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今日の言の葉

800
その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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#幸福

ごめんなさい、ありがとう

ごめんなさい、ありがとう

今日は
自分のことを労る日です。
ここまで
時に浅はかなことや
馬鹿げたこともしたでしょう。
誰かを傷つけ
周囲に迷惑をかけ
どうしようもなくなったことも
あったはずです。
その経験が他の誰より
自分を貶めることであったと
気づくことができたのなら
ごめんなさい
ありがとう
ここまでよくやってきた
そんなふうに自分を労ってください。
ごめんなさい。
ありがとう。
すべての赦しはここから始まります。

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心を失ったまま生きることはできない

心を失ったまま生きることはできない

如才ない振る舞いは
あなたの社会性を指し示し
自他に安心を与え信頼を得ました。
けれどそこに心が伴っていたか
想い出したいのです。
とりあえずこう言っておけばいい
波風立たないように
思ったことは封じ込めておこう。
そんな二重性をみずから選び続ければ
苦しくなるのは当たり前です。
私たちは、礼と如才なさを
履き違えてしまったのかもしれません。
礼とは思いやりで心が伴うもの
如才なさは器用で保身的な

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新たな世界に生まれる

新たな世界に生まれる

満ちては欠ける。
森羅万象の真理です。
細胞も作られては壊れて、
また新たに作られる。
私たちはまったく気づかぬうちに
何度も生まれ変わっています。
人生もまたいくつかの段階があって
ある段階が始まり
適合したと思いきや
次の段階へ行くためのプロセスが
始まります。
それはたいてい、
一見不都合な出来事として起き
その段階にいられないような
流れとなっていきます。
満ちては欠ける
生成と破壊を繰り

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美しい光をもたらすもの

美しい光をもたらすもの

つらく苦しい経験は
あなたの影を創り出し
あなたの光を、より明るく
際立たせるようになりました。
悲しみはあなたの魂を研磨し
透明な輝きをもたらしました。
そのことに、どうか気づいてください。
あなたは、苦しみの中に
影となって埋没したのではなく
傷ついて劣化したわけでもないのです。
そこから立ち上がったからこそ
あなたの笑顔は慈しみと愛にあふれている。
そのことに、どうか気づいてください。

青い鳥を探さない

青い鳥を探さない

あなたの求める青い鳥は
あなたの探す場所にはいません。
あちらを探しても
こちらを探しても
見つかることなくここまで来たのなら
もう、あきらめたほうがいいのです。
でも、がっかりしないでください。
あきらめることこそが、始まりなのです。
どこかにいるのではないということを
明らかにすることによって
探すものではないことに、きっと気づきます。
そうです。
やがてあなたは
探すまでもなく、すぐそばにい

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生きてゆくために8.時代性を把握する

生きてゆくために8.時代性を把握する

私たちは今、大きく変わる
「大変」な時代を生きています。
転換期となるこの数十年は
必ず世界史に刻まれることでしょう。
地球の歴史からすれば
人類はかなりの新参者です。
けれどその新参者は知恵を持つがゆえに
森羅万象に関与していきました。
それは豊かさをもたらしましたが
神の領域にまで踏み込み過ぎました。
今起きている数々の事態は
行き過ぎて溢れかえった無用なものを
ことごとく浄化するためでしょう

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流されるのではなく、流れゆく。

流されるのではなく、流れゆく。

流されるのと
流れゆくのとは
同じようでいて、まったく別です。
流されるのは己が失われ意志はなく
流れゆくのは己をしっかと抱いている。
流されるのは諦めと恐怖とがあり
流れゆくのは恐怖を越える挑戦がある。
人生がひとすじの流れであるのなら
この世が流転を免れ得ぬものならば
せめてみずから流れゆくことを
選び取りたいと思うのです。
流れに身を任せる時、真の強さとは何かを知る。
流れと一体になったとき

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幸福の条件⑫素直になる

幸福の条件⑫素直になる

昔、大人になるのがいやでした。
幼いながらに、大人は如才なく振る舞うのを
見抜いていたからです。
子どもの目にそれは「いつわり」に映りました。
思ってもみないことを言って
うわべだけで笑って
多くを取り繕うのが「大人」だとしたなら
それはまるで曇った風景のよう。
誰とでもうまくやっていこうとして
心が曇っていくのなら、それはなんて
悲しいことなのでしょう。
大人になっても、子どものような素直さを

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幸福の条件⑪親との確執を越える

幸福の条件⑪親との確執を越える

私の知る限り親との確執を抱えていない人は
ひとりとしていません。
もしかしたらすべての人が
人生において越えていくものになっているのかもしれません。
江戸時代の文献などにも
親子間の根深い問題などが散見されていて
どんな時代にもあったことがわかります。
私の場合、自分が親になったことによって
初めて親をわずかながら理解できた気がしました。
ありきたりですが
親であるがゆえの深い悩みや苦しみを経験し

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幸福の条件⑩祈りの心を常に

幸福の条件⑩祈りの心を常に

神社やお寺にお参りすると
確かに運気は良くなります。
その理由はさまざまだと思いますが
ひとつには氣が良いからでしょう。
なぜ氣が良いのかと言えば
数百年、時には千年以上にわたり
夥しい人々が祈りを捧げてきたからです。
特に昔の人は
誰かのためを祈るのがもっぱらでした。
それにより自分も幸せになるからです。
誰かのためは自分のためだということを
ごく自然に理解していた。
祈りの心の本質はここにある

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幸福の条件⑨比べない

幸福の条件⑨比べない

それは、大事な智恵だったのです。
自分は自分、人は人と分けるための智恵です。
お母さんが「あーん」と口を開くと
赤ちゃんも「あーん」と口を開ける。
そうして、ミルクや離乳食をいただいて
だけどある時気づいたのです。
お母さんはお母さん、私は私、で、あることに。
それからというもの
私たちは比べることで成長したのも確かです。
なのに、どういうわけか途中から苦しくなるのです。
卑屈になったり優越感を抱

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幸福の条件⑧いつも「いいこと」探し

幸福の条件⑧いつも「いいこと」探し

どれほどつらい状況に置かれていても
ひとつくらいは「よかった」と思えることがあるものです。
そんなの見つける余力もないというのなら
とりあえず、落ち込んでいられる状況を
「よかった」と思ってみましょう。
実際、ひとりでいる時に
誰にも邪魔されず落ち込んでいられるのは
ありがたいことかもしれないのです。
嘘でもいいから
「落ち込むことが許されてよかった」と
声に出して言ってみてください。
ほんの少し

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幸福の条件⑦審判をやめる

幸福の条件⑦審判をやめる

私たちは気づけば
あらゆるものごとについて
良いか悪いか決めようとしています。
そうするほうが心が落ち着くためでしょう。
その時、良いと思ったり正しいと判断したことは
もしかしたらしばらく先には
まったく逆に思われるかも知れません。
すべてのものごとに対して当てはまるわけではありませんが
何が正解かを求めることをやめてみると
案外、楽になるものです。
極めて曖昧でいい加減にさえ感じられるかも知れま

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もっと簡単に、幸せに、なってみる

もっと簡単に、幸せに、なってみる

私はいったい何を慌てていたんだろう。
そう思える瞬間が訪れたら
もう、大丈夫なのです。
本来立つべき場に戻っている
ニュートラルな状態になっていることの証です。
だからあとはクヨクヨすることなく
ちょっと笑ってみたり(自分のことを)
深呼吸してみたり(息をつめていたのだから)
句読点を打ってから
また動き出してみればいいのです。
問題など最初からあまりなくて
「これは問題だ」と自分で意味づけたから

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