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第5の引っ越し

30を手前に10年ぶりに地元へ帰ることが決まった。

実家に戻ることも考えた。

しかし、そこにもう私の居場所はないと感じた。

5度目の引っ越しは、これからの決意を感じた。

地元で働くということ

10年ぶりに夢だった地元の学校で働くことになった。
第4の経験から、住宅は勤務校から少し離れた場所とした。
仕事もプライベートもどちらも大切だ。
地元を大切にする以上、教員ではない時間をいかにつくるかも大切だと先輩に教わった。

将来を考えるということ

これまで、自分が生活する場所として住む場所を考えてきた。
30手前ではあったが、
いつか人生をともにする人がいるかもしれないと考え、
広めの間取り、大きい収納のある部屋を選んだ。
あの時から3年経つが、
今では最愛の妻が一緒にいてくれる。

引っ越しの度に新しい自分に出会う

引っ越しをテーマに書き進めてきた。
ここに書ききれないことも、まだまだある。
5回の引っ越しを振り返ってみて、
「住む」ということの本質に迫ってきたような感覚を覚えた。

新しい場所に引っ越しても、
そこには自分の期待がすでにある。
引っ越しの作業は、
過去の自分を取捨選択し、
未来の自分を膨らませている。
場所は引っ越せても、
その土地には、思いが残る。
思いの残る土地は、いつでもその土地の住人に戻れる。


次の引っ越しはマイホーム……かな。

新しい家族が増えたら、また考えたい。

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