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小島 淳|コピーライター&編集ディレクター|
2022年6月3日 17:57
キャッチコピーがない広告を掲載してしまったことがある。もともとなかったのではなく、あるはずのものがなくなったのだ。校了までそれに気づかずに掲載された。どこに行ったワタシが書いたキャッチコピー。入稿するときに、キャッチコピー部分の印画紙が版下から剥がれてしまったらしいのだ。もちろん色校正は出稿された。キャッチコピーがないままだ。それを見逃して戻してしまった。見逃したのはワタシだけではない。代理店
2022年5月31日 16:54
「あなたがいるなら、この仕事は降りる」こんな気持ちになることはたくさんあるだろう。ワタシだってある。多くの人は、その気持ちを胸元にしまいながら何とか仕事をしている。それがオトナというものだ。でも、そうじゃないオトナもいる。実際にこのセリフを言われたことがあるから間違いない。今回のしくじりも前回と同じ案件だ。科学シンポジウムの企画・制作・運営。あれから数年たち、ワタシもそれなりに経験を積んだ
2022年5月30日 13:54
前職の編集プロダクションに入社して2年目、書く力もビジネスキャリアもほとんどない小僧だったころだ。ある科学シンポジウム企画の一担当者として、登壇予定の大学教授のところへ事前打ち合わせに行った。タイミングよく東京で学会があるので、宿泊先のホテルで会いましようということになった。場所は忘れもしない、竹橋にあるKKRホテル東京である。事前に登壇OKの返事はもらっていた。会う目的は、スピーチ内容のざっ