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【事例紹介】離れて暮らす妹の「結婚」にインタビューを。 #このひだより

このひよりの佐々木です。『このひより』の公式サイトに、新しい事例紹介を追加しました。今回は、妹さんの「結婚祝い」として、夫婦の出会いを残す本を作らせていただいたときのことです。

「そんなに会う機会もないし、普段はぜんぜん連絡もしないんですけどね」

そう前置きしながら、インタビューギフトのご相談をくださったのは、東京在住の篤さん。関西に住んでいて、数年に一度しか会わないかも……という妹・千紘さんへの贈り物として、『このひより』にご依頼いただきました。

コロナの影響で数度の延期に見舞われながら、ご夫妻と篤さんの3人が揃うタイミングでようやくインタビューが実現。千紘さんたちの出会いのエピソード、相手に対する思いや印象の変化などを楽しく伺いつつ、篤さん・千紘さんご兄妹の関係性なども感じる貴重な時間となりました。

出来上がった本をお送りすると、まずは千紘さんから「改めて読むのがちょっと恥ずかしいけど、本という形になったのはすごくうれしいです」のご一報が。その後、3人から改めて次のようなお声をいただいています。

贈り手:篤さん

妹夫婦に先日会って聞いたら、すごく喜んでました。僕も見せてもらいましたが、話したことのかなりの部分が本になっているなと感じました。形に残るのはすごくいいですね。

本の装丁・ボリュームはしっかりしたもので、すばらしいと思います。ありがとうございました。

語り手:千紘さん(篤さんの妹)

インタビューには不慣れでしたが、当日どんな話をすればいいか、事前に項目をまとめてもらっていたのがありがたかったです。連絡も丁寧にしていただけたので、不安はありませんでした。

内容も期待値以上です。できあがるまでは1冊でいい、むしろ1冊しかないことに価値があるかなと思っていましたが、実際手に取ると「保存しておきたい本」「親や親族に貸す用の本」があってもいいなと思いました。表紙の触り心地もとても良い感じです。

贈り手:慶一さん(千紘さんのパートナー)

僕らの話したことが、すごくよくまとまっているなと思いました。もっと短いかと思っていたので、確認原稿を見たときに量に驚きました。

言い回しの調整や内容のまとめ直しはたくさんしていただいてるとのことですが、違和感が全くなく、すごく自然に読めました。ライターの方の言葉で、プロローグ・エピローグを書いてくださっているのも良いなと思いました。

もう少し詳しい当日の様子、本の内容はこちらに。

一言で「きょうだい」といっても、その形はさまざまです。お互いに成人した今、改めて自分の話を共有したり、一緒に人生について話したりする機会が少ない、という人も案外多いかもしれません。そんなとき、今回のギフトのような時間のつくり方、1冊の本という残し方を提案できたのは、よかったのかなと思ったりしています。

さまざまな事例を知っていただくなかで、「自分だったら、こんな場面で贈りたいな」とイメージを膨らませていただければうれしいなと思っています。

(執筆:佐々木将史


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