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#洋画
醜く、そして美しく|アメリカン・ビューティー
今年から使い始めたSUNNY手帳には『MY WATCH LIST』のページがあり、観たい作品を24作品分書けるようになっています。
わたしが書いたのは2000年から2023年のアカデミー賞作品賞のタイトル。毎年3月に発表されるため今年の分は後から書き込む予定です。アカデミー賞には「大賞」が無いので、数ある賞の中から注目度の高い「作品賞」に絞ってみました。
『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のス
まるで幽霊の擬似体験| A GHOST STORY
映画『A GHOST STORY』を観ました。
台詞の少ない映画です。
主人公は冒頭で亡くなり、幽霊になるのですから。
これは亡くなった主人公が妻を見守る物語です。
1.33 : 1
この映画は「スタンダードサイズ」と呼ばれるアスペクト比で制作されています。アナログテレビの比率と同じ、と書くとイメージしやすいでしょうか。
1.33:1の四隅が丸くなった画面で映画が映し出されます。
通常より
エル・ウッズにはピンクの戦闘服
ピンクの服を最後に着たのはいつだっけ。
考えてみても思い出せないほど、わたしとピンクの関係性は希薄だ。
普段取り入れない色こそ足元に、なんて文言を鵜呑みにしてコンバースの真っピンクのスニーカーを履いていた時期はあった。あれはいつだっただろう。やけに足元だけが目立っていて、だけど結構気に入っていた。
グロスも、チューリップも、ランドセルも、それからマイメロディも、ピンクより赤が好きだ。
だけど
「すべてをこえて愛してる」
観終えてからいつまでも内容を引きずる映画は久しぶり。
『ビューティフル・ボーイ』
美しいタイトルとポスターに惹かれて再生ボタンを押してしまわないようにご注意を。これ爽やかなストーリーじゃないですよ、覚悟してから観たほうが良いですよ。わたしは覚悟したにも関わらず観終えてから今でもずっと引きずっています。
さて突然ですがティモシー・シャラメは好きですか?
わたしは好きです。
最初に知ったのは『
忘却はよりよき前進を生む
タイトルは哲学者・ニーチェの言葉から。
忘れてしまいたいことを忘却することが出来たら人生よい方向に前進していくものなのでしょうか。
魚の骨が刺さったようにチクチクと残る嫌な記憶。
その忘れたい事柄だけをうまくスポンと頭から忘れることが出来たのなら、どんなに楽だろうと思う。
記憶と感情は結び付いているものなんだろうか。そんな気がするけれど、文系だから脳の構造とかの詳細までよく分からない。
楽
誰もがこじらせて、大人になった
10代の女の子はまさにモンスターのよう。
感情も気分もくるくる変化する。
さっきまで「ああもうっ!」ってムカムカしていたかと思えば、次の瞬間には手を叩きながら笑っちゃったりしている。
さて、こじらせ女子という言葉でピンとくる映画といえば『勝手にふるえてろ』が挙がるのではないでしょうか。
わたしはこれを観てヨシカ(松岡茉優)の気持ちが痛いほどに分かってしまい「あれ、自分もこじらせてるのか」と思
きっと君はたどり着ける
沈みそうな舟で 家を目指そう
まだ時間はあるから
希望の声をあげろ 自分で選んだ道だ
きっと君は辿り着ける
(Falling slowly)
今年『シング・ストリート』を観てガツンと衝撃を受けた訳です。なんだこの映画は、と。こんなに面白い映画があるのかと。
生まれて初めて映画のサントラを購入。洋楽のCDを買ったのも初めてでした。おそらく今年いちばん聴いているアルバムになったんじゃないか