これりあ

生きにくい10代/突っ走った20代/立ち止まる30代序盤/道徳科の授業づくりにはまる中…

これりあ

生きにくい10代/突っ走った20代/立ち止まる30代序盤/道徳科の授業づくりにはまる中学校数学科教員/ビール・ワイン・日本酒・ときどきウィスキー/バドミントン

マガジン

  • 五賢帝全集

    • 24本

    サークル「五賢帝教育研究所」のメンバーの記事をまとめていくマガジンです ★五賢帝教育研究所 とは 【真面目に不真面目、真面目におふざけ】 専攻も趣味趣向も得意なことも違う、イカれた5人のメンバーたち。 それぞれがそれぞれに、時に浅く広く、時に深く深く深く深く、語ります。 雑多な5人が集まって、好き放題話しているうちに、それがいつのまにか1つの物語になる。 それが俺たち五賢帝教育研究所。

最近の記事

最後の晩餐

夏休みが終わる。正確には終わっているが、私はご時世柄、出勤停止となっている。 和が五賢帝研究所からの宿題を忘れていたので、ここらで重い筆をとってみようと思う。 今回のテーマは「最後の晩餐」。いろいろ考えすぎると、また面倒なことになるので、とにかく「人生の最後に食いたいもの、シチュエーション」として考えてみようと思う。 私は、これまでの人生において、紆余曲折あれど目的達成のために惜しむものはない、必ずと言ってよいほど狙った獲物は逃さなかった。 (と言い切りたいものだが、

    • 妻のプレゼント

      妻に誕生日プレゼントをもらった。ずっと使っていたサブバッグがボロボロだったため、買い替えてくれた。 いろんなことの感覚の合う妻だが、モノのセンスと金銭感覚だけが少~しずれている。 付き合って間もない時に、「印伝の財布が欲しい」と言ったら、なぜか「これオマケ」と満面の笑みで小さな象さんが散りばめられた眼鏡ケースを渡された。(今でも使っている。店頭で売っているのを見たことは一度もない。どこで仕入れたのだ……!?ネットで調べると軽く諭吉が飛んで行った。ぱおーん) そんなことが

      • 第5の引っ越し

        30を手前に10年ぶりに地元へ帰ることが決まった。 実家に戻ることも考えた。 しかし、そこにもう私の居場所はないと感じた。 5度目の引っ越しは、これからの決意を感じた。 地元で働くということ10年ぶりに夢だった地元の学校で働くことになった。 第4の経験から、住宅は勤務校から少し離れた場所とした。 仕事もプライベートもどちらも大切だ。 地元を大切にする以上、教員ではない時間をいかにつくるかも大切だと先輩に教わった。 将来を考えるということこれまで、自分が生活する場所と

        • 第4の引っ越し

          村は、とにかく雪が降った。 冬場は、勤務校への15分の公道が雪に埋もれて出勤できない日もあった。 これでは、仕事にならない。と思い、赴任2年目にして引っ越しを決意。 8畳和洋二間8畳キッチンダイニング 風呂トイレ別 月5000円 の格安教員住宅から 勤務校のグラウンドのすぐ脇にある 6畳和洋二間(キッチンダイニング兼) 8畳洋一間 月11000円 の教員住宅へ移りすむことを決めた。 教員住宅とは私が勤務する県では、新採用交流として自宅から離れた勤務校での勤務を行

        最後の晩餐

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        • 五賢帝全集
          24本

        記事

          第3の引っ越し

          第2のふるさと という考え方があてはまるとしたら、 5年間を過ごした東京の古アパートだろう。 無事に(?)大学院を修了し、地元への就職が決まった。 3度目の引っ越しは、実家へ。 大学院の友達、 学部からの学友(この記事を書くきっかけとなった五賢帝のみんな)、 当時の彼女、 両親、 が引っ越しを手伝ってくれた。 すべての荷物を父のエスティマに乗せ すべての思い出を胸に、いざ実家へ。 大人として生きていく実家に着き、 再び地元での生活をスタートさせようと荷解きをしていた

          第3の引っ越し

          第2の引っ越し

          2度目の引っ越しは、ドライな選択だった。 あいさつ学生時代の1年目。初めてのことが山盛りだった。 様々な価値観が壊れた。 まず、東京の人は「あいさつをしない」 上京したての、これりあは田舎の感覚そのままに 道行く人に「おはようございます」「こんにちは」と 律儀にあいさつしていた。 しかし、これは初日に違和感を覚えた。 人が多すぎる…。無理。 田舎で18年も生きてきた。道を歩いている人は、みんな知っている人。 あいさつをしない=やましい何かがある という価値観で育っ

          第2の引っ越し

          第1の引っ越し

          18歳の時。 人生で初めての引っ越しを経験した。 生まれ育った地元から、 大学進学を機に一人上京することが決まった。 引っ越し前日。全ての荷造りを終え、あとは明日を待つだけ。 18年間一度もしたことのない、トイレ掃除もした。 大掃除の時でもここまでやらない。 3時間かけて、トイレ掃除をした。 こびりついた汚れを落としながら、 今まで自分がいたことを削り落としていくような感覚があった。 トイレの扉に貼っていた手書きの元素の周期表を捨てた。 苦手で何度も覚え直した古文漢文の

          第1の引っ越し

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          引っ越しをテーマに記事を投稿しなさい。(7/11まで) (発表形式は不問。文章、写真、動画、絵画等なんでもよい。) 大学~大学院生活をともにした学友たちが、無理難題をおしつけてきた。 私は、仕事はきちんとやる方だ。 決められた時間よりも早く、求められている質よりも高いものを提出する。 それが職業人としてのポリシーだし、そういう生き方をしていたいし、そういう人と一緒に仕事をしたい。目標を定め、そのために必要な行動を選択する。選択の積み重ねの先に成果がある。 しかし、プライベ

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          「これりあ」とは何か

          はじめまして、これりあです。 某県で中学校数学科の教師として採用され、数年。初めての担任した教え子たちが成人式を迎えようとしています。若手にしては落ち着きすぎ、中堅にしては生意気なくせに頼りない、そんな狭間の世代をなんとか生きています。 これまで気合と勢いだけで生きてきてしまったので、定期的に文章を書く機会を設けて、地に足のついた生活をしようと思い、noteを始めてみました。 自己紹介  30代前半数学科中堅教員 【興味のあること・好きなもの】  教育関係  道徳科/

          「これりあ」とは何か