今野木心

共働き家庭の夫。 主担当は食事の準備と片付け。 なんとかこなしているけどまだまだ。 胸…

今野木心

共働き家庭の夫。 主担当は食事の準備と片付け。 なんとかこなしているけどまだまだ。 胸を張って台所を預かっている と言えるレベルになるようになりたいと思い、 日々を書き留めようと思います。

最近の記事

調味料のコストパフォーマンス

妻と結婚した当初、生活を共にしていく上でいろいろ話をしましたが、その中の一つで「調味料は良いものを買う」という提案をして、了解を得ました。とは言っても、どのスーパーでも普通に手に入るようなもののの中で、ということです。 例えば、しょうゆは丸大豆を使用したもの、みりんは「みりん風」ではないもの、料理酒は純米、塩は精製塩ではなく粗塩、といった具合です。作る料理や食材に合わせて調味料を複数使い分けられる技量はないので、普通よりはちょっといいものを買っているだけですが。 調味料を

    • たったこれだけ。おいしいやつ。

      電子レンジで軽く蒸したキャベツにカツオ節をかけ、めんつゆで和えたものを、娘が「おいしいやつ」と呼んでよく食べてくれます。 私見ですが、キャベツを蒸すと生のままよりえぐみがなくなり、甘みが強く感じられるようになると思います。生のままよりも、加熱することで食べやすくなるし、ゆでたり炒めたりするよりも、さっと蒸すくらいの方が水溶性であるビタミンも失われにくいそうです。 また、生のレタスもドレッシングで和えると息子も娘もよく食べてくれるようになりました。市販のドレッシングは味がど

      • 豚汁はみそ汁なのかという問題

        私と妻の間で、豚汁はみそ汁なのかどうか、ということで議論になったことがあります。これは、私が豚汁を作る時に、ワカメや豆腐、菜っ葉を入れたことから勃発しました。 私はダシが出た汁に具が入っていて、みそで味付けされているので豚汁はみそ汁という考えです。一方妻は、豚汁はみそ汁ではない、入っている具がみそ汁とは違う、という主張をします。 これは、私と妻のみそ汁に対する考え方の違いが起因していました。 妻の家のみそ汁は、以前の記事にも書いた菜っ葉、豆腐、ワカメ、大根、ネギ、シメジ

        • 麻婆豆腐 秘伝(?)のレシピ

          企画もので #我が家の秘伝レシピ というものがあったので、私が作ったものの中で評判が良く、今でもよく作るなんちゃって麻婆豆腐の作り方をご紹介します。なんちゃってなので本物の麻婆豆腐ではありません。(自分が)ストックしておける調味料だけで麻婆豆腐を一から作ることができないかと考えたレシピです。ラー油、サンショウはお好みで調整してください。辛さを調整できるので子供向けにも良いです。 ・材料(作りやすい分量) 木綿豆腐     一丁 ひき肉      100g ごま油      

        調味料のコストパフォーマンス

          みそのあれこれ

          私は愛知県で生まれ育ち、今も愛知在住で赤みそ派です。妻は合わせみそ派です。みその分類は本当に地域色が出るもので、赤みそのような豆みそ、麦みそ米みそ、麦米合わせみそ。これは皆さまご承知おきの通りと思います。 妻と結婚する前、義理の両親と私の地元で食事会をした時、食事のご飯と一緒に出てきたみそ汁の椀の蓋を開けて中身を見た義理の母親が、何かを悟ったように蓋をしめたことは今でも笑い話です。こちらでは外で食事をする時のみそ汁は当然のように赤みそです。ちょっと前までは、チェーン店でも赤

          みそのあれこれ

          炊き込みご飯の野望は打ち砕かれた

          子供たちは米が好きです。ふりかけご飯や納豆ご飯はもちろん、のり(味付きのりではない)で巻いただけのご飯が大好きで、幼児の頃の朝ごはんに、妻と二人で一口サイズののり巻きご飯をせっせと作ったものです。 その幼児の頃は、米が好き過ぎて、おかずを食べないこともよくありました。これでは栄養的にあまり良くないと思い、作ってみたのが炊き込みご飯。 こんなに米が好きなのであれば、炊き込みご飯も喜んでくれるであろうと思いました。鶏肉、ニンジン、ネギ、キノコ。丸ごと食べる系のダシ粉も入れて。

          炊き込みご飯の野望は打ち砕かれた

          おいしいなんて言ってもらわなくてもいいんだからね!

          ここ数年、ほぼ毎日食事の支度をしています。私の悪い癖として、評判の良かった料理を繰り返してしまうことがあります。 卵があまり好きではない上の子が、たまたま作った親子丼を「おいしい」と言ってくれたことがありました。卵と言えば子供に食べさせたい食材の一つ。親子丼なら割と簡単に作れるのでこれはいいと思った私は、週一くらいのペースで親子丼を作っていました。すると上の子が、 親子丼嫌だ。 というようになってしまいました。日々の食事のメニューを決めるというのは難しいものです。 私

          おいしいなんて言ってもらわなくてもいいんだからね!

          カルボナーラに挑んだ話

          子供たちは二人ともパスタが好きです。近所にあるイタリア料理のお店Iはとても良いお店で、ピザもパスタも全部おいしいのですが、子供たちが喜んで食べるのはカルボナーラです。 家でパスタを食べるときは、ミートソースが多いです。それも子供たちのお気に入りです。ですが、ある時冷蔵庫の中を見て思いつきました。カルボナーラ作れるんじゃね?と。 うちの冷蔵庫には卵と牛乳は常にストックされているのですが、どちらも余りがちです。上の子がどちらもあまり好きではなく、あまり登場機会がないのです。

          カルボナーラに挑んだ話

          きみはこんなものが好きだったのか

          せっかく食事を作るなら、おいしく食べてもらいたいと思うもの。とはいえ、カレーやらハンバーグだけを毎日作るのも違うので、子供があまり食べないものも作ります。例えば、魚介類。 私は魚が好きなので、イワシの煮つけ・照り焼きやサンマの塩焼きなどは良く作ります。(サンマが不漁なのはマジで困る…)。子供たちの評判はいつもいまいち。骨が嫌なようですね。 それでも、どうせならおいしいと思ってもらいたいので、イワシやマグロのハンバーグを作ってみたり、サケをシチューに入れてみたり。でもそんな

          きみはこんなものが好きだったのか

          共働き家庭で、夫の私が家事の中で食事の支度を担当するようになった理由

          note初投稿です。唐突ですが、今日は共働き家庭の夫の私が食事の支度を担当するようになった理由を書きたいと思います。 私と妻はお互い26歳の時に結婚しました。結婚の経緯にいろいろとあるのですが、結婚後も妻が仕事を続けることは決めていました。 共働きになる以上、家事は分担することになりました。ですが、子供を授かるまでは特に明確な分担というものはありませんでした。子供がいない大人二人の家庭であればそれで十分でしたし、合理的でした。ただ、しいて言えば洗濯は妻がやることが多かった

          共働き家庭で、夫の私が家事の中で食事の支度を担当するようになった理由