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メディカル英語<基礎知識>上肢部位編

身体の部位を指す英単語集。今回は文字通り身体の各部位編です。
今後、方向を示す英語や怪我の名前などを紹介していきますので、是非こちらの英単語を覚えてもらって、問診や触診、スペシャルテストに役立ててください。
身体の部位と一言に言ってもかなり多いので、今日はひとまず上肢を紹介します。


一般用語 lay language

肩:shoulder
肩甲骨:shoulder blade(s)
肩から先の腕全部:arm
上腕:upper arm
前腕:forearm
手:hand
指:finger
親指:thumb
人差し指:index finger
中指:middle finger
薬指:ring finger
小指:pinky finger, little finger
手のひら:palm
指の爪:fingernail
親指と人差し指の間:the web of the hand
拳:fist
指の付け根の関節の並び:knuckle

ちなみに、身体の部位のことを話すときは、その患者さんの身体の部位は限られているので、the handやthe right index fingerのようにtheという冠詞がつきます。もちろん、話している相手の右の親指を指す場合your right thumbでもいいです。

ネイティヴの人が喋っていると、複数形か単数形か聞き取りにくいかもしれませんが、実は彼らは数をとても意識して話しています。なので、例えば「肩甲骨を寄せてみて」と言いたい時は当然2つの肩甲骨を寄せてと言いたいので、"squeeze your shoulder blades together"のように複数形にして話すことを意識してみてください。

親指と人差し指の間のスペースは、水かきを指すwebと言われます。AT同士で勉強中に、手の当て方を説明する時などにたまに出てくる言い方なので、載せておきました。the web space of your handなどでも通じます。

あとは、拳を作ると指の付け根の関節の並びがボコボコと浮き出てますよね。人差し指から小指までのMCP関節の並びです。そこをKnuckleと言います。発音はKがサイレントなので、ナックルです。

専門用語 medical terminology

今回は、ほとんど一般用語と一緒なので、違うものだけ紹介します。

肩甲骨:scapula
肩から先の腕全部:arm (upper extremity)

腕全部を上げてほしい時などは"raise your arm"というように、腕全体のことをarmと言いますが、上肢と言いたい時は"upper exteremity"になります。
上肢の怪我はupper extremity injuryです。ちなみに、こちらも両腕を指したい時は、"upper extremities"と複数形にしてください。

*extremityは腕や脚を指す言葉なので、下肢はupperの逆のlower extremitiesとなります。


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