『レスキューファイアー』と『ガメラ 小さき者よ』で見る名古屋の魅力
私は、耳が聞こえない人が通う筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の学生である耳が聞こえない近藤 史一です。私と同世代の人ならば、きっとわかると思いますが、小さい頃テレビで『レスキューファイアー』、『ガメラ 小さき者よ』をご覧になりましたか？
概要
私がこの文章で言いたいことは、『レスキューファイアー』と『ガメラ 小さき者よ』の名古屋ロケが私にとってどれほど感動的で幸せなものだったかということです。私は愛知県出身で、聴覚障害を持っています。そのため、特撮作品を見るときには、日本語字幕はもちろん見て理解できる映像のインパクトがとても重要です。2000年代には、東映、松竹、角川といった多くの特撮作品が制作され、2000年代以降から日本語字幕が充実したおかげで、朝の子供向け番組や夜のゴールデンタイムの番組で日本語字幕も付くようになりました。その中でも、私が特に好きな作品が日本語字幕があり特撮技術もすごい『レスキューファイアー』と日本語字幕はなかったが最後の戦闘シーンが忘れられない『ガメラ 小さき者よ』ざ印象的でした。それらは、両作品ともに地元である名古屋を舞台にしていたからです。
『レスキューファイアー』
『レスキューファイアー』とは、2009年から2010年にかけてテレビ愛知で放送された特撮テレビドラマです。世界消防庁が結成した消防・救急活動に特化したレスキューチーム「レスキューファイアー」が、古代種族ジャカエンが操る火炎魔人との戦いを繰り広げる物語です。レスキューフォースの続編として制作されましたが、レスキューフォースが超災害の鎮圧をメインテーマとしていたのに対し、『レスキューファイアー』は超火災の鎮火をメインテーマとしています。また、『レスキューファイアー』の技術や権限はレスキューフォースからさらに発展されており、着装ブースを使わずにどこでも着装が可能、ファイナルレスキューを上官からの許可無しで使用できる、ビークルは小型の方が先に出場し火炎魔人が巨大化した際に大・中型ビークルを出場させる、小型ビークル発射機能をファイナルレスキュー（必殺技）に活用するなどといった特徴があります。
『レスキューファイアー』の40話から42話は、名古屋でロケが行われました。私は愛知県出身で、名古屋にもよく行っていました。そのため、『レスキューファイアー』のメンバーが名古屋の街を走り回ったり、名古屋城や名古屋テレビ塔などの名所をバックに戦ったりする姿を見ると、とても嬉しくなりました。そして、名古屋の市長である河村たかしさんが”名古屋シティメイヤーの役”として現れた時にはなぜかとても興奮してしまいました。私は名古屋の風景や文化に親しみを感じていたので、『レスキューファイアー』のメンバーも同じように感じているのではないかと思いました。実際に、『レスキューファイアー』のメンバーは、名古屋の名物であるひつまぶしや味噌カツなどを食べたり、名古屋弁を話したりするシーンがありました。それらのシーンは、『レスキューファイアー』のメンバーの人間味や現実世界にいそうなリアリティな感じがとても良かったです。
引用
『ガメラ 小さき者よ』
この映画は、2006年に公開された特撮映画です。詳しいことは下に書きました。
「ガメラ 小さき者よ」の舞台も、三重県伊勢志摩そして、我が地元愛知県最大の都市ある名古屋でした。名古屋のJRタワーや、名古屋駅が舞台でした。一番興奮したのは、トトが負けそうになった時に主人公の願いに応えて空中を回転しながら飛ぶシーンが感動的でした。日本語字幕はその当時ありませんでしたが、怪獣が戦う姿や人々が逃げ惑う姿や本当に現実にありそうなインパクトが忘れられなかったです。
まとめ
私は『レスキューファイアー』と『ガメラ 小さき者よ』の両作品を見ることで、名古屋の街や愛知県に対する愛着や誇り、そして地元にロケの招致をして嬉しく感じました。私は名古屋が舞台になった特撮作品がとても好きで、今でも懐かしく感じています。私は『レスキューファイアー』と『ガメラ 小さき者よ』の名古屋ロケに感謝しています。それは、私にとってかけがえのない思い出、特撮ファンになるきっかけとなったからです。私はいつかまた名古屋を舞台にした特撮作品が制作されることを期待しています。それは、私だけでなく、多くの名古屋の人々や特撮ファンにとっても喜ばしいことだと思います。私は『レスキューファイアー』と『ガメラ 小さき者よ』の名古屋ロケについて、お伝えしたいと思いました。どうもありがとうございました。
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