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前章 5回の引っ越し

引っ越しをテーマに記事を投稿しなさい。(7/11まで)
(発表形式は不問。文章、写真、動画、絵画等なんでもよい。)


大学~大学院生活をともにした学友たちが、無理難題をおしつけてきた。
私は、仕事はきちんとやる方だ。
決められた時間よりも早く、求められている質よりも高いものを提出する。
それが職業人としてのポリシーだし、そういう生き方をしていたいし、そういう人と一緒に仕事をしたい。目標を定め、そのために必要な行動を選択する。選択の積み重ねの先に成果がある。


しかし、プライベートとなるとなかなかそうはいかない。

締め切り

まず「締め切り」が苦手だ。
自分の時間を人に左右されるのが苦手だし、嫌いだ。
自分のペースを崩されると、体調を崩す。

なんでもよいよ

そして、「なんでもよいよ」も苦手だ。
求められているものが分からないからだ。

「これりあの好きにして」

人生で、こんなことを言ってくれる女性に出会ったことはないが、
本当にこんなことを言ってくる人が目の前にいたとしたら、今すぐ立ち去ってほしい。私は欲のない人間に興味はない。
私が、どんなことを好きに思うかなんて私の勝手。
試そうとしているのが鼻につく。去れ。

私は、○○したい。××もしたい。どうしたらいい?

いいよ。ちょっと待ってて。何とかする。
私の妻との会話は、常にこれである。欲の塊、妻。
求められたら、期限よりも早く、質は高く、だ。なんでもする。

ありがとう。

できたときの報酬は、妻の笑顔。これがよい。これでよい。

横道に逸れた。
とにかく、「なんでもよい」は私を壊す。

「等」の一文字は、さらに心のざわつきを加速させる。
等に含まれるものは、いったい何なのか。

思考力・判断力・表現力「等」

等ってことは、まだ他にも育成したい力があるんだろう。でも、それは何?
ゆだねられているのか、
試されているのか、
とりあえず例示するけど、これ以外でもいいのよ、あなたの好きにして。

こまるこまるこまるこまる。

どうしたいのか、言ってくれ。示してくれ。求めてくれ。
いや、待てよ。きっと順番が早い方が大切なのだろう。きっとそう。

思考力が大事。考えもせずに判断も表現もできない。(ことが多い。)

文章で表せないものがあるとしたら、写真でも動画でもよいのだ。
きっとそう。そう読み解こう。


こうして、私は3週間遅れで期限切れの記事を書くことを決意した。

テーマは「引っ越し」

当然、何を書いてよいのかわからないので、
人生の5度の引っ越しを思い返してみようと思う。

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