このひより

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一緒につくる、インタビューギフト『このひより』。<https://konohiyori.com> 大切な人の忘れたくない記憶を言葉にし、本として贈るサービスです。noteマガジン「#大切な日が言葉になったなら」も公開中。お問い合わせ:contact@konohiyori.com

マガジン

  • #このひだより

    • 21本

    インタビューギフトサービス「このひより」からのお便りです。新着情報や、運営チームの想いについて定期的に発信しています。

  • #大切な日が言葉になったなら

    • 12本

    インタビューギフトサービス「このひより」が贈る、「大切な日」を文章に残すプロジェクト。読みながら「自分のときもそうだったな」と思い出したり、「いずれこんな日がくるのかな」と未来に思いを馳せたりできる場です。あなたの大切な日は、いつですか?

最近の記事

「インタビューって、なんだろう?(後編) 」このひより座談会Vol.1 #このひだより

インタビューギフト『このひより』として、さまざまな記憶・思い出を文章にして残してきた私たち。これまでのインタビューや本づくりを振り返りながら、「インタビュー」や「言葉にすること」の価値を改めて考えました。 前編で話した「インタビュー」から、話は徐々に「文章づくり」の話へ。「大切な記憶を、言葉に。」という『このひより』のテーマの「言葉に」の部分です。ただ聞くことで終わらず、「文章にする」ことに、どういう思いをもって取り組んでいるのか。 一緒に文章を紡ぐ仲間だからこそ話せるこ

    • 「インタビューって、なんだろう?(前編) 」このひより座談会Vol.1 #このひだより

      インタビューギフト『このひより』として、さまざまな記憶・思い出を文章にして残してきたこの3年間。人の内側にある思い、発せられる言葉に向き合ってきた私たちですが、プロジェクトを進めるなかで「インタビュー」そのものについて考えたことってなかったかもしれません。 『このひより』は、誰かの大切な記憶について伺っていく時間を、とても大切にしています。この形になったのは、私たちがインタビューという行為そのものに魅了され、実はなにか大きな可能性があるのではと信じているからだと思うのです。

      • 【事例紹介】家業を閉じる父へ、娘夫婦からの贈り物。 #このひだより

        こんにちは。「このひより」のウィルソンです。あっという間に年が明け、私たち「このひより」としても、正式版のリリースという大きな節目を迎えることができました。 今回は、昨年の秋頃から作っていた本の事例紹介のお知らせです。 ご依頼くださったのは、宮崎県に住む有紀さん・陽一郎さんご夫妻です。同じく宮崎県内で自動車工場を営んでいる有紀さんのお父さん、裕三さんへの退職の贈り物としてインタビューを選んでくれました。 このひよりでは、基本的に「対面取材」をお願いしています。実際に思い

        • インタビューギフト「このひより」正式版リリースのお知らせ

          「大切な記憶を、言葉に。」 そんな想いで2020年にスタートした「このひより」は、大切な人の忘れたくない記憶を言葉にし、本として贈る“インタビューギフト”のサービスです。 3年に渡るβ版期間を経て、本日2023年1月10日より、正式版サービスをリリースしました。今回のnoteでは、改めて「このひより」のサービス内容をご紹介します。 「このひより」とは一緒に思い出を振り返りたい方や、この機会にゆっくりと想いを伝えたい方への贈り物として。あるいは未来の自分に、今ある気持ちや

        「インタビューって、なんだろう?(後編) 」このひより座談会Vol.1 #このひだより

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        記事

          インタビューギフト「このひより」β版を終了

          2020年10月にスタートして以来、およそ3年に渡って運営してきた「このひより」。ありがたいことに何組も贈り手さま、語り手さまと出会う機会をいただきました。 これまで、完成後のフィードバックなどをお願いする前提で ¥50,000(税別)で提供していたβ版ですが、一定の実績が蓄積されたことから、終了を決定いたしました。少しサービス内容や価格を微調整させていただき、2024年の年始に「正式版」としてリリースする予定です。 何が変わるの?このひよりライターと一緒に、贈った相手(

          インタビューギフト「このひより」β版を終了

          3年越しの合宿と、次なる展開 #このひだより

          2020年10月にインタビューギフトサービスの提供を始めて、まもなく3年が経ちます。 以前も書いたように、『このひより』の運営メンバー3人はみんな異なるバックグラウンドと仕事を持っていて、所在地もバラバラ。立ち上げから今に至るまで、ほとんどの打ち合わせをオンラインでやりながら、取材/執筆/編集/デザインなどの役割を補いあってきました。 そんな『このひより』ですが、実は2023年夏、はじめての合宿を開催したのです……!場所は僕(佐々木)のホームである滋賀県。コロナ禍を経て、

          3年越しの合宿と、次なる展開 #このひだより

          【事例紹介】パートナーと「過ごした日々」を振り返る。 #このひだより

          こんにちは、『このひより』の染谷です。仕事も暮らしも、パタパタと駆け抜けていった12月。あっという間に、2022年も残りわずかとなりました。みなさま、いかがお過ごしですか。 前回に引き続き、今回も実際に本を作ってくださった方の事例を紹介します。 今回ご依頼をくださったのは、神奈川県にお住まいの麻梨子さん。お付き合いをしていたパートナーにサプライズで、『このひより』のインタビューを贈りたいとご依頼くださいました。 「プロポーズのお返しとして、彼に『このひより』を贈りたいん

          【事例紹介】パートナーと「過ごした日々」を振り返る。 #このひだより

          【事例紹介】離れて暮らす妹の「結婚」にインタビューを。 #このひだより

          このひよりの佐々木です。『このひより』の公式サイトに、新しい事例紹介を追加しました。今回は、妹さんの「結婚祝い」として、夫婦の出会いを残す本を作らせていただいたときのことです。 「そんなに会う機会もないし、普段はぜんぜん連絡もしないんですけどね」 そう前置きしながら、インタビューギフトのご相談をくださったのは、東京在住の篤さん。関西に住んでいて、数年に一度しか会わないかも……という妹・千紘さんへの贈り物として、『このひより』にご依頼いただきました。 コロナの影響で数度の

          【事例紹介】離れて暮らす妹の「結婚」にインタビューを。 #このひだより

          【事例紹介】「大切な息子が生まれるまで」の話を1冊の本に。#このひだより

          こんにちは、このひよりのウィルソンです。過ごしやすい季節が通り過ぎ、朝晩は冷え込むようになってきましたね。このままあっという間に年末まで駆け抜けてしまいそうです。 大切な人生の節目を、インタビューと本で残す『このひより』。公式サイトに、実際に本を作ってくださった方々の事例紹介を追加しました。 今回、ご依頼くださったのは岡山県にお住まいの亮一さん。当時1歳4カ月になる息子さんが生まれたときのことを本に残して、奥様・温子さんに贈りたいというご依頼です。 「がんばってくれたこ

          【事例紹介】「大切な息子が生まれるまで」の話を1冊の本に。#このひだより

          「結婚」した娘から、両親にインタビューを贈った話 #このひだより

          あっという間に今年も8月となりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?『このひより』のプロジェクトについてお伝えする「#このひだより」、久しぶりの更新です。 β版がスタート以来、これまで何人もの送り手さま・語り手さまと一緒に本を作らせていただきました。嬉しいお言葉を沢山いただいたり、サービスの強みや課題をあらためて感じています。 これらは事例として、後日きちんと紹介ができたらと思いますが今回ご紹介するのは、そのβ版開始前に作った1冊。メンバーそれぞれが、身近な大切な人への

          「結婚」した娘から、両親にインタビューを贈った話 #このひだより

          こんな大事な言葉をくれたんだから、同じ熱量で返さないと。

          経験したことのない恐怖の中で 最初の爆破が起きたときは、日本に一時帰国していて、正直「この状況でスリランカに戻りたくない」って気持ちもありました。外務省の職員だから行かないといけなかったんですけどね。むしろ現地の邦人を守る立場だったので、外出禁止令が出ているなか戻ってすぐに出勤していました。 でも、まだ首謀者が捕まっていなかったこともあって、毎日チェーンメールのようにテロの噂が回ってくるんです。「あそこの白い車に爆弾が積まれてるらしい」とか「この車番には犯人が乗ってるらし

          こんな大事な言葉をくれたんだから、同じ熱量で返さないと。

          「私なんや」って気づいて、視界がちょっと開けたんですよ。

          「ちょっと付いて来てくれへん?」 もともと、ずっとインターンをしてた会社やったんです。地元企業の人事や採用の支援とか、まちづくりとか、とにかくいろんなことをしてる会社で、オフィスが古民家の中にありました。 社員さんは当時まだ数人しかいなかったけど、プロジェクトがすごいたくさん動いてて、「行けば何かしらやることがある」みたいな状態で。週に2〜3回くらいは通って、細々したタスクをお手伝いさせてもらってました。ワークショップのための備品を準備したり、資料をまとめたりアンケートを

          「私なんや」って気づいて、視界がちょっと開けたんですよ。

          あの日のタイ料理が、忘れられなかったから。

          忘れられないタイとの出会い私がタイ料理にはまったのは、25歳のときです。 大学卒業後に、看護師を目指して別の学校を受験したら落ちちゃって、これからどうしようかなあ、と考えているときでした。ふと「就職したら、この先自由な時間ってあんまりないよな」と思って、ずっと行ってみたかった東南アジアを周ってみたんです。 期間は1ヶ月。タイから入って、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマーに行きました。それまでも海外旅行は何度かしたことがあったけど、1人は初めて。ずっと緊張してました。

          あの日のタイ料理が、忘れられなかったから。

          メンバー紹介③「佐々木将史」 #このひだより

          『このひより』運営メンバーの染谷です。 2022年も明けて、少しずつ日常が動きはじめましたね。突然ですがみなさん、今年の目標はなにか考えましたか?私たちは、チーム『このひより』として叶えたい目標をいくつか立てました。そのうちの1つは「今年こそ、滋賀に集合!」です。 そう、滋賀県はメンバー唯一の関西在住者・佐々木がいるところ。これまでの他己紹介記事でも何度か触れているように、私たちはまだ全員で顔を合わせたことがありません。 ただ正直、大きな問題は感じていないんです(もちろ

          メンバー紹介③「佐々木将史」 #このひだより

          メンバー紹介②「染谷楓」 #このひだより

          『このひより』運営メンバーのウィルソンです。構想を練り始めてから実際の立ち上げ、運営までずっと3人で歩んできた私たちにとっては、あっという間の2年半が経ちました。 前回、佐々木が書いてくれた記事(恥ずかしながら私の紹介です)にあったとおり、これまで100%オンラインでのミーティング。サービスのコンセプトづくりも具体的な制作過程も、滋賀に住む佐々木とは実はまだ一度も会ったことがないままここまで来ました!(お互いの背の高さや、マイクを通さない生の声も知らない、という不思議な関係

          メンバー紹介②「染谷楓」 #このひだより

          メンバー紹介①「ウィルソン麻菜」 #このひだより

          『このひより』運営メンバーの佐々木です。 インタビューギフトのβ版をスタートさせてから1年が経ちました! コロナ禍の影響もあってなかなか対面でお話を聞くのが難しい状況ですが、コンセプトの“一緒につくる”を大事に、ご依頼をいただいた「贈り手」さん、「語り手」さんの意見をお聞きしながら少しずつ制作を続けています。 できあがる本の中身ももちろんですが、みんなで思い出を振り返る日(=「この日」)の時間そのものも、僕たちはすごく大切だと捉えています。 どうすれば楽しくあたたかい

          メンバー紹介①「ウィルソン麻菜」 #このひだより