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テーマ型・バランス型の投資信託について

今回は「お金」についてです。
投資信託にも多くの種類・銘柄があるため、今回は有名なテーマ型とバランス型について簡単に説明します。

このシリーズは少しずつ書いてきました。



①テーマ型

テーマ型とは、あるテーマの関連企業を集めた投資信託です。

有名なのは「eMAXIS Neoシリーズ」です。
例えば
・自動運転
・バーチャルリアリティ
・ドローン
etc....
といった分野に取り組んでいる企業に特化した投資信託です。


〈メリット・注意点〉
直近1年のリターンはたしかに良いと思います。爆発的で魅力です。

しかしながら、リターンが良いということはリスクも高くなります。
分散という観点では一点集中になっています。
高コストでもあり、長期投資向けではないと思います。


②バランス型

バランス型とは、性質の異なる資産を持つことです。


例えば
「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」
国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券がそれぞれ25%です。

「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国株式、新興国債券、国内REIT、先進国REITがそれぞれ12.5%です。

※REITとは不動産投資信託のことで、投資信託の不動産バージョンです。ただ不動産投資とは性質が全く異なります。(いつか記事で説明しようと思います)

例に出した上記2銘柄は均等型のため配分が同じですが、銘柄によっては異なりますし、6資産だったり色々あって比較は困難です。



〈メリット・注意点〉
投資信託1本で性質の異なる資産を持てることが魅力です。

しかしながら、アセットアロケーションが自動的に固定されてしまいます。
(アセットアロケーション:株式、債券、コモディティなど性質の異なる資産グループの割合です。)

アセットバランスは非常に重要です。
この配分は人によって全く異なります。年齢によっても変わります。
それなのにバランスを固定されるというデメリットがあります。



〈似た単語の説明〉
リバランス:最初に設定したアセットアロケーションに戻すこと

リアロケーション:アセットアロケーションそのものを見直すこと

総括

※あくまで私の考えです。

テーマ型もバランス型も正直あまりおすすめしていません。

〈テーマ型〉
分散に弱く高コストのため上級者向けです。

流行りのテーマへの投資なので、長期目線ではなく中期目線になりやすいです。
自動運転も今だからこそ期待されていますが自動運転が当たり前になってしまったらテーマ型としては弱くなってしまいます。



〈バランス型〉
バランス型は本当にバランスが良いのかよく考えなければいけません。

投資はしたいがどうしても時間が割けない。又はどう頑張っても苦手という場合には、もしかしたらありなのかなと思います。

ただ収益の大部分はアセットアロケーションが影響します。
もちろん銘柄選びや売買のタイミングも大切です、酷いファンドもたくさんありますからね。ただ、それ以上にアセットアロケーションを考えることの方が重要です。

(ここについては現代ポートフォリオ理論とかどんどんややこしくなる気がして、いつか記事を分けたりして書ければと思います。)

最後に
投資は自己責任です。
だからこそ、少しずつでも勉強して賢くお金を貯めましょう!

今回は、投資信託にも色々な種類があるよという紹介でした💡

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