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北朝鮮が経済を犠牲にしてでも新型コロナウイルス対策に取り組む理由

新型肺炎を警戒。人の移動・交流を絶ち徹底した新型コロナウイルス対策

(2月7日配信記事)
世界各国で新型コロナウイルスによる肺炎対策が進む中、とりわけ北朝鮮は1月22日に中国からの観光客の受け入れを全面停止して以降、様々な対策措置に取り組んでいる。

まず、中国とロシアからの航空便と鉄道の運行を停止し、韓国との交流窓口である開城の南北共同連絡事務所も一時閉鎖するなど、国境を閉鎖して入国を制限している。

さらに、北朝鮮への入国者に対しては数週間の隔離措置を実施するとしており、対策が徹底されている。

国内対策としては、北朝鮮メディアは連日のように新型コロナウイルスについて報道し、人民に手洗いやマスク着用など予防を徹底するよう伝えている。

マスクの大量生産が進められていると報道されていることから、日本と同様にマスクが品薄になっているのかもしれない。

ちなみに、これまで北朝鮮では洗って繰り返し使用する布製のマスクが主流であったが、今後はこれを契機に使い捨てのマスクが使われるようになるかもしれない。

北朝鮮はSARS・エボラ出血熱・MERSと過去にも感染症対策で入国制限を実施

北朝鮮が感染症対策で入国制限を行うのはこれが初めてではない。

2003年に中国広東省で発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)が大流行したときには、外国人観光ツアーを約3か月間停止している。

続きはこちらをご覧ください。
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/6715/

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