こころ、揺れる

日常では、日本・ヨーロッパで、効率と合理性を追求する実験を試みてきた人間が、シンプルに…

こころ、揺れる

日常では、日本・ヨーロッパで、効率と合理性を追求する実験を試みてきた人間が、シンプルに自分のこころが揺れるものについて語らせて頂きます。

最近の記事

「こころ、揺れる」 - 散歩に読書、そして昼寝の秋

皆様、どう週末や自由時間をお過ごしだろうか。 食欲の秋、スポーツの秋など、様々な秋の時間をお楽しみだと思う。 新しい土地での初めての秋の時間を表現すると何だろう、というのを引っ越して以来ずっと考えていたが、散歩に読書、そして昼寝に集約される気がする。 散歩 文字通り、霧や雨も多いこの土地で林や山を散歩するのももちろんなのだが、未知の領域について、余り明確なゴールを定めずに、全力の5割位のペースでフラフラする、というのが近いだろうか。 これまでは、短期の、成功か失敗か

    • 「こころ、揺れる」 - 守りの考えが浮かんだ時点で、退化は相当進んでいる

      「攻撃は最大の防御」と言われるが、守りに入る考え方が何となくでも浮かんだ時点で、かなり退化してしまっているのではないか、と感じたエピソード。 2月の記事で触れた土地での生活を始めて、しばらくが経過した。土地自体に惹かれたのに加えて、自分の生活に次の変化を入れたかった、というのが、精神的な面での理由として挙げられる。もう少しプラクティカルな理由としては、お野菜等の食材が豊かで、そして何より新鮮なのが、心身ともに健康な状態でこれからの時間を過ごすのに重要と感じたことが挙げられる

      • 「こころ、揺れる」 - モータースポーツは、スポーツじゃないですって?

        このnoteのタイトルは、「足すんなら、その分、引きなさいよ?」と、どちらにするか、書きながら迷っている。(実際、既に反対を選んで、また元に戻した。) 近しい人に、長年モータースポーツに携わった人がいて、その方の影響で、自分も近年F1とMoto GPのファンになった。 そういう自分も、以前は、モータースポーツなんて、乗っているマシン次第で、スポーツじゃないでしょ、と思っていた。 そして、初めてレースを見に行って、レーサーやライダーに話を聞いて、自分で体験して、間違いなく

        • 備忘録 noteにしたいトピック ・加えることと削ぎ落とすこと ・これまで落ちた試験、面接、そこから学んだこと ・この人生で成し遂げること ・朝どれ野菜の衝撃 ・散歩・読書・昼寝

        「こころ、揺れる」 - 散歩に読書、そして昼寝の秋

        • 「こころ、揺れる」 - 守りの考えが浮かんだ時点で、退化は相当進んでいる

        • 「こころ、揺れる」 - モータースポーツは、スポーツじゃないですって?

        • 備忘録 noteにしたいトピック ・加えることと削ぎ落とすこと ・これまで落ちた試験、面接、そこから学んだこと ・この人生で成し遂げること ・朝どれ野菜の衝撃 ・散歩・読書・昼寝

          「こころ、揺れる」 - 「全力を出し切ったので、悔いはないです」の凄み

          あなたは、全力を出し切れた経験がありますか? あなたは、負けたのに、悔いがない、という感情をもった経験がありますか? トップレベルのスポーツ選手のインタビューを見ていて、凄さを感じたこと。 彼らは、自分の全身と精神を全部使って、より早く、高く、遠く、強く、きれいに、止まって、正確に、等といった評価基準に従って、ライバルと、そして自分自身と競争をし続ける。 ピアニストが、自分の指のわずかなタッチに繊細なように、そして、文章を書くことを生業にする人が、ふと感じたことを表現

          「こころ、揺れる」 - 「全力を出し切ったので、悔いはないです」の凄み

          「こころ、揺れる」 - 物を買うだけの覚悟はあるか?

          私たちは、理論上は、自由に経済活動を行える社会で生活をしている。そして、その中では、自分が提供できるサービスや持っているものの価値によって、市場の競争の下で対価を受け取ることができ、又これをもとに経済活動を行なっていく、という風に説明がされる。 皆さんは、物を買うことが嬉しい、もしくは楽しいという感覚があるだろうか。 私自身は、資本市場と呼ばれるエリアに関わる仕事をしてきたが、購買行動に関する自分自身の性格は、どうやらかなり変わっているらしい、ということを最近指摘された。

          「こころ、揺れる」 - 物を買うだけの覚悟はあるか?

          「こころ、揺れる」 - ほら、あなたも、素直になりなよ。

          (ちょっと抽象的なnoteになるけど、伝わると良いな。。。) 仕事での出来事やニュースを見ながら、一歩引いて考えたときに、ふと思った事がある。 自分も含めて、多くの人が、どんどん素直さと責任感を失っているな。 そして、一方的に(勝手に)他人に対して依存する傾向が高まっているな、と。 誰が⚪️⚪️と言ったから。 責任は⚪️⚪️にあるから、自分は悪くない。 誰それが、⚪️⚪️してくれると思ったのに、がっかりだ。 あの人が、⚪️⚪️してくれないせいで、自分が✖︎✖︎し

          「こころ、揺れる」 - ほら、あなたも、素直になりなよ。

          「こころ、揺れる」 - 高級ホテルビュッフェに行きませんか?

          ヨーロッパから日本に戻ってきた頃くらいから、人間関係、キャリア構築、資産形成に関して、相談に乗ってください、と言われる事が増えてきた。 人の悩みを解決出来るほど一般的な知識と経験はないものの、自分がこれまで何かに挑戦しようと思ったきっかけや、そのアプローチや考え方等についてであれば、共有出来るかなと思い、昔から知っている人から、一対一で話すのは初めての人を含めて、依頼された場合には出来る限り応じるようにしている。 自分の中では、そういう機会は貴重だということもあり(基本外

          「こころ、揺れる」 - 高級ホテルビュッフェに行きませんか?

          「こころ、揺れる」 - 大雑把な自分は、’繊細さん’向けの本を手に取れない

          面白いな、と思った。 先日大きな書店でパトロールをしていた際に、繊細な人、繊細さん、敏感な人向けの本を集めたコーナーを見つけた。 数冊では無い、おそらく20冊位はあって、結構売れている様子だった。 これまでの人生で、「繊細な人に対して、もっと自信を持って!時には、鈍感になって良いんだよ。」だったり、「繊細な人間性だから余計に気付いてしまって疲れやすいでしょ、かわいそうだね。無理しないでね」という本やメッセージは良く聞いてきたが、「鈍感な人に対して、もっと繊細になって」と

          「こころ、揺れる」 - 大雑把な自分は、’繊細さん’向けの本を手に取れない

          「こころ、揺れる」 - 要注意!! あなたのnoteはどこまでがあなたの意見?

          自分が大学院にいた頃、従来のメディアに加えて、social mediaと呼ばれるサービスが海外を中心に始まった。 大学時代、菅谷明子さんというジャーナリストの先生の授業で、初めてメディア・リテラシーというコンセプトを聞いて、大変ハッとさせられて、勉強になったのを昨日のことのように覚えている。詳しくはリンク先や著書を読んで頂ければと思うが、要点をbullet pointにまとめると、 ・民主主義においては、司法・行政・立法の三権分立が大切なコンセプトだが、メディアが監視機能

          「こころ、揺れる」 - 要注意!! あなたのnoteはどこまでがあなたの意見?

          「こころ、揺れる」 - Open to grow

          能力がある'できる'人、というのは、それぞれの分野や文化や、求められている役割により様々だと思うが、仕事やプライベートを含めて、自分なりに思っている定義について触れたい。 一言でいうと、「愛情を」「上手く伝えられる」人、だと感じている。 ・愛情 仕事では、部下や上司や仲間への信頼や感謝の気持ち。 プライベートでは、自分にとって、相手が唯一無二の存在であるというメッセージ。 ・上手く伝えられる 仕事では、給料や昇進という物理的な部分以外において、相手がOne tea

          「こころ、揺れる」 - Open to grow

          「こころ、揺れる」 - Leading edge

          Leading edge: 最先端、最前線 ある特定の分野において、もっとも進んだポジションにいること、とでも訳せるだろうか。 先日のSpace-X Crew Dragonの打ち上げの様子を見ていて、ふと、この言葉が頭に浮かんだ。 ロケットが発射され飛び立ち、さらに大気圏に突入する様子を見て、そして、多くの飛行機の設計図を見て、改めて自分自身が挑戦するために必要な姿勢がクリアになった。 シンプルにいうと、いずれのデザインにおいても、空気抵抗を最も受ける先端部分にコック

          「こころ、揺れる」 - Leading edge

          備忘* noteで書いてみたいトピック ・他人に惹かれる瞬間 ・繊細に鈍感になること ・他人との距離感 ・情報リテラシーの本質 ・愛情の伝え方

          備忘* noteで書いてみたいトピック ・他人に惹かれる瞬間 ・繊細に鈍感になること ・他人との距離感 ・情報リテラシーの本質 ・愛情の伝え方

          「こころ、揺れる」 - 'One Day' to 'Day One'

          ずっと昔から、いつか達成したことが誰にでもあるはず。 One Day: いつか、そうなりたいな。いつか達成したいな。 実際にChallengeを始めると、それは Day One: はじまりの一日になる。 たった二つの、誰でも知っている言葉を前後入れ替えただけ。 でも、その順番を入れ替えるには、Challengeすることが必要。 You cannot realise what you cannot imagine. 今日も、自分にとって、何か一つについてでも、この

          「こころ、揺れる」 - 'One Day' to 'Day One'

          「こころ、揺れる」 - nothing is given and taken for free

          自分の「こころ」が揺れた、揺らされた言葉や経験、思いををまとめてみようと始めたnoteも、2月頭に思いついたテーマをリストアップしたものを、ようやく2ヶ月かけて形に残す事が出来た。正直、分かりやすくはまとめられなかったが、それも実力なので、今後に生かしていきたい。(下記つぶやきに記載のテーマ) https://note.com/kokoro_yureru/n/n9fd43e39673d その中で最後になったテーマが、最近良く目にする「世の中、欲しい欲しいと要求するだけでは

          「こころ、揺れる」 - nothing is given and taken for free

          「こころ、揺れる」 - 異質性とイノベーション

          (家の近くに、真っ白で美しい桜が咲いていました。見たことない種類だけれど、思わずカメラを持ち出して残しました!) 私は、セーターが苦手だ。 感覚的なものだが、無理やり理由を挙げるならば、分厚くて身体が動きにくいのに、その制約と比較して暖かさをあまり感じにくいこと、また直接肌に触れればチクチクかゆいし、直接触れていなくても、何となくかゆく感じてしまうこと、ケアが面倒なこと等がある。 それなのに、昔、海外のコミュニティーのイベントであるUgly Christmas Swea

          「こころ、揺れる」 - 異質性とイノベーション