カルボナーラに挑んだ話

子供たちは二人ともパスタが好きです。近所にあるイタリア料理のお店Iはとても良いお店で、ピザもパスタも全部おいしいのですが、子供たちが喜んで食べるのはカルボナーラです。

家でパスタを食べるときは、ミートソースが多いです。それも子供たちのお気に入りです。ですが、ある時冷蔵庫の中を見て思いつきました。カルボナーラ作れるんじゃね?と。

うちの冷蔵庫には卵と牛乳は常にストックされているのですが、どちらも余りがちです。上の子がどちらもあまり好きではなく、あまり登場機会がないのです。

カルボナーラの作り方でいろいろ調べてみたら牛乳のレシピもある様子。何回か試してみてアレンジし(作り方は後半に載せます)、いざ食べさせてみると

「おいしい」

心の中でガッツポーズ。してやったりですね。しかも冷蔵庫の中で余りがちなもので作れるので、これは良いものを開発した思っていたら、

「Iのカルボナーラの方がおいしい」

そりゃそうだよ…。プロと比べないでくれよ、とは思いつつも、それが正直な感想だよね。俺もそう思うし。

でも、お店で食べる料理と家で食べる料理は違うもの。お店で食べるときはそれそのものが目的、家で食べるときは生活の一部です。家にあるもので作れるというのは重要。特別である必要はない、まずくていいわけではないですが普通に「おいしい」で十分なのだと思います。

またIのカルボナーラ食べに行こうね。

・私のカルボナーラの作り方

分量や作り方を紹介する前に。材料に無駄を出したくないという思いがありました。作ってみたところ、やはり牛乳ではなく生クリームの方がおいしいのですが、私では生クリームをうまく流用できなかったので諦めました。卵黄ではなく全卵を使います。卵白をお菓子作りとかに使う人は、卵黄だけのレシピの方が良いかもしれません。

・材料(2人前)
スパゲッティ 150g
塩 適量
卵 2個
牛乳 100mL
バター 30g
粉チーズ 大さじ2
ベーコン  100g
油(オリーブオイル) 適量

・作り方
1.まずソースを作ります。電子レンジで温めて溶かしたバターと牛乳をボウルでよく混ぜ合わせます。混ざったら、そこに卵、粉チーズを入れてさらによく混ぜておきます。
2.お湯を沸かし、塩をお湯1L当たり大さじ1加え、スパゲッティを表示時間の一分ほど短く茹でます。
3.スパゲッティを茹でている間に、フライパンに油をひき、ベーコンを炒めます。ベーコンの油が出てきたら、いったん火を止めます。
4.スパゲッティが茹で上がる一分程前(短くした分も入れて表示時間よりも二分前)に、ベーコンを炒めたフライパンをパスタのゆで汁をお玉一杯弱入れ、再び火にかけます。火加減は弱火。油とゆで汁をよく混ぜ合わせます。
5.スパゲッティが茹で上がったら、水けを軽くきってフライパンに入れ、軽く混ぜます。
6.フライパンを火からはずし、ソースをスパゲッティにかけ、よく絡めます。とろみが出てきたら完成。
ソースがだまになるとおいしくないので、フライパンの火加減は弱めが良いと思います。

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