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茶室

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古民家再生のお客様にお茶を点てて頂いた経験からお茶を習い始め、お茶室を創るようになりました。お稽古のことやお茶室のことを綴っています。
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2021年6月の記事一覧

清流無間断

清流無間断

今日の午前中はお茶のお稽古でした…新居浜から来られている皆さんとお稽古しました。皆さんのお点前を拝見し、奥が深いなと感心しきり…

上達までの道のりは長いですね…

お菓子はホタル袋、こういうお花が本当にあるんです。

お茶を習いはじめたきっかけは古民家に伺った際にお茶を点てて頂き、作法を知ってないと失礼に当たるかなと思ったのがきっかけ、最初は飲めるようになったらいいかなと漠然と思っていましたが、

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先行してアカマツを植えました。

先行してアカマツを植えました。

茶室の新築工事現場、小間の土壁仕上げもほぼ終わりになってきたので暑くなる前に背の高い赤松の木だけを庭師さんに植えて頂きました。露地は小間ができたら造っていき11月の炉開きに間に合うようにしたいと思います。

軽そうに見えてこの木の重量は約160kg…ユニックで台車に乗せて、仮設通路を4人で押して裏に運んでいきます。

あらかじめ決めていた場所を掘って木の方向を見ながら仮設置しました。

足場を外しました…

足場を外しました…

昨年より一年係で茶室のある住宅を施工しています。昨年6月から基礎工事に入り、母屋は4月末に完成、残っていた小間部分も昨日足場を落とすことができました。土壁も外部は塗りあがりましたが、内部はまだまだ…水道電気工事に畳に建具にと工事はまだまだ残っていますが、やっと形が見えてきました。

小間の工事中は仮説の屋根を造り工事していました。

タキロンを木曜日に外し、土曜日に足場を解体しました。

壁のブル

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にじり口

にじり口

にじり口とは、縦2尺2寸、横2尺5分の入り口の外側に縦2尺1寸8分(654)、横が2尺3寸(696)の引戸をつける小さな茶室への出入り口で、千利休が草庵茶室・待庵に設けた小さな入り口がはじまりと言われています。

男性も頭を垂れて伏してにじりながらでないと入れない大きさで、武士の時代には刀を腰につけているとくぐれないのでにじり口の外部に刀を置いておく場所がありました。頭を下げて茶室に入ることで身分

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