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学校では教えてくれない長期投資の話

今回は「長期投資」についてです。
この課題には何年か取り組んできたので自分なり考えを含めて話せるかと思います。

【結論】
①長期投資を誤解しないで。
 (マネーリテラシーの低かった
  過去の自分を叱ってやりたい。)
② 
中身に満足できて手数料の安い
 投資信託を学ぶことは、
 人生をより良くするために大切。
 (投資は自己責任だから真剣に。)


これまで効率化・時短について、たくさん書いてきました。
その集大成の課題です。
効率化させて時間を作ったその先にあるのは、
一体どんな自分の時間でしょうか。

趣味に没頭できたら良いですね。
ただ私は、その前に1つやらなければならないことがあったので、
今回その部分『長期投資』について書きます。

投資の話題に触れる理由

私は、長期投資は義務教育で教えなければいけないレベルにあると思っています。
と言いますか、私自身習いたかったと社会人になってから痛感しています。

しかし、投資に対しては誤解が多いためこの話題に触れることにしました。

だからこそ、まだ興味のない学生にも大切な気づきになってほしくて書くことにしました。
(10年前の自分に対して話します。)


「投資って何?危なくない?怖くない?面倒、難しいことはよくわからない、、などなど」


最もな意見だと思います。
私もそうでした。

しかしながら、
長期投資を正しく学べるか学べないかで将来の資産に大きな影響を与えます。


なぜ「投資=危ない、興味ない」
となるのでしょうか。

私たち日本人は学校でお金の授業を受けていません。
その上、昔は銀行の力が強かったため、
家庭教育としても銀行が良いとなるわけです。
事実としてバブル期は定期預金で金利6%がありました。(普通預金で2%程度)

しかし現在はネット銀行でさえ、良くて金利0.2%程度です。
銀行預金では話になりません。


今はお金を銀行で寝かすのは非効率です。
生活に必要な3〜6ヶ月分のお金を銀行に残してあれば、
残りは長期投資に回した方が将来の資産形成に役立ちます。

しかしながら、投資といえばデイトレードなど極端なイメージだったり、詐欺などが取り上げられ怖いとなるのです。
これは勉強不足に起因するものなので、落ち着いて理解を深める必要があります。

たしかに投資で危険を冒すことはできますが、そんなことをする必要はありません。
むしろそれは投資ではなくギャンブルです。
受容できる範囲内でリスクと向き合い、地道にコツコツが一番です。

投資信託

長期投資として、まず最初にでてくるのが初心者にも簡単な「投資信託」です。

【投資信託】
投資家たちから集めたお金を1つにまとめて、プロの人が株式や債券に投資・運用している商品のことです。
商品の内容は、
様々な株式や債券の詰め合わせパックだと思ってください。

買ったら基本的に放置しても大丈夫です。
ただできれば定期的にチェックはしましょう。


投資信託は2種類あります。
「インデックスファンド」
指数に連動することを目標にしています。
(日経225やNYダウなど)
→おすすめしています。
しかし、銘柄はちゃんと選ばないといけません。


「アクティブファンド」
指数を上回ることを目標にしています。
(しかし、なかなかインデックスファンドより良い成績になりません。あまりおすすめできません。)


また投資信託にも色々な種類があり、国内企業を集めたものや、海外企業を集めたものがあります。

メリット・デメリット

【メリット】
①労働所得でないため時間をとられない


投資のために勉強する時間は必要ですが、投資に労働時間は必要ありません。資本主義の原理です。
それが投資をするメリットの一つです。

自分の時間を確保しつつ、資産を増やすのには
投資は適していると思います。
私自身はまだ労働者でもあるので、
現在はできる限りの投資をしています。 

②分散投資になる

個別株を買うより投資信託を買った方が様々な企業の株を買うことになるのでリスクが減ります。

また、可能であれば投資信託も1つでなく複数買いましょう。
国内、海外、先進国、新興国それぞれに特徴があります。

買い方も株式・債券で異なります。
「株式」はお金を出資することで、
簡単に言えばオーナーになることです。

「債券」はお金を貸すことです。
大きく2種類あって
「社債」は会社に借金させること
「国債」は国に借金させることです。

お金の話だけすると
株式は暴落時のリスクが高いですが、リターンも高い。
債券の方が低リスク低リターンです。

③複利の力(利益の再投資)

簡単に説明すると
(ここでは税金のことは考えないものとします)

例えば、年5%のリターンと仮定すると
元本が100万円の場合、1年で5万円増えます。
翌年は105万円の5%=5.25万円増えます。
結果2年間で10.25万円のプラスというように運用額が増えていきます。

また元本を毎年100万ずつ増やす場合
最初は元本が100万円なので、1年で5万円増えます。
翌年は105万円+100万=205万円の5%=10.25万円増えます。
結果2年間で15.25万円のプラスというように運用額が増えていきます。

利益を再投資することで運用額をさらに増やすことができ、資産アップへの道になるということです。

複利の力を最大限使うには、なるべく早く始めることです。
30歳で始めれば30年後の60歳になったとき
30年分の複利の力を効かせられます。
どれだけ大切なことかわかってもらえたでしょうか。

【デメリット】
①必ず毎年プラスという保証はない

長期で20〜30年持っていればプラスになる確率が高いだけで絶対とは限りません。リーマンショックのような暴落とも上手く付き合っていくことが必要です。

②急にはお金が増えない 
10〜30年かけてコツコツ積み立てることでお金は増えます。時間がかかるものです。
すぐに大儲けなんて美味しい話ではありません。

③銘柄選定に注意しないといけない
おすすめできない投資信託があるため、選定には気をつけなければならないです。
※別の記事でポイントを紹介したいと思います。

他の長期投資

下記の2つも似てますが、違いがあります。
詳細は別の記事で書ければと思います。
特徴だけ説明します。

【iDeCo】
・年金における+αの部分で活用される制度
(国民年金+厚生年金+α)
・所得税、住民税が軽減されるなど節税メリット多数
・原則60歳以上にならないと引き出せない

→老後2000万円問題とかありましたよね。
 今後はこういった制度で解決の糸口に
 したいですね。
 (企業型確定拠出年金がある人はそこまで
  急いで気にしなくても良いかもしれません。)

【ETF】
・上場投資信託のことです。
 投資信託に慣れたら始めてみたいですね。
 投資信託とは細かい点で結構異なりますが、
 最初は意識しなくても問題ありません。
・自分で色々設定をしないといけないので
 少し大変です。

→中級レベルだと思います。

最後に
大前提として投資は自己責任です。
だからこそ少しずつでもちゃんと勉強して賢くお金を貯めましょう!

今回はマインドセットの部分を中心にしました。
このシリーズは詳しいところを少しずつ発信して行ければと考えてます💡

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