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システムづくりも大切にする基本は人と人のつながり。システムで支えるキャリア採用者へインタビュー!

こんにちは。KOMEHYO note編集部です。
今回は、2018年にキャリア採用でコメ兵に入社し、現在は営業本部・営業システム部で活躍する松居 達也にインタビュー。コメ兵へと転職を決めた経緯やシステム担当としての働きがい、これからの展望などをききました。


■個性豊かなメンバーとそれぞれの強みを生かして、社内システム全般をサポート

‐‐松居さんは、コメ兵に入社するまでにたくさんの会社を経験されていると伺っています。コメ兵の営業システム部での業務内容はどのようなものですか?

はい。一番はじめの百貨店での衣料品販売以降は、職種はずっとSEですが、業界としては、運送会社・冠婚葬祭会社など全く毛色が違う世界を経験しています。
現在、コメ兵の営業システム部には11人のメンバーがいるのですが、実は私だけでなく、全員がキャリア採用で入社しています。前職での業務内容はシステム担当が多数ですが、さまざまな経歴・経験を持つメンバーが集まっていて、個性豊かで面白いです。SEとして社外に出向・取引先に常駐して仕事をしてきた人、実家が電気屋さんの人、IT関連会社に勤めていた人、小売業を経た人など…
これまで育ってきた道が多様なメンバーが揃っているからこそ、多様な視点を持ち、得意分野が多岐にわたっていることがチームとしての強みだと思います。

インタビューに回答する松居さん


KOMEHYOの営業システム部では、小売業の業務に関わるシステム全般の経験を積むことができます。
たとえば、日々の店舗営業に関わるPOS入力や買取業務、商品部による仕入れ業務、ECへの出品など、現場のあらゆるシステムが滞りなく円滑に進むよう、サポートしています。
これはリユースならではの部分だと思いますが、「在庫管理」といっても一時流通とはちがい、同じブランド・同じ型番のアイテムでも状態や価格が異なります。データ上では1点1点ちがう商品となるため、現場の方がどうすればより使いやすく、効率的になるか?と試行錯誤を重ねていくことが、難しさでもあり、面白味でもあると思います。
ほかにも、新規出店する店舗のパソコン手配やインフラの整備、各種マスタの登録や担当者へのシステム利用権限の設定や、経営会議で必要なデータ・資料の作成、新しい仕組みの導入や開発などに携わることもあります。

私個人の業務内容でいうと、現在は営業システム部とカンテイ事業部を兼務しているため、CtoCプラットフォームを運営する企業様のアプリに関する業務や、部内の人材マネジメント、新しいパッケージやツールの導入サポートなどを行っています。

業務中の松居さん

■メンバーとのコミュニケーションや関係性を大切に

‐‐日々さまざまな業務を通してシステムの側面から会社を支えていらっしゃることが伝わってきました。仕事をする上で大切にしていることはありますか?

そうですね、やはり「コミュケーション」や「関係性」が大切だと思っています。
システム担当といっても、使うのは人間ですから、その人たちの使いやすさや、困りごとの要因を突き止められないと、対策もできません。プロジェクトでいくと、一緒に取り組むメンバーのことをどこまで深く理解して議論し合えるかがカギだと思っています。

あとは、現在営業システム部では、電子機器のシステム設定などが得意、専門知識が広くトラブル対応が得意、などそれぞれのメンバーの強みに合わせて仕事が割り振られていますが、今後の課題は、会社の拡大に合わせ、メンバーの専門性を活かしながら、属人化せずにチームで対応していけるような業務体制に変えていく部分でしょうか。
業務改革やプロジェクトの多くが、システム抜きでは考えられません。社内のさまざまなプロジェクトにシステム担当として参画し、メンバーとコミュニケーションをとりながらプロジェクトを成功へ導くサポートをしていけたらと思っています。

チームメンバーとコミュニケーションを取っている様子

‐‐大切なのは人というのは、コメ兵の文化にも通じますね。システムが無機質だからこそ、組み立てる人に人間力が求められる部分はあるのかもしれませんね。

はい、システム担当としてはコミュニケーションは本当に大事だと思っています。一緒に取り組むメンバーをどこまで理解して議論し合うことができるか、そのために深くコミュニケーションがとれているか。必要なもの、必要な機能を、実際に現場で使う人のニーズをくみ取って導き出し、さらにそれらを使う人の操作性や優先順位にあわせてカスタマイズしてシステムを作り上げていくには、やはりいろんな角度から要素を聞き出せないと難しいです。システムづくりは、パソコンに向かって行う仕事ではありますが、その奥にある本質は『人と人』だなと思います。
そのうえで、自分の技術力というか、できることを最大限に生かしてあげたいなと思っています。ちなみに、僕なりのこだわりは、”なるべくシンプルなキーボードを使うこと”。ボタンの配置がわかりにくかったり、複雑だったりすると、途端にパフォーマンスが落ちてしまうんです。

■コメ兵の行動指針が入社の決め手に

‐‐なるほど、やはり人とのコミュニケーション力が大切なんですね。松居さんとコメ兵をつないだのも、人の縁だとききました。

はい、コメ兵に入社する前は、冠婚葬祭の会社での社内SEを15年ほどやっていました。でも、結婚式は、国内で華々しく挙式をするスタイルから地味婚や海外挙式をする人が増え、さらに、2人に1人は結婚式を挙げなくなるなど、業界としては斜陽なのかも、と感じていた時期があったのです。今後も同じ業界にいるべきかどうか、考えていたタイミングで、同じ冠婚葬祭会社からコメ兵へ転職していった元同僚から『コメ兵どうですか?』と突然連絡があったのがきっかけです。
少し戸惑いましたが、一緒に仕事をしたことがある人から声をかけてもらえることは嬉しかったですし、ちょうど、この業界に居続けるか自問自答していた時期でもあったので、面接を受ける決意をしました。
転職活動の際は、会社の社訓や行動指針を重要視していて、当時コメ兵のホームページにあった『人が財産』という言葉に強く惹かれました。この考えは、入社してからもさまざまな場面で、耳にしました。社長自ら『当社の財産は人です』と語るのを聞き、共感できますし、がんばろうという気持ちになります。
先ほども話しましたが、私にとって、仕事は『人』とのコミュニケーションがすべての始まり。だから会社の考え方に共感できたこと、過去に共に働いた人が実際に在籍していて 、いい会社だと言っていたことは大きな安心感になりました。

最近はキャリア採用経験者として、システム部門の求職者との面接もしていますが、採用面接というよりも、コメ兵という会社を知ってもらう機会だと考えています。経歴など根掘り葉掘り聞くより、『コメ兵ってこんな会社ですよ、私はこんなふうに、こういう仕事をしています』と業務内容や雰囲気を伝える、つまりコメ兵を知ってもらうことを大切にしています。

‐‐たしかに、実際に働いている人から、現状がわかると求職者はすごく参考になりますよね。営業システム部の仕事としては、なにがやりがいですか?

コメ兵では、各部署の担当者がフラットに活発なコミュニケーションやディスカッションを行える土壌があります。そんな過程を経て、一生懸命、使う人のことを考えて作ったシステムやデータを『使いやすくなった』『助かりました』と直接声をかけてもらえたときやりがいを感じます。誰かの役に立っていると実感でき、感謝してもらえることが何よりうれしいですね。
SEは淡々と業務をこなしていくことが多い職種かもしれませんが、誰かの為に、と考えて実現していくことが、とても報われる瞬間です。

今コメ兵は大きな過渡期にあると思います。会社はどんどん成長していく途中ですし、今後はこれまでよりさらにチームで動く・チームで仕事をつくっていくことが増えていくはずです。個人の得意分野やプロフェッショナルな部分を伸ばせる環境を提供しつつ、互いに支え合うことで成長できる組織へと変わっていくタイミングだと感じています。社内のメンバーはもちろん、お客様にも喜んでいただくために、システムを介してコメ兵に関わる多くの人たちに小さな安心感とか、ふと気が付いたら前よりストレスが減った!というような利便性を提供していきたいです。


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