。

某県で中学校数学科の教師として採用され、数年。初めての担任した教え子たちが成人式を迎えようとしています。若手にしては落ち着きすぎ、中堅にしては生意気なくせに頼りない、そんな狭間の世代をなんとか生きています。

これまで気合と勢いだけで生きてきてしまったので、定期的に文章を書く機会を設けて、地に足のついた生活をしようと思い、noteを始めてみました。

自己紹介
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