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異業種クリエイターコラボとカルチュアライズ。

先週末、色々と濃い時間を過ごす事ができまして

現在も(24日まで)会期中の
paperboyのポップアップストアを覗いて参りました。
勿論、楽しませて頂きました。

前から知っていたわけではなく
たまたまネットで記事を見て、気になったから
ハイ行きました、という訳でして。

だから、あまり説明すると間違えた事を
書いてしまいそうで怖いのですが

paperboyはフランスベースのフード屋さんで
デザイン
アパレル
音楽
ともコラボレーションしていて
一つのカルチャー化している
という様に解釈しました。

私はこのような形態が大好きで
一時期自分も酷く憧れて

何か一つの形態・コンテンツを切り口として
そこから
色々な、ジャンル違いの表現やコンテンツを
派生させたりコラボレーションしたり
そうして一つのカルチャーを形成していく

(分かりやすいところだと、2000年代の
MaisonKitsuneなど)

というスタイルと風潮に物凄く惹かれた。

だから、ミュージシャンも
音楽だけで完結しているアーティストは
実はさほど興味がなく
そのミュージシャンの音や発信する言葉から
映像や文学が見えたり
ある種のストーリー性やアート性があったり 
ファッションにも影響を与える様な
そんなミュージシャンと
彼らの音が好きだった。

例えばThe Killsとか
(意外かもしれませんが、ロックめちゃくちゃ聴くんです)

日本で言えば間違いなくakikoさんですね。
今も昔も私のミューズです。

今回、paperboyのニュースを見た事で
あの頃熱に浮かされていたように夢中になっていた事を思い出し

フラフラと吸い寄せられる様に見に行ってしまった(笑)。

感想は

やっぱりニュースで写真やデータでのデザインを見るのと

実物のプロダクツを自分の目で見るのでは
全然
ぜーんぜん!!
天と地ほどに違いました。

実物に触れて初めて伝わる、得られる事ってある。

私はそれを
勝手な解釈で大変恐縮ですが
イラストの線に強く感じました。
やっぱり、デザインや実際にイラスト描ける人の描くラインって凄すぎる(語彙力)と改めて実感。
ラインの太さや細さ、強弱が本当にオシャレだったのよ・・。

また、paperboyはフランスベースですが
イラストやデザインは
アメリカンポップ的なものがあって

どんな感じなんだろうな・・

と思っていたのですが

プロダクツを見て、うん・・・。

上手く言えないけど
アメリカ人アーティストなら
こうは作らないし描かないな、と思った。


外側の視点から見た
アメリカンポップス(←文化としての)だと
感覚的には
一目で感じたので
(だから上手く説明できない)
とても面白いな、と感じました。


さて。
折角フードのお店なので
サンドイッチ頂きました。

タマゴサンドあるんだ
と驚いたけど

頂いてなる程
日本のタマゴサンドとは別物でした。
サイズが大きくて
多いかな・・と思ったけど
美味しくて美味しくて
ペロリと平らげました。
ご馳走様でした!

イラスト、女の子Ver.もあるんだ!!
私女の子の方が好きだなぁ。
女の子の方がよりフランスらしい風味が
そこはかとなく漂っている気がする。
勝手な思い込みですみません・・


話が自分の事になり恐縮だが

自分も、異業種の方たちとコラボして
音楽を切り口とした異業種コラボをしたい
という強い目標が昔々ありまして


ライブハウスなどの音楽を聴くための場所には殆ど興味を示さずに(笑)
当時、街のカフェのような
音楽を聴くための場所ではないところに

たのも〜

と何のツテもないのにいきなりアポイントとって
1人乗り込んで
店長さんにプレゼンして
ライブさせて下さいと(笑)。

そんな活動を繰り返していたんですよ。
それで
Tully's Coffee様の新宿にある大きいお店で
ライブをさせて頂いた事は
本当に奇跡だったと思っています。
その節は本当に有難うございました・・。


そういうのを繰り返したり
自分でやりたいと繰り返しあちこちで
言っているうちに

あるイベントの音楽のオーガナイズを
任せてもらったり(私はDJじゃないのに、本当に有難い)

イラストレーターさん・切り絵作家さんのグループ展の会期中に
テーマに沿ったライブイベントをさせて頂いたり
会場が
何と有名なパン・オ・スリールさんだったので
それこそ
イラストデザイン・フード・そして音楽との
コラボレーションで一つの世界を作りました。
得難い経験をさせて頂きました。

こうして、
沢山の方々のおかげで
ある程度しっかり
自分のやりたい事を具現化し
形にする事ができた
という手応えと充実感を得ることができたのです。
本当に贅沢で、かけがえのない経験でした。

そのおかげで
音楽の仕事や活動が
自分の人生やメンタルの大部分を占めるようになり、覚悟を決めて秋田から東京に出てきたら

まさかの
7年間にも及ぶ暗黒期絶望期に突入し(笑・・えるようになりました笑)

その間
コラボではない、純粋な自分の音楽を作り
2ndアルバムをリリースし

さて、次はどうする
と思った時に


自分で完結する音楽は今
全て出し切りやりきったので
やっぱりまた
異業種のクリエイターさんたちと一緒に
何かを作り上げたい
それが私が一番したい事だな。

という気持ちに戻ってきたのですね。

・・・という事で
ずっとやってみたかった
コンテンツを
今度は自分が言い出しっぺで生み出そうと
(今まではコラボに参加させて頂く立場だった)


一緒に作りたい方にLINEをして
二つ前の記事のnoteに戻る(笑)。

ちなみに、paperboyのポップアップ見た後で
その打合せに行きました。
だからこの2つは同じ日の出来事なのです。

色々なきっかけがあって
(それを言うと長くなるのでまた後日のnoteで)
また
異業種クリエイターとのコラボをオーガナイズしよう。
コンテンツを作ろう

というところに
今の自分はいる。

だからこそ
paperboyにたまらなく惹かれた
そして
惹かれたという事実が
とても嬉しく
そして
paperboyのようなコンテンツに
今また魅力を感じたのは
ある種の自己肯定感だとも思っている。


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