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表があるから裏がある。光があるから影がある。

思い通りになる事を一つ作り出すということは

思い通りにならないことを一つ作り出すという事

・・・・(;゚Д゚)

???

 

いきなり何?

ですよね。

 

経済の成長とは、

人の欲望を叶えること。

 

この世の中は、経済成長してきて、

お金という道具を使って、

人々の様々な欲望を叶えることが出来るようになった。

様々な欲望を叶えることによって、経済が成長してきた。

 

経済の成長→良いこと
成長→良いこと

という風に、一方向に光が当たりがちなのですが。

 

実は、光が当たるという事は、影が出来るという事でもあります。

 

今日は、その影についての話。

 

沢山の物に光を当てることは、とても良いことなのですが。

物に光が当たったということは、影が出来るという事でもあるということを、知っておいて損はありません。

 

というか、そういう世界だと知っておく必要があります。

 

そうしたら、光の場所も、影の場所も
存在するという事が分かる。

 

影にいることを嘆く必要もないし、
その影が出来るのも、光を当てたからなんだなと分かる。

 

影が受け入れられるようになる。

 

では、もう一度、

 

思い通りになる事を一つ作り出すということは

思い通りにならないことを一つ作り出すという事

 

経済の成長とは、

誰かの欲望を叶えること。

 

思い通りになる事を、一つ一つ作ってきて、

今の世界が出来上がっています。

 

という事は、裏を返すと、

思い通りにならないことを、一つ一つ作ってきた、

という事でもある。

 

今、目の前にある、思い通りにならないことは、

人間が作り出した物であるという事。

 

今、目の前にある、辛いことも、

人間が作り出した物であるという事。

 

人の成長も同じで、

大切なものが一つできると
それを失う悲しみが一つできる

満足を一つ感じると
不満が一つ出来上がる

 

というように、

全ての出来事は、光が当たる部分と、影が当たる部分に分かれています。

 

光が存在するためには影が必要で、影が存在するためには光が必要。

 

なのに、人はついつい、喜び、楽しみ、嬉しい

を求めてしまいがち。

 

良いことも、悪いことも、どちらが欠けても成り立たないんですけどね。

 

今、悲しいと思っている人がいるとすると、

その前には、絶対に嬉しいを得ているはずなんです。

 

僕は、よく考えるときに、生まれた瞬間のことを考えるのですが。

全く何も持たない状態で生まれてきて。

真っ白な状態で生まれてから、
感情は、この世界の経験で出来上がる。

 

プラスがあるからマイナスがある。
マイナスがあるからプラスがある。

ブランコが揺れるみたいに、
前に揺れたり、後ろに揺れたり

揺れた分だけ、逆にも揺れる。
そうやって生きているわけです。

 

でも、一番最初の、
生まれた瞬間はゼロなのかな?
それともプラスかマイナスか?

どっちかに揺れているのかな?

 

お母さんの子宮口を通って生まれてくるときは、
一番辛い経験を、一番最初にするなんて言われています。

そうすると、生まれた瞬間は「快」から始まってるのかな?

一番最初に感じるのは「痛い」なのかな?

なんて考えたりします。

 

僕たちが、

嬉しいを感じているのは、嬉しくないがあるからだし

楽しいを感じているのは、楽しくないがあるからだし

 

絶対にプラスとマイナスがあって、

ブランコみたいに前に行ったり、後ろに行ったりして、

生きている訳なんだけど。

 

その揺れの最初は、なんだったのかな?

って思う訳です。

 

最初に揺れがない限り、ブランコは動き出しません。

その最初のきっかけ。

 

ブランコが動き出すきっかけになるもの。

それが、僕は欲かな。と思っていて。

 

誰もが感じることのできる、

痛いとか苦しいとか。
それを避けたい、という欲。

お母さんに抱っこされていると
安心する、嬉しい、という欲。

 

その感覚が、ブランコの揺れの始まりになっているのかなと

 

ということはですよ・・・

痛いとか苦しい、安心するとか嬉しい

によって、僕たちの人生は出来ているわけです。

 

安心するとか嬉しいに注目されがちなのですが、

痛いとか苦しいだって始まりになっている。

 

「痛いとか苦しい」って大事じゃん(‘ω’)ノ

ってならないかな(^▽^;)

 

光と影の影の部分にも、その存在価値はありますから、

今、影にいたとしても、それは光のために必要なこと。

 

この世の中の出来事は、目の前に起こる出来事は、

必要なことなんだなって。

そう思えたら、どんなことが起こっても、

受け入れられる。

 

目の前の世界が、生き生きと感じられるのかなと思います。

影にいること、影を感じることは、

光の部分があるという証明になっているという事です。

 

だったら、影の部分を楽しんでしまいましょう。

結局、何も持たずに、この世を去るわけですからね。


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