Sayuri

路上で出会った人、仕事先で出会った人、カフェのオーナーとお客さん。これまで出会った人か…

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路上で出会った人、仕事先で出会った人、カフェのオーナーとお客さん。これまで出会った人からたくさん素敵な言葉をもらってきました。作品制作のご依頼はDMにて。

マガジン

  • 名前詩

    名前を詩にしてきたこぱの名前詩集

  • 出会いに生かされている。

    出会いに生かされていく。

  • 10代編

最近の記事

「好き」を続けられなかった人へ。お花屋さんを辞めた友人が教えてくれたこと。

「好き」なことは仕事にしてはいけない。 そんな言葉を聞いたことがありませんか? 究極的にはすべて自分の判断であり、 どんな選択をしても「良かったと思うか」 どうかはその後の自分次第かもしれません。 そして私は「辞める」という一区切りの決断も、 とてもとても尊いものだと思うのです。 今日ご紹介するのはフラワーアレンジメントを 学んでお花屋さんで働いていた友人との エピソードです。 友人はいつも優しくて、 おっとりとしていて、黒髪がきれいな まさに「花」の似合う女性です。

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    • 「感謝が言えない日があってもいい」結婚が教えてくれたこと。

      結婚式を挙げたのは四年前ですが 準備期間はいろんな壁にぶつかる時期だったと 自分を振り返りながら思います。 結婚準備に追われる友人の話を聞いていても 「うんうん」とうなづくことがあります。 私は主人に「準備、手伝おうか?」 と言われたことが カチンときました。笑 二人がメインなのに「手伝う」って サブキャラポジションのように 思っているのだろうか…と。 普段気にならないような ささいなことのようでいて とても過敏になってしまうんですよね。 プンスカと喧嘩したことも

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      • 「信じたい」のに「不安」になる人へ。名前が教えてくれること。

        名前詩-エピソード03-結婚式を翌月に控えた男性から ご相談を承りました。 二人の名前を作品にしてほしい 結婚式のウェルカムボードとしても 使いたいというご相談です。 ちなみに皆さんはこういった 「結婚式の記念品」は女性が考えるもの… と思いますか? 意外かもしれませんが、 ご相談をしてくださる方の多くは 「男性」が多いです。 どんな言葉が良いのか、 既製品だと選び方が分からない という方も少なくありません。 私はLINEやメッセンジャー、 メールのやり取り、もしく

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        • 「100円」記事「ワンコインありがとう」の裏側

          突然ですが、 皆さんは「チップ」をもらった経験はありますか? ワーホリに行ったとか、 留学したことがあるとか、 海外で働いたことがあったり 住んでいる方などはあるかもしれませんね。 今日は「チップ」についてのお話です。 ダイレクトに言えば 「チップが欲しい」というお話に繋がるのですが その前にチップ文化のない日本で出会った 韓国人のおじさんとのエピソードを ご紹介させてください。 私自身、20代の頃は海外に行ったことがなく チップというのは映画などで 「見たことがある」

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        「好き」を続けられなかった人へ。お花屋さんを辞めた友人が教えてくれたこと。

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        • 「感謝が言えない日があってもいい」結婚が教えてくれたこと。

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        • 「信じたい」のに「不安」になる人へ。名前が教えてくれること。

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        • 「100円」記事「ワンコインありがとう」の裏側

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        マガジン

        • 名前詩
          5本
        • 出会いに生かされている。
          3本
        • 10代編
          2本

        記事

          「母に謝りたい」贈り物が教えてくれたこと。

          もうすぐ母の日、そして父の日ですね。 私は母に謝りたいことがあります。 自分が年を重ねれば重ねるほど その気持ちが膨らんでいくのです。 私の母はおおらかです。 人一倍笑って、優しく、 友人が私の母に相談事をしたくて夜中に 訪ねてくることもあったほどです。 母の前でつい泣いてしまう友人をみるのは 珍しくなかった。 それはとても誇りでした。 振り返れば振り返るほど、そう思います。 それでも10代の私はいろんな感情の渦にいました。 友人とのトラブルや、先

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          「母に謝りたい」贈り物が教えてくれたこと。

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          「誰かにされたこと」と同じことを人はしたくなる。 ホームレスの方から教わったこと。

          騒々しい毎日で、 自分が日常に明かりを灯せることは 何だろうと考えてたどり着くのは いつだって「書く」ことにたどり着きます。 書いているときは、 自分の「できること」を 誰かと半分こしているような気持ちです。 この「半分こ」の気持ちを 私は大事にしていたいとよく思います。 20代の時、 大阪で出会ったホームレスの方が 私に実践してくれたことなのです。 以前「こちらの記事」に書いたように 大阪で初めて路上に座って 言葉を書いていたことがありました。 今日のお話は、その

          「誰かにされたこと」と同じことを人はしたくなる。 ホームレスの方から教わったこと。

          勇気は「欲しい」と思うほど出てこない。ある親子が教えてくれたこと。

          前回の記事で 「贈り物はコミュニケーションが生まれる時間」ということをお伝えしました。 贈り物には「願い」を込める方が 多くいらっしゃいます。 今日ご紹介するのは 「子どもの願いとともに 一歩を踏み出したお母さん」のお話です。 ある日、一件のご相談を受けました。 ご相談の内容は 「子どもの名前を使って 詩の作品を作ってほしい」 というもの。 「実は、娘からカミングアウトがあり  男性として生きたいと言われたんです」 この時、 お子さんは10代で思春期真っただ中。

          勇気は「欲しい」と思うほど出てこない。ある親子が教えてくれたこと。

          『贈り物はコミュニケーションが生まれる時間』

          先日、嬉しいことがありました。 作品の注文をしてくださった方から 一通の連絡があったのです。 病気で療養中の恩師に 力になる作品を作りたいと ご相談を受け、 作品を納品した方からでした。 納品後、実はなかなか連絡が取れず、 作品が渡せずにいると 聞いていたのですが、 その恩師とようやく連絡が取れたと 報告があったのです。 その際に作品を届けに行くと伝え、 作品の写真を送ったのだと。 その後の恩師とのやりとりの一部を スクショでシェアしてくれたのですが その内容はとても

          『贈り物はコミュニケーションが生まれる時間』

          名前詩-エピソード02-

          Daer02 名前:尚春、龍矢、唯 見上げた空が「尚」美しく見えるのは 「春」が近付いているから。 空を駆ける「龍」の如く、心は高く 「矢」のように真っすぐ突き進む。 あなたの優しさが、 「唯」一無二の出逢いを生みました。 ----------- こちらは再婚した友人への 結婚祝いとして詩をつくりました。 息子さんのお名前も含めた 3人のお名前。 結婚の報告を聞いたのは季節のの変わり目。 まさに春を迎える時期でした。 風の便りで、 今は2人目のお子さんとワンち

          名前詩-エピソード02-

          『怒鳴り声と雪』が教えてくれた優しさ

          先日は冬のような雪でしたね。 週末は友達が送ってくれた雪桜の写真を 眺めながらお花見していました。 雪で思い出すことはたくさんあります。 一番に思い出すのは大阪の歩道橋。 23歳の頃、友人と二人で福岡から東京まで 車で遊びに行ったことがありました。 そして東京から福岡に向けて 京都、大阪、山口へと車で辿る5日間の旅路。 バンドマン時代に遠征に慣れていたので 基本的には車中泊、スーパー銭湯に寄りながら 目的も都度決める気ままな旅でした。 そんな旅の目的の一つは 「

          『怒鳴り声と雪』が教えてくれた優しさ

          名前詩-エピソード01-

          Dear田中家(友から友へ 結婚祝い) 名前:里麓さん、信明さん 夕暮れ迫る「田」んぼ道を 一緒に歩いてみるのも良いなぁ。 真ん「中」に家族が増える日を、 ふと想像したりする。 「里」の香りが立ち込める山の「麓」。 ありがとうが言えないことがあるかもしれない。 ごめんねと言えない時もあるかもしれない。 それでも「信」じ合おう。 未来を「明」るくするのは僕らだから。 ------------ こちらは名前詩のご依頼を初めて受けて 作った詩です。 (確か2008〜9

          名前詩-エピソード01-

          『夜眠れない、そんな時は目を閉じるだけで良い』

          不安で夜が眠れないという時、 焦ってしまう。 ホットミルクを飲んだり、 波の音のBGMを聞いたり 良い思い出を探そうとしたり。 世の中には 「眠るための方法」 がたくさんあるけれど その時その時で効果があったりなかったりしませんか? 私の中でそんな夜に お守りになる言葉があります。 「目を閉じているだけで、体力は回復する」 いつだったか、webで見かけた情報で 真偽は定かではないのですが 目を閉じるだけでも大丈夫なんだ、 と思うと不思議とホッとした。 眠れな

          『夜眠れない、そんな時は目を閉じるだけで良い』

          『新しいことに挑戦する人に知ってほしいトミーさんのお話』

          新しいことを始めた時、 ふいに疲れが出るときってありませんか? 「まだこれくらいしかできない」とか 「周りに比べて成長が遅いんじゃないか」とか 急に不安になったりする。 そこに いやいや頑張っているしな、 伸びしろだしな、これからだ~!っと 自分を励ましつつ取り組むのですが 不意に疲れる時があるわけです。 そんな時、私の中で 「思い出した人」と「言葉」がありました。 それは、トミーさんという人の口癖、 「エヴリデイ♪」 この言葉を思い出すと 私はふっと力が抜けるの

          『新しいことに挑戦する人に知ってほしいトミーさんのお話』

          『愚痴を言われないグチ屋』

          今回は前回の記事の続きです。 14歳の頃、路上に座り、 スケッチブックを看板代わりに 「グチ屋」を行ったときのことを 書こうと思います。 グチ屋をしたいと思った簡単な経緯は ぜひ前回の記事を読んで頂けたらと思います。 --------------- 選んだ場所は福岡の久留米の一番街。 マックの斜め前にあった 花壇のブロックを背もたれにした。 私の地元は電車もないくらいのド田舎で、 久留米は当時の私にとってはかなり都会だった。 一番街にした理由はバスの降車場所から あ

          『愚痴を言われないグチ屋』

          14歳のグチ屋

          14歳の頃、家を飛び出して、 バスで片道1時間かけて 都心の街へ繰り出した。 「グチ屋」と書いたスケッチブックを 抱えて、バスに揺られてた。 着いたのは昼間の繁華街の入口。 マックが目の前にあって。 路上の花壇のレンガのブロックを背もたれにして スケッチブックを看板のように立てかけた。 手には緊張で汗が滲んでいて、 顔をあげるのは恥ずかしくて 少しうつむいていたと思う。 知らない街に行って、 私のことを誰も知らない場所で 何かをリスタートさせたかったのかもしれない。

          14歳のグチ屋

          『書道家でも、画家でもない。書芸家』

          はじめまして。 書芸家の山縣さゆりです。 普段は「書芸家」と名乗りながら いろんな言葉を墨と筆で書き下ろしています。 私のことをほんの少しご紹介させてください。 人と話すのが苦手だった10代の思春期時代。 その頃から自分の様々な感情を スケッチブックに書き殴ってきました。 マジック、クレヨン、絵具… 色んなものを使ううちに、 細く太く自由な表現ができる筆ペンを 愛用するようになり、 何冊ものスケッチブックに言葉を書きました。 今では公に作品を作ってる私ですが、 当時

          『書道家でも、画家でもない。書芸家』