広路なゆる

WEBを中心に活動するラノベ作家兼マンガ原作。 https://twpf.jp/cra…

広路なゆる

WEBを中心に活動するラノベ作家兼マンガ原作。 https://twpf.jp/crazy_i_scream

マガジン

  • 小説専門の拡散マガジン~小説家になろう!~

    • 1,112本

    小説専門の拡散マガジンです。 小説家を目指す人におススメ。 エッセイ、日記、コラム、小説に関する記事を載録しています。 小説家を目指してる人は、気軽に声をかけてみて下さい。

  • ゴブリンでもわかるゲームプログラミング

    読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説

  • 大人の楽しい魔物狩り……狩られ

    オリジナル小説です。 (筆者は三作書籍化している作家です。) そんなに長くないので軽い気持ちでお読みいただけると幸いです^^ 【あらすじ】  冴えない平社員《平吉》ら会社のフロア全員……総勢二百名は、ある日、灰色の何もない奇妙な部屋に拉致される。そこで、「スキルをやるからゲーム感覚で世界を救え」と世界救済を強要される。  しかし、世界救済として実際にやらされたのは荒廃した都市で、謎の魔物《キメラ》を討伐していくというものであった。  かなしいかな、各人に与えられるスキルは現世における能力に応じたものであることが告げられる。平社員である平吉は平凡能力《シールド》を得るが、ゲーマーであった平吉は、いち早く順応していく。  ハードな世界で逆境に抗い、奮闘しながらも、次第に世界の違和感が明かされていく。

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「セイクリッド・トレジャー」1話

●あらすじ AIが世界をゲーム化。全人類には世界ランキングが! そんな世界に1%より上位の弟(凪人)、半分より下位の兄(エンジ)の兄弟がいた。 エンジは優秀な弟に劣等感を抱いていた。 ある日、二人は強力な魔物と遭遇。エンジは凪人を守り死亡する。のだがエンジはカプセル内で目を覚ます。 彼は自分が人間体験プログラム中の天使だったことを忘れていた。 後日、再び魔物に襲われた凪人の元に禁忌スレスレで武器として復活したエンジ(別の姿)が降臨。 難を逃れた凪人はエンジ蘇生の報酬のため

    • 「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第40話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

      本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  翌日――  昼休み。  1年1組はざわついていた。 「アイシャ様だ……」 「生アイシャ様……やべえ……お美しい……」 「おい、お前……ファーストネームで呼ぶなんて不敬だぞ……!」  アイシャ・イクリプスが来ていたのである。  ユキが編入した初日依頼の来訪である。  その目的は…… 「ユキ、聞いたぞ。野外演習で……」  野外演習でトップの成績を取ってしまったユキ

      • 「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第39話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

        本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  「ナゼハズレタ……?」  やはり、ゴブリンも腑に落ちない顔をしている。  だが…… 「チクショウガ……ダガ、ヨリツヨイ、チカラデ、ネジフセルマデ」 「っ……!」 「ワガサイキョウノマホウ……〝ホトバシルツブテ〟ェ!!」 「……そんな……」  ルビィの口から絶望が漏れる。  ゴブリンの周囲にはこれまでにないほどの大量の石礫が発生している。 (やべぇえ! すげ

        • 「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第38話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  岩石の弾丸が無慈悲にルビィに襲い掛かった。  そして、ズゴォオオンと巨大な音を立てる。 「…………?」  あれ……?  ルビィは疑問に思う。  まだ生きてる……?  岩石はルビィの横、すれすれを通過し、事なきを得ていた。 「ゴ……?」  ゴブリンも不思議そうに首を傾げる。  確実に命中させるつもりであった。  攻撃する側、される側の違いはあれど、ゴブリンと

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        「セイクリッド・トレジャー」1話

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        • 「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第39話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

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        • ゴブリンでもわかるゲームプログラミング
          40本
        • 大人の楽しい魔物狩り……狩られ
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        記事

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第37話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 「ハハ、オモロ……ムシミタイダナ」  ゴブリンは嘲るように笑いながらも、その手のひらに魔力を込め、その力をスパに向けて解き放たんとする。  と…… 「〝瞬く炎よ―― 奔れ 瞬炎〟」 「ゴ……? グワッ!?」  閃光のような炎の筋がスパとゴブリンの間を駆け、ゴブリンは炎を受け、一歩、後退する。 「〝力水よ―― 押し流せ 搬水流〟」 「お? おぉおおおお……うわぁあ

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第37話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第36話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 「うわぁあああああああああ!!」 「「「っ……!?」」」  叫び声が聞こえた。 (……なんだ?) 「誰かが襲われたか?」  オーエスがそんなことを言う。 「……行くよ」  すぐに、そう言ったのはルビィであった。  それはユキにとっては少し意外であった。ルビィは他人にあまり興味がなさそうであったからだ。 「「了解」」  オーエスとユキは同意し、声がした方へ向

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第36話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第35話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  そのころ――  ぶひぃいいいいいい!! 「おぉおおお! 流石です、スパくん」  スパ・ゲッツェコードが所属するチーム10でも順調にイッカク・ファング5体の討伐ノルマを達成していた。 「このくらい、できない奴は入学すらできていないだろう。教師どもが見ているのはここから先だ」  スパはチームメイトにそんなことを言う。 「えーと、それじゃあ、スパくん、これからどうする

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第35話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第34話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 「それに、ルビィ嬢、もう一つ間違いがある。魔法補助具じゃない」 「えっ……?」 「魔法具って言うんだぜ?」 (それも呼び方変えただけだけどね…………だけど……)  呼び方を変えただけ……確かにそうであったが、そうであっても……  魔法具と呼んでくれたアイシャ様の敬意に報いたい―― 「実行……!」 「え…………?」  ルビィは驚きの声をあげる。 (くらえ……! 

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第34話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第33話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  山岳地帯内部――  死者や重症者も出ることがあるという野外演習は思いのほか、ぬるっと開始されていた。  5分間隔で、各チームが山岳地帯へと入っていく。  チーム9であったユキのチームは最初のチームの開始から40分後にスタートということだ。 「おい、貴様……」 (……?)  スタート直前、ユキは後ろから声を掛けられる。  すらっとした高身長で、パーマのきいた金髪

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第33話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第32話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  2週間後――  山岳地帯、入口付近の広場にて―― 「えぇ~~、これより魔法学……前期日程の野外演習を始めるぅ」  魔法学のおじいちゃん教師が一年一組の生徒たちの前に立ち、しゃがれた声を振り絞る。 (あぁ……憂鬱だ……)  その日、ユキは憂鬱であった。  なぜなら、その日は一日丸々使った魔法学の〝野外演習〟の日であったからだ。  この日はユキが所属する一年一組に

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第32話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第31話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  ユキが連れられてきたのは、野外にある倉庫のような建物であった。 (ひょっとして……) 「ここは倉庫ですー!」 (おぉ……!) 「冷蔵倉庫の試作をするため専用に、断熱素材を駆使して、準備しちゃいましたー!」 「おぉお! すごいです!」 「うむうむ」  ソレハとオーエスは満足そうだ。 「というわけで、早速、中の視察をしてねー」 「はい」  ソレハとオーエスに

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第31話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第30話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 「ユキ……ユキ……」 (ん……?) 「ユキ……大丈夫か……?」 (んんん……? この声は……アイシャ……様……?) 「ユキ……こんなところで寝ていては風邪をひくぞ……布団を敷いたからせめてこっちで……」 (りょーかいです……あ、そうだ……弾の同時……同時発射ができるようになったんだった……アイシャ様に報告……しなきゃ……同時……同時……) 「発射できますぅ」 「

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第30話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第29話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 //////////////////////////////////////////// class Shot{  // 要素の定義  count // カウンター  time // 射出時間  interval // 射出間隔  angle // 射出角度  position //射出位置  size // 大きさ  power // 威力  attribute // 属

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第29話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第28話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  初日こそ無才をディスられたり、一転、アイシャ様襲来で驚かれたりで、精神を揺さぶられたユキであったが、その後の学園生活はぬるりと進んでいく。  午前中から昼頃まで授業。  その後は、研究開発室での活動だ。  研究開発室での活動について、  今まで、ユキが魔法出力変更のために改造していた魔法論理……下記のようなコード…… //////////////////////////

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第28話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第27話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。  翌日―― 「おー、おはよう、ユキくん、眠そうだな」  学園生活二日目。  授業が始まる前の教室でオーエスがユキに話しかける。 「あ、あぁ……」 「おいおい、ひょっとして初日から、かっ飛ばしたのか?」 「え、う、うん……まぁ、流石に徹夜はしなかったけどさ……」  ユキは深夜二時まで、作業していた。  なかなか思い通りに解析が進まなかったのである。  うっかり初

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第27話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第26話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~

          本作は連載作品です。第1話は下記です。 気に入っていただけたら↓に「スキ」いただけると嬉しいです。 (……なんかなー、スプリンクラーみたいな感じに出せたらいいのになぁー)  ユキはふと、前世にあった散水機のことを思い出す。  装置を中心に3~4方向に対して、回転するように水を撒くものだ。 (スプリンクラーって、なんかついついぼーっと眺めちゃうんだよなー。でも……あれを真似するためには……今、知ってるパラメータだけじゃできない)  スプリンクラーの水の動きを真似するには

          「ゴブリンでもわかるゲームプログラミング」第26話 ~読むだけでゲームプログラミングがなんとなくわかるようになる謎のファンタジー小説~