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誰もわかってくれない。現代詩。

叫んだ。

ただ

叫んだ。

誰もわかってくれないと。

ただ

叫んだ。

ただ

叫んだ。

くだらない帳の中で。

几帳面な『』

ずれる認識に

渡る重複。

僕はといえば

わかってくれないと

駄々をこねる

馬鹿者です。

幼いときからわかってた。

わかりすぎていましたと

なんどという。

その中で知ったかぶり

なるほどね。

理解なんてもんわ。

おとぎ話ですかね。


ねえ。

先生。

あなたは

私に

手取り足取り教えてくれた。

いまさらになって。

わたしを知らないとは。

必ず言えないと知っている。


叫んだ。

ただ

叫んだ。

誰もわかってくれないと。

ただ

叫んだ。

ただ

叫んだ。

くだらない帳の中で。

几帳面な『』

ずれる認識に

渡る重複。

僕はといえば

わかってくれないと

駄々をこねる

馬鹿者です。


叫んだ。

ただ

叫んだ。

誰もわかってくれないと。

ただ

叫んだ。

ただ

叫んだ。

くだらない帳の中で。

几帳面な『』

ずれる認識に

渡る重複。

僕はといえば

わかってくれないと

駄々をこねる

馬鹿者です。


それを

好きと言ってくれる。

あなたは

ぼくよりも

馬鹿者ですか。

それなら

なおのこと。

それ以上に

愛せそうですな。


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