2022年8月2日（火）名前に寄せていく

晴れ続く。朝食は、御飯に納豆、麩と揚げとシメジの味噌汁、魚の切り身焼き、ゴボウの素揚げ、オクラの肉巻き。

ウォーキング中に小型のタンクローリーを見かけた。タンクに「散水車」と書いてある。嗚呼、散水！何と魅惑的な言葉だろう！そんな戯言を思い付くほど暑熱の圧が強い。

「さんすい」と聞くと、オーディオ・ファンの人は、ステレオアンプのメーカー「SANSUI」を思い浮かべるかも知れない。正式な社名は「山水電気」。この「山水」という漢字にロマンを感じる。音響メーカーの連想から、渓谷に流れる川のせせらぎをイメージする。しかし、調べると「山のごとき不動の理念と水の如き潜在の力」という社是が元だという。ささやかな違和感を感じるが、別に自分が思っていればそれで良いか。

キラキラネームの持ち主が、爺さん婆さんになったらおかしいんじゃないかという説もある。だが、時代が進めば馴染む気がする。時代が名前に寄せてくるのではないか。将来の老人施設は、スマホか、進化した携帯端末を操る爺さん婆さんで賑わっているかも知れない。キラキラネームで呼び合って。

名前に関する話をもうひとつ。ジャニーズの創始者、ジャニー喜多川さんのネーミングセンスが独特だ。自分たちのグループ名を初めて聞いて絶句したアイドル達も多いらしい。中でも「嵐」は独特の極みかも知れない。彼ら以前でも、グループ名を日本語にする事はあっても、少年隊や男闘呼組のようにグループらしさは出ている。嵐というネーミングには、グループのメンバーだけでなく、社会的に呆気にとられた人が多かったのではないだろうか。しかし、ご存知のように、嵐は現在活動休止中とはいえ国民的グループとまで言われる存在になった。彼らの努力が名前を確固たるものにしたのである。

お昼は、総菜の冷やし中華。夜は、ゴーヤーチャンプルー、高野豆腐とオクラと天ぷら（練り物）の煮物、辛子蓮根、たまご豆腐。

♪ The Clash - Should I Stay or Should I Go